https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00000011-jct-ent
無防備な相手の背中にタックルを... アメフト名門・日大、
異常な危険プレー連発で処分

試合冒頭、日大のディフェンス選手がラフプレーを連発。
パスを投げ終え無防備になった相手クォーターバック(QB)
に背後から走り込んで強烈なタックルを加えるなど反則行為をし、
試合開始から5プレーでこの選手は退場処分となった。

 試合の模様を報じた6日の共同通信の報道によれば、
この日大選手が退場したのは、
試合中に口論となった相手選手を殴ったためだという。

プロ選手も「このまま流されるべき問題ではない」

さらにファンの間で問題視されたのは、ニッカンスポーツ(ウェブ版)
が6日夜に伝えた、日大の内田正人監督のコメントだ。記事によれば、
内田監督は問題のプレーについて、

  「選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない。
やらせている私の責任」

と話したという。この談話にはニッカン記者も驚いたのか、
「(内田監督は)独自の持論を展開した」との表現でコメントを紹介している。

 今回の日大選手のプレーと内田監督の談話については、アメフトの国内
プロリーグ「Xリーグ」IBMビックブルーに所属する栗原嵩(たかし)選手も
7日のツイッターで、

  「この子の勝手な暴走なのか、チームの指示なのか。このインタビュー
だけ見ると色々心配になる。危険なラフプレーと激しいプレーは全く違う」

と苦言。続くツイートでも、「これはこのまま流されるべき問題ではない」
として、連盟に対しても「動いてほしい」と訴えていた。

日大アメフト部も同日に公式サイトに謝罪文を掲載。「今回の事態を厳重に
受け止め、今後はこのようなことがないよう、これまで以上に学生と真摯に
向き合い指導を徹底してまいります」とした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00204411-nksports-spo
ラフプレーで日大選手に対外試合出場禁止 アメフト

同選手は最初の守備でパスを投げ終わったQBに背後からタックルを浴びせて、
負傷退場に追い込んだ。2プレー後に交代したQBにもフェイク後に激しいタッ
クルで、いずれも不必要な乱暴行為として反則となった。さらに2プレー後に
ブロックしてきた関学大選手ともみ合いになり、ヘルメットを叩いたとして退
場となった。

同選手は6月の中国での大学世界選手権日本代表に選出されていたが、
この日までに代表を辞退した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-00000069-asahi-spo
反則3度のアメフト日大選手、関東学連が異例の処分