聴聞会では康氏がジャケットの襟元に着けていたバッジにも質問が及んだ。与党議員から「そのバッジはどこでお求めに?」と聞かれると、
康氏は少し笑みを見せ「先週金曜(2日)にナヌムの家(元慰安婦らが共同生活を送る施設)を訪問した時に、おばあさんたちが歓迎して着けてくれたもの」だと答えた。

康氏をめぐっては、外相候補に指名後、脱税や論文盗用などさまざまな疑惑が報じられ、野党からは指名を撤回すべきとの主張も出ていたが、
今回の聴聞会での発言は、韓国国民にとってそうした問題を帳消しにするほどの効果があったようだ。
ネットユーザーからは「康氏は必ず外相になるべき人」「格好いい」「日本が恐れる康京和を早く外交部長官に!」
「今の外相の尹(ユン)なんとかさんより1000倍はましだよ」といったコメントが多数寄せられている。

また、人事聴聞会の構図を「親日と売国奴vs韓国人の闘い」とやゆするものや、合意について「疑わしいどころじゃないと思う」
「むちゃくちゃな合意だったからね」と主張する声、そして康氏の疑惑を明かし問題視してきたメディアや野党を批判する声も多数あった。