アメフット悪質タックル問題 監督指示は「あり得ない」日大が全否定

日大の広報が16日、デイリースポーツの取材に応じた。問題のプレーが内田正人監督の指示によるもの
であったという一部報道もあるが、担当者は「それはあり得ない」と全面的に否定した。
 
日大は、関学大からの抗議文に対し、15日に回答を提出した。文書の内容については明かさなかったが、
日大側は内田監督をはじめ指導者、選手に聞き取り調査をしたという。その上で、指揮官が危険なプレーを
指示したとされることについて、「指導者も選手も誰もそんなことは言っていない」と断言。「試合の中で
あくまで偶発的に起こったアクシデントだと認識している」と、あらためて故意によるプレーではないとの
認識を示した。
 
内田監督は問題が起きた試合以降、対外試合を含めて公の場に姿を現していないが、担当者は「(指揮を)
自粛しているわけではなく、仕事などが忙しいので現場はコーチに任せている」と説明。また、反則を犯した
守備選手は現在休養しており、練習場にも合宿所にも姿を見せていないというが、同選手が退部の意向を
示していることについては「そんな事実はない。現在も部員です」と否定した。

https://www.daily.co.jp/general/2018/05/16/0011261292.shtml