投げ終わったパサーに対する不必要な乱暴行為はアンネセサリーラフネスではなく、
ラフィングザパサーになると書いてある。最初の接触でヒットする程度なら
おそらく反則にならなかっただろうが、その後の投げ飛ばしが不必要で乱暴、あるいは
「4. パサーを痛めつけようとして,グラウンドにたたきつけたり,身体を乗せたりする行為。」
と取られたんだろうと。よって審判の判定は至極正しい。

ラフィングザパサーとアンネセサリーラフネスの反則の違いは罰則適用にあり、
パス失敗の場合はどちらもスナップ位置から15ヤード+オートマチックファーストダウンで一緒だが、
パス成功の場合はラフィングザパサーなら、パス成功してその後のボールデッド地点から
15ヤード+オートマチックファーストダウンというオフェンスにとってかなりおいしい施行になる。
アンネセサリーラフネスならパス成功か否かにかかわらず、(パス成功前の反則であるため)
スナップ位置から15ヤード+オートマチックファーストダウンあるいは罰則の辞退という選択しかできない