日大アメフト部、監督とコーチを公募へ OBは除く
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 日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、日大は19日、内田正人前監督らが辞任し不在となっていた監督、コーチを公募すると発表した。

 選考員会による書類選考と面接を経て7月中に決定する。

 条件は大学などの高等教育機関での教育歴、または競技指導経験を有することなどで、年齢は不問。OBは除くとしている。募集は若干名で提出期限は28日。募集要項は英語版もある。

 大学側は新たな指導体制について、外国人指導者を中心に候補者選定を進めている。だが、父母、OB両会には情報が共有されず、一部から不満の声が上がっていた。公募することで、透明性を高めるのが狙い。

 公募について、日大OBの一人は「透明性を高めるパフォーマンスとは言え、やり方として悪くないのではないか。火中の栗を拾うには勇気が必要。熱意のある方にチーム再建を託したい」と話した。

 チームは2018年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止処分を受けており、再発防止策の実施、組織改革の断行が処分解除の条件。日大は関東学生連盟に再建案を提出する予定。(榊原一生)