>>27
フロートボートの流用だと
本体部分の浮力が無いので浮力体としては不向きですね

邪魔になるロッドケースとかペットボトルとかダンボールでもなんでも良いので
下図のような構造に作ります(エレキ搭載型の例)それを原型としてFRPで型を作って製作します
台形の部分が浮力体、H型やフロートボートと殆ど同じ構造です
『。』の部分が接続パイプです(AAズレたらごめんなさい)
___。__________/。__。__。元。__
\____________________________/
\________________________/
中央上部の/は背もたれです

パイプでの連結で、双胴船構造
その間に座面とエレキ取り付け部とバッテリー搭載部、ストレージがある形です

一番左のパイプだけは、万が一の時に取り外し出来るようにして下さい
足を上から乗せれば速度も出ます
移動はエレキ、ポイントに着いたら足ヒレで無音で向きを変えたり微調整です
風や波にも流されにくくなるし安定します

前にもエレキで進めますが
前進中に波で足を水中に下ろすと大きな抵抗が急に生まれ、つんのめるようになるので
微速前進ならともかく、基本は普通のフローター同様に後ろへ進む方が安全です

フロートは貼り合わせのモナカ型で、下部はあえて貼り合わせ部分を出るようにすると
キール、竜骨として作用しリブになって強度も出ますし、水を切って直進安定性が出ます
車から釣り場まで引きずってもそこだけ当たるので、多少雑に乱暴に扱っても平気です

万が一のフロート内部への浸水を考えて、貼り合わせ接着だけでなく
内部に低密度発泡ウレタンで充填します
多少割れようが穴が開こうが沈まない不沈構造です

フロート上部に穴やU字型のくぼみをつけてロッドホルダー、ペットボトルホルダーを内蔵型にしたり
フタを設けて内部にストレージを設ける事も自分の好きな位置に作れますよ

FRPで安く簡単に作れて高性能です(お金掛けるなら軽量でカッコいいカーボン製も作れますよ)
長所だらけですが、デメリットは空気膨張式では無いので、フロート部分がガサばる点です
ルーフキャリアに載せてネオプレンシートやヨガマット被せてマリンカーペットや当て布被せて
ラッシングベルトで締め付ければ車内に人も荷物も積めますよ
カートップと違ってメチャクチャ楽です、フローターよりも準備が楽で気軽に移動できます
車内に入れる場合でも水切れや汚れが付きにくく、タオルで水を綺麗に拭き取れます