ラマー・ジャクソンは神だと思っている。

7年ほど前の正月休みに両親とボルチモア市のラマー実家(もんじゃ焼き屋)に
食べに行った時の話。

両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなりラマーが
玄関から入ってきた。もんじゃ焼き屋に似合わないウェストコーストないでたちで。

ラマーが「俺いつもの〜」と言って二階へ上がろうとすると、

店内にいた高校生集団が「ラマーさん!」「ラマジャクかっけー!」「ガチモバイル!」などと
騒ぎ出し、ラーマが戻ってきてくれて即席サイン会になった。

店内に13、4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
サインをしてくれた。

高校生達がラマーの母校ボルチモア学園のアメフト部だとわかったカズは
いい笑顔で会話を交わしていた。

そしてラマーは「じゃあな〜」と二階に上がっていき、店内は静かになった。

私と両親はラマーの気さくさとかっこよさに興奮しつつ
食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(ラマ妹)が
階段の上を指差しながら

「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくださいね」と。

あれには本当にびっくりした。