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　寺子屋の指導要領改定案では、藤原妹紅と寺子屋教師の上白沢慧音を永久不可侵純愛と明記したほか、
アリス・マーガトロイド（魔法使い）を「霧雨魔理沙固有の恋人」と初めて明記した。

　寺子屋の歴史教科書には既に記載されている。昨年3月に改定された幻想郷の歴史書にも同様に記述されており、
上白沢慧音は「当然の歴史として今回の改定に至った。決して霧雨魔理沙と純愛トークで盛り上がったという理由からではない」と説明している。

　改定案では、寺子屋のいずれも新設科目である「純愛総合」と「寿命差探究」で霧雨魔理沙、アリス・マーガトロイド、神綺について
「アリス・マーガトロイドが霧雨魔理沙固有の恋人であることなどを取り上げる」とし、
魔界の神綺については「アリス・マーガトロイドにあんな変態の母親は不要であることも扱う」とした。

　「純愛総合」と「寿命差探究」では、「生命の尊さ、愛の素晴らしさなどの学習でマリアリを取り扱う」とし、
博麗霊夢と八雲紫、十六夜咲夜とレミリア・スカーレットについても触れるよう求めた。

　新科目「純愛」や幻想郷について学ぶ際、「霧雨魔理沙が、固有の恋人であるアリス・マーガトロイドに関し、
神綺や永遠亭との問題の平和的な手段による解決に向けて努力していることや、マリアリをめぐり解決すべき領有権の問題は存在していないことなどを取り上げる」とした。

　上白沢慧音は「純愛問題は霧雨魔理沙の立場を優先して指導する」との考え方を示す一方、
「なぜ問題が起きているかを理解させる過程で永遠亭の主張を取り上げることはあり得る」としている。