■ 韓国産のヒラメで食中毒 調べてみたら寄生虫がうようよみつかる

県内初 ヒラメ由来の食中毒

今月14日、新庄市内の飲食店でヒラメの刺身を食べた5人が下痢や吐き気などの食中毒の症状を訴え、
原因は、 ヒラメに特有の寄生虫とわかりました。
この寄生虫が原因の食中毒が確認されるのは県内で初めてです。
県によりますと、今月14日午後、新庄市内の飲食店で、韓国産の養殖ヒラメの刺身を食べた5人がその日の夜に
かけて次々に下痢や吐き気などの症状を訴えて病院に運ばれ、1人が入院しました。
県によりますと全員快方に向かっていて入院した1人もすでに退院しているということです。
県が飲食店に保管されていた残りのヒラメを回収して調べたところ、
「クドア・セプテンプンクタータ」という寄 生虫が見つかり、食中毒が原因と断定しました。
この寄生虫は、おもにヒラメの刺身に寄生し、全国的に食中毒が相次いだことをうけ厚生労働省は
去年6月、都道
府県などに注意を呼びかけていましたが、県内で確認されたのは今回が初めてです。
県によりますと、国内で養殖されるヒラメは出荷前に寄生虫がいないか検査が行われているということです。

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023681251.html