利益率を大幅に引き上げた高価格設定にすることで短期で見た収益自体は押し上げられた。
この部分だけを見て成功とするなら確かに成功。
しかし売り上げ数自体は減少。
生産打ち切りに至ったことを見てもAppleの見立てよりもiPhoneXの販売数は大幅に少なかったことは明らか。
実際に年明けからのランキングからは圏外が続きおそらく今後持ち直すことはないだろう。

つまり一部のマニア層にしか通用しないことが明らかになったわけで永続的にAppleの収益を拡大できるものではないこともはっきりしたと言える。
その意味でこの高価格路線は失敗、ワンチャン戦略で終わるだろう。

真偽はともかく意図的に性能を落とすことであったであろう買い替え需要よる収益確保も今後は見込めず高価格路線も諸刃の剣であることが分かった以上結局Apple船底に空いた穴をふさぐことはできていない。