日大問題が再燃の兆し
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日大問題が再燃しそうである。先日は日大アメフト部が1年ぶりの対外試合で完勝したというニュースをやっていた。
もとより実力はある運動部だから、完勝しても何もおかしくはない。

問題はあの危険タックルが誰の命令で行われたか?そして、その後の学校側の二転三転の説明と、学生に責任を押し付ける無責任さ(対照的に学生の潔さ)、
執行部の他人事のような説明と責任感のなさ、そして未だに説明責任を果たさない田中理事長。

これに対して教職員組合も何もしないで手をこまねいていたわけではない。
しかし、ダントツに強い執行部の権限の前に、内部からの改革は殆ど不可能に近かったのである。

しかし、関係者の皆さんの「文科省への陳情」が実り、私学助成金の35%カットが実施されたのである。
OBの皆さんも積み上げてきた実績が助成金の成果になってることは重々承知はしてるものの、社会からあれだけ批判されたにも関わらず、
トップが全く説明責任を果たさないということは、社会から「全く反省していない」と見られるのではないか?

或は日大のトップは「説明能力もない」のか?と思われることが嫌だったのであろう。
それ以上に、田中英壽理事長一強が生んだ多くの弊害が殊の外浸食していて、そこに気付き始めたようである。

確かに学問の府である大学にあって、教員のトップである学長が、職員の長である理事長より下というのは、見た目にはおかしい。
本来は両輪であって、表向きには学長をトップとすべきだろう。

大塚学長の田中理事長を庇う発言や態度は真に滑稽だった。あの時に、文科省は指導すべきだったのである。
それに我慢ならぬと、いよいよ日大OB・教職員らが立ち上がったのである。

その発表会が文科省記者クラブであったので出席してきた。「新しい日本大学をつくる会」である。感想は後日に書きます。


記者会見資料(要望書.その他)
http://dp45133329.lolipop.jp/nichidaitukuru066.pdf


関連ニュース
日大教職員が理事長提訴へ - 産経ニュース -
http://www.sankei.com/affairs/news/190507/afr1905070023-n1.html

日大元副総長らが「新しい日本大学を作る会」設立 執行部に慰謝料請求へ : スポーツ報知
http://hochi.news/articles/20190507-OHT1T50135.html