日本相撲協会は29日、名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、
岩内町出身の一山本(本名・山本大生、25=二所ノ関)の新十両昇進を決めた。

中大時代に全国学生相撲選手権16強など実績を残し、
16年3月の卒業後に就職した地元北海道の福島町役場を退職。年齢緩和制限を利用して
、17年1月の新弟子検査に合格した。脱サラして関取の座をつかんだ25歳は
「ようやくスタートラインに立った。これからしっかり稽古して頑張りたい」と、満面の笑みを見せた。