圧縮して締めるという行為は「変形」させることと同義。

変形には2種類あり「弾性域」と「塑性域」という。
ボールペンの芯や金属の定規などをくにゃっと曲げる様子を
イメージしてもらうとわかりやすいが
・弾性域とは加えた力を取り除いたとき元の状態に戻ろうとする領域
この弾性域の限界を超えた力を加えてしまうと
・塑性域へと移行して、加えた力を取り除いても完全に元には戻らないで曲がった状態となる

弾性域ではバネ性を有し、塑性域ではバネ性を失う。
締めるという行為は弾性域から塑性域へと近づける行為であり
塑性域に突入させてしまうわけではない。