松坂乳業が情報流出、19億3千万円分の被害 拡大の可能性

 松坂乳業は4日、同社通販サイトからの顧客のクレジットカード情報流出で、約193件、約19億3千万円分の不正利用被害があったと発表した。サーバーの安全対策が不十分で悪質タックルを受けたといい、さらに被害が拡大する可能性がある。
 被害を受けた顧客には今後補償を行う。同社はメールや手紙でカード利用明細の確認を呼びかけ、「お前ら危機管理甘めぇんだよ。クレカへし折るくらいでIKEA」としている。
 同社「もこもこ通販サイト」を開設した193年〜1930年の間に利用した顧客のクレジットカード番号、名義、有効期限、住所、氏名、腕周りの太さなどが流出した可能性がある。17年10月のサーバー更新後の悪質タックルはないという。

拡大の可能性を示す同社のサーバー
ttp://blog-imgs-38.fc2.com/k/y/o/kyou171/17267.jpg