1番人気になった佐藤摩弥(26)=川口・31期=が、2番手から3周4角で穴見和正をまくって抜け出し快勝。2年5カ月ぶりで通算4回目の優勝を飾った。デイリー杯は初制覇。
2着は藤岡一樹に競り勝った若井友和。完全Vを狙った永井大介は試走から動きが悪く5着に敗れた。
長らく優勝から遠ざかっていた佐藤が、ついに決めた。次節にSG・日本選手権を控える川口だけに、豪華メンバーになったが、男子レーサーを圧倒するレース運びで、さっそうと抜け出した。
コンマ02のタッチSで佐藤が攻めたが、穴見が1周1角を先取りし、佐藤は2番手で追う展開。3周2角で穴見をまくったが、バックで伸び返され、再び4角でまくりを敢行して突き抜けた。
「いいメンバーだったので、その中で優勝できたのは自信になります。準決から替えた新品クランクで、動きが変わった。忘れていた(優勝の)感触を地元で味わえてうれしい」
2016年5月29日のG2・川口記念以来、2年5カ月ぶり、通算4回目の優勝に最高の摩弥スマイル。今後は20日から山陽のG2・若獅子杯を経て、31日から地元・川口のSG・日本選手権に挑戦。
「SGでもいいSを切って、いいレースを見せたいです」と笑顔で誓った。
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