リチウムイオン電池の寿命は、電池残量0%から100%まで充電する回数「サイクル数」で示されます。一般的なリチウムイオン電池の寿命とされる「サイクル数500回」は、電池を使い切った後に満充電にする作業を500回行える性能を意味します。もし1回の充電で電池残量を50%増やすだけで済ませるなら、1,000回充電できるというわけです。

リチウムイオン電池は、電池残量0%付近と100%付近で劣化しやすいことが特徴です。電池残量が20%の段階で充電し、75%〜85%になったら充電を止めることで、寿命を延ばすことが可能です。