違法ハーブ保管容疑、社長逮捕=指定薬物、ネットで全国に客―警視庁
時事通信 2月24日(月)17時32分配信
 幻覚作用のある薬事法の指定薬物を含む違法ハーブを販売目的で保管していたとして、
警視庁生活環境課などは24日までに、薬事法違反容疑で、ハーブ販売会社「王国」(千葉
県木更津市)社長の朝日俊美容疑者(63)=同市=ら男女2人を逮捕した。
 同課によると、「指定薬物が含まれているとは知らなかった」などと話し、いずれも容
疑を一部否認しているという。
 逮捕容疑は昨年7月4日、同社内で指定薬物である通称「XLR―11」や「N―エチルブフェ
ドロン」を含む植物片が入った商品計33袋(約110グラム)を、販売目的で貯蔵していた
疑い。
●計画的で強い殺意をにじませる犯行
 それにしても、犯行のすさまじさには驚くばかりだ。大野木容疑者は、現場近くのレン
タカー店で犯行直前に車幅1.8メートル、車長4.7メートルの中型セダン型の車をレンタル
し、およそ15分後に名古屋市中村区名駅1丁目の笹島交差点から歩道に乗り上げて暴走し、
次々と人をはねた。
「現場は、JRと名鉄、近鉄の3つの名古屋駅とデパートが立ち並ぶエリア。乗降客や買い
物客でごった返す名古屋一の人通りに突っ込んだわけです。幅14メートルの歩道を暴走し、
街路樹にぶつかって止まるまで、実に35メートルを暴走しました。県警の取り調べに対し、
大野木容疑者は『アクセルをいっぱい踏み込んだ。ブレーキを踏んだ覚えはない』と供述
しています。実際、歩道上で急加速したことをうかがわせるタイヤの痕がついていました。
強烈な殺意が感じられます」(愛知県警クラブ詰めの記者)
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