遡れば80年代の話、関西ではその頃すでにダムや溜池でバスが繁殖していて陸から釣ってたんだけど、そんな中から水上デビューを試みた者が出だした。
ただ当時の水上ユニットは入手が困難なアルミボート、釣具店で売ってるアキレス製ゴムボート、自作フローターの三種類だった。
当時はどれも敷居が高かったけどそれでもゴムボートがまだ入手しやすく少しづつ広まっていった。(まだ手漕ぎだけどね)
何がいいか悪いかなんてわからない時代だから農業用の溜池にゴムボート浮かべてた輩もいたよ。
90年代に入りアルミボートの流通販路も確定しだしバス釣りのボートスタイルが確立していく中で、関西では従来のゴムボート文化も生き残った。
遅れてブームの来た関東へは確立されたスタイルのアルミボートが受けいられ当時の野暮ったい手漕ぎゴムボートは受け入れられなかったようだ。
以降、関東ではゴムボートは見かけることは余りなく、関西では生き残った。
近年では2馬力未満無免OKということもあり、琵琶湖においてはジョンボートよりも安全性が高いこともあって多くの使用者が存在する。


みたいな流れですな。