法政フットボール入部希望の保護者の皆様へ

法政大学体育会アメリカンフットボール部監督の安田秀ーと申します。
法政フットボールは「自由と進歩」を理念とし「自由を生き抜く実践知」を培う為の「場所」であるという事を始めに申し上げたいと思います。
熱く尊い学生生活の4年間で、論理的、体系的に物事を捉え、価値観が多様化する現代を自由自在な発想・ダイナミックな思考で生き抜いてゆく。
その為の「実践知」を厳しい競争を通じて習得する…
我々法政フットボールが目指すものは単純な勝利でなく、人生での勝利です。その為の「在り方」を日々のたゆまぬ努力で手に入れる事です。どんな状況でも法政フットボールを貫き、自分自身と対峙する事で結果は自ずとついてくる、と私は考えます。
一方で、大学スポーツが抱える問題も無視できません。任意団体としての限界、資金管理を含むガバナンス、安全管理体制の確立、専任コーチの登用など具体的な課題も見えてきたのも事実です。
我が部では本場米国のカレッジスポーツをベンチマークとし「日本版NCAA」の発足に向け動き出している政府と足並みを揃えながら上記問題に関して以下の通り対応してゆきます。
・大学における体育局設置の慟きかけ
・外部会計事務所による資金管理体制の構築
・ 大学病院との連携及び法整備も含めた政府への提言
・フルタイムコーチ・トレーナー起用による安全指導体制の確立
ご子息が、アメリカンフットボールプレイヤーとして輝く為に、また一人の人間として成長してもらう為に、我々が持ち得る全てのリソースを最大限に活用し、万全の体制で迎え入れる所存です。
是非、法政フットボールを通じて、ともに成長する人生を歩みましょう。