日大アメフット停止継続
「大学の認識甘すぎた」選手父親
毎日新聞2018年7月31日 23時21分(最終更新 7月31日 23時21分)
https://mainichi.jp/articles/20180801/k00/00m/050/165000c

 関東学生アメリカンフットボール連盟は31日夜、東京都内で臨時理事会を開き、
悪質タックルで今季の公式試合出場停止処分を科された日本大の処分を解除しないことを決めた。

 東京都中野区の日大アメフット部の寮に帰った選手らは記者の問いかけにも応じず、沈痛な表情を浮かべた。
選手の父親は「4年生は秋の試合に出させてあげたかった。がっかりです。大学の認識が甘すぎた」と嘆いた。
OBは「学生の青春を奪った。理事長は辞任すべきだ」と訴えた。

 早稲田大の友添秀則教授(スポーツ倫理学)は「学生には気の毒だが、日大の構造が改善されたと言えない以上、
当然の帰結。関東学連の判断を評価したい。改善されない限り、来春以降の復帰も認めるべきではない」と話した。【倉沢仁志】