過去にNFLでも。日大アメフット悪質タックル問題への処分はどうすべきか? | THE PAGE(ザ・ページ)

現時点での問題がどこにあるかは東大のアメフット部がホームページ上に掲載した
【日本大学との試合見合わせにつきまして】という三沢英生監督と、森清之ヘッドコーチが
連名で記したコメントに集約されている。

「(前略)これは、選手生命は言うに及ばず、生命そのものを脅かしかねない危険な行為であり、
同一選手がその後も反則を繰り返して資格没収となったことと併せて、言語道断と言わざるを得ません。
当該選手に対して、連盟から暫定的な出場停止処分が下されましたが、指導者を含めての正式な処分や
再発防止策が講じられていない以上、日本大学と試合を行うことは、現段階では難しいと考えます。
実際に、日本大学と試合を行う予定であることに対して、チーム内外から心配の声もあがっております。
私どもコーチ陣は、選手の安全や生命を守ることを第一に、日々指導を行っております。
今回の件の重大さを、関東学生アメリカンフットボールにかかわるすべての関係者が認識し、
選手の安全が担保される状況になることを、心から願っております」
 
なぜ起きたかの問題追求、そして、今後、このような問題が2度と起きないようにするにはどうすべきか、
の2点について当事者の日大と統括団体である関東学連が早急に調査を進めて対処しなければならない。
 
学生スポーツの存在意義を問われているのだ。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201805/0011256271.shtml