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【日大の闇】悪質タックル問題の元凶は、日大・田中理事長体制

「日大の声明にはあきれ果てた。ずっとフェニックスを応援してきたが、いったん廃部したほうがよいのではないか」。

日大出身で、政官界に幅広い人脈を持つ大物OBがそう吐き捨てた。OBが憤るのには理由がある。今回の日大の対応が、
大学理事会を牛耳る田中英壽理事長の恐怖政治と表裏一体とみているからだ。

元凶は、裏社会とのつながりが噂される田中理事長体制
 
学校法人日本大学の理事長に体育会出身者が就くのは、田中理事長で3人目。1940年代に4代の理事長や
会頭・会長を務めた古田重二良氏(柔道部出身)が最初の体育会出身理事長で、8代にはボクシング部出身の
柴田勝治氏(日本アマチュアボクシング連盟会長、日本オリンピック委員会委員長など)が就任した。
その後、3代続けて学術畑出身の理事長が続いた後、2008年に12代理事長に就任したのが現在の田中理事長だ。
 
田中理事長は69年に日大を卒業して、同大学に入職。保健体育事務局長や校友会会長を経て常務、
理事長と階段をのぼってきた。日大相撲部の現役時代は学生横綱、社会人ではアマチュア横綱にもなり、
日本オリンピック委員会(JOC)や日本相撲連盟の要職も務めるなど、「日大体育会のドン」として君臨してきた。
 
日大HPに掲載された写真でわかる通りのコワモテで知られるが、田中理事長の写真をめぐっては一時期、
キナ臭い噂が流れたこともある。米国のニュースサイトに、田中理事長と司忍(篠田建市)6代目山口組組長
とのツーショット写真が掲載されたのだ。写真の真偽は不明だが、検索サイトで田中理事長の名前を入力すると、
国内最大の指定暴力団トップが表示されるという異常な事態になっている。
 
大学関連の工事業者から金銭を受け取っていたと報道されたこともあり、本来なら学校法人の理事長として
適格性が問われる「はず」だ。しかし、田中理事長の座が揺らぐことがないのは、体育会特有の暴力性と
押し出しの強さで理事会を牛耳っているからだ。実際、日大の理事長選は怪文書が飛び交うキナ臭い
ものになっているという。
 
その側近中の側近といわれるのがアメフト部監督の内田正人氏。アメフト部は日大体育会のなかでは新興勢力だが、
篠竹幹夫監督のもとで黄金時代を築いたことで学内権力を握るようになった。
 
冒頭の日大OBは、大学と裏社会が関係を持つようになった背景に、60年代の日大紛争があると話す。
 
「日大は学校のボディーガードとして在学生を雇っていたが、そのなかにはヤクザの息子もいた。
当時、ヤクザの息子が行くのは国士館か日大と言われており、その時の腐れ縁が今も続いているのだろう」。
 
全国の日大OBは、誇りでもあった日大フェニックスの今後について、健全なかたちで「復活」することを
固唾を飲んで見守っている。

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