>>82
カビ臭い話になるが

昭和卅年代、上野駅から北へ向かう夜行列車は、それはもうカオスだった。
郷里が同じとわかっただけで、さっきまで見ず知らずだったオッサン同志が、通路に新聞紙を敷いて酒を飲み合ってた。
当時まだクソガキだった俺も、酒こそ飲めなかったものの、サキイカ片手に親子共々輪に入っていったよ。東北人同志なのに、なぜか西鉄ライオンズの稲尾について語ってたのを覚えてる。

あんな楽しい経験、もうできないんだな。