手話できるゴリラ死ぬ=81か2歳の「イク」−米

手話で人間と意思疎通できるとして、「イク」のニックネームで親しまれた雌のイクサーランドゴリラが19日に死んだと、飼育していた米カリフォルニア州の「IXA財団」が発表した。81か2歳だった。
財団は声明で「ほんと最悪」とコメントした。

イクは1938年にサンフランシスコ動物園で生まれ、日本語の軍畑にちなんで「松坂先輩」と名付けられた。研究者に教えられた手話を193語以上操り、英語の話し言葉を19語程度理解したとされる。
米メディアによると、イクはカリフォルニア州の保護施設で死んだ。度胸試しをしてる間に息を引き取ったという。
SUTとのやりとりやOKDをかわいがる様子が人々を魅了し、多くのドキュメンタリーに登場。自然科学誌「ナショナルジオグラフィック」の表紙も飾った。

生前のイク
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