日大アメフト部OB50代男性が、内田前監督の暴行を「グッディ!」で証言
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 日大アメフト部OBの50代男性が29日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月〜金曜・後1時45分)にVTR出演し、昨夏、日大・内田正人前監督(62)から暴行を受けていたことを赤裸々に語った。

 番組の大村正樹(51)フィールドキャスターが28日、30年前、当時コーチだった内田前監督と選手の関係だったというAさんにインタビュー。

 Aさんの息子は有力アメフト選手だったが日大の付属高校ではなかったこともあり、日大以外のアメフト強豪大学への進学を決意したという。
だが、その情報を聞き入れた内田前監督から、息子の高校の監督経由で日大アメフト練習場に呼び出された。

 内田前監督から「OBの息子なんだからなんで(日大に)来させないんだ」と問われたAさんは謝罪し、「息子も他大学に行くのが決まっていましたので…」言い返さなかったという。
しかし、内田前監督は場所を移し、一方的にAさんに殴る蹴るの暴行を振るったという。

 同年代の大村キャスターは「50代のお父さんが監督に暴力を受けたということですか?」と聞き返すと、Aさんは「『ふざけんな』という形で手が出て来た。
口の周辺とあと蹴りが何発か合計5発前後…。結果としては口の中が切れています。事実です」と告白した。

 Aさんは「私もこんな年になってまで、『シメられる』とは思っていませんでした。正直、頭にきました」。
大村キャスターが「立派な事件ですよね」と聞き返すと「事件と言えば事件なのかもしれないですけど、私としましてもその辺で、例えば訴えるとか告発するとか、そういう手も当時はあったと思うんですけど、現役の選手たちに迷惑をかけたら申し訳ないと思った」と振り返った。

 最後に「まず現役選手たちが、またフットボールをできることを願っての今回のお話で、正直に言いまして、内田監督が何らかのかたちで学校に残るようになれば、それはそれで部にかかわってくる可能性が将来的にあるので、
潔く全てから立ち去って頂いて、監督自体もOBなので、部が復活してくれることに協力していただきたい。選手を守って下さい」と同大学アメフト部OBとして訴えた。