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一方、ドリンコートの屋敷では・・・
ウェリントン夫人「セドリックさん、あなたはどうなの?私とジョニーのこと」
セディ「ウェリントンさんは素晴らしい方だと思いますが・・・。でも僕はメロンおばさんの方が好きです」
ウェリントン夫人「さすがジョニーに長年、お世話してきただけあるベテランのメイド頭ね。あなたの
お父様が小さいときからのことをいろいろ知っているだけあるわ。あなたとお父様のジェイムズさんは
よく似ていますものね」
セディ「ウェリントンさんも僕の父さんのことをご存知なのですか?」
ウェリントン夫人「よーく知ってますわよ。ジェイムズ様は私の夫が生きていた頃、何度か私の屋敷に
来たことがありますもの」
セディ「そうなんだ」
ウェリントン「私はあなたを養子にしたいぐらいだわ。それぐらいあなたのことが好きになったわ」
セディ「ありがとうございます。光栄です」
ウェリントン夫人「これでますます私はジョニーのことも好きになったわ」

ブリジット「(あらまあ、これでメロンおばさんに子供ができたらますますヤバイ方向にいっちゃうわね)」
ブリジットはいろいろ思いめぐらせては、この先のことを案じていた。