https://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/kadai/conducting_project.html
平成29年度 研究実施課題一覧表

遺伝情報解読ブレークスルーを活用した「種の保存法」指定種の最適保全管理
http://www.erca.go.jp/suishinhi/seika/pdf/seika_2_05/4-1605.pdf
国内希少野生動植物種は同法の施行以来 20年で90種が指定されてきたにすぎなか ったが、
2020 年までに 300 種を新規指定するという意欲的な目標が設定されたが、
その反面、指定に よって盗掘圧が上昇し絶滅に拍車がかかるという懸念や、域外保全、有害遺伝子、適応能力、遺伝子汚域外保全、有害遺伝子、適応能力、遺伝子汚
染、保全単位など、適切な保全のための遺伝情報が不足しているという問題がある

【研究課題名】琵琶湖における有機物収支の把握に関する研究
http://www.erca.go.jp/suishinhi/seika/pdf/seika_2_06/5-1607.pdf
在来魚が減少している主な原因には、外来魚の捕食や治水・圃場整備による生息・産卵環境の喪失があるが、
近年は水産関係者からアユの餌不足も指摘されるようになり、
在来魚介類の復活には、生食連鎖における下位生物の生産量やそれを支える栄養塩や有機物も考慮する必要がある


遺伝子制圧技術による外来魚の根絶のための実証魚の開発
http://www.erca.go.jp/suishinhi/seika/pdf/seika_2_05/4-1703.pdf

“遺伝子制圧技術”は、遺伝子編集技術を用いて雌の妊性機能を低下させ、
それにより集団の繁殖率を漸減させて次第に野生集団サイズを小さくし、最終的に根絶させる革新的手法で ある。

本技術開発は国際的取組みである COP10 で定めた愛知目標において、2020 年までの短期目標 「生物多様性の損失を止める効果的かつ緊急な行動の実施」の達成に向け、
緊急かつ直接的な行動とし位置づけられる。

また本技術の原理は外来魚だけでなく幅広く侵略的外来種に汎用できるため、
社会 的に大きな波及効果も期待される。