自然界には侵食作用があり、
温度や湿度の変化や気象の変化を受けて硬い岩石も風化し小さくなる。
最後は砂となる。
また風雨によって山は削られ谷が出来ていき、
その谷を風雨の水が流れて川となって流域の大地を削りながら地形を変化させていく。
ときには火山噴火や地殻変動を伴って、その火山灰や土石流が積もる。
現在の地球は絶えず地形が変化しているので、キレイな整合のある地層が出来ることは稀。
だが、キレイに一定の間隔で厚く層を成している地層は明らかに大激変を示している。
このような現象は現代では考えれない。
このようなキレイな整合のある地層は、一部の地域ではなく世界でも存在している。
それは全て共通した時代のよう。
つまり、地球が激変したときの地層はキレイな整合を刻んでいる。
だが、激変後の地層は色や厚さもバラバラ。
これは現代アカデミズムが説明できないこと。
浸食作用が絶え間なく起きている環境では、整合がキレイな地層は出来ない。
見渡す限りの地平線のような1つの大地が世界中に存在したと思われる。
それも今のように陸地が離れていたのではなく、もっと接近していたと思われる。
おおまかに言えば山地などの起伏の少ない1つの大陸があったのだと思われる。
実は整合の地層は、大量の泥水が必要。
水槽で泥と水を入れて混ぜてから時間が経過すると、砂や土が重い順に沈殿する。
泥の成分の中にある小さな種類によっても沈殿する速度は異なるので、
底にはキレイな層が出来る。
このことから、地球上では整合地層が出来るような
「ある時期」に集中して大量の土砂を含んだ水が地上を覆っていたことになる。
この時代が大洪水の時代であると思われる。
現代考古学では、地層の下のものが古い年代とされているから、
その地層から発見される化石などが古いと解釈されているが、
こうして土砂の粒の大きさや重さから順に沈殿していくことを無視している。
これは沈殿速度の差でしかなく、小学生の理科の授業でするような現象すら認めようとしない、
未だに斉一論に凝り固まった人たちは、これをどう考えているのだろう。
斉一論や進化論を崇拝する学者たちは、まるで斉一論教という宗教の信者のよう。