国枝にど〜んと1億円だ! 東京パラリンピック車いすテニス男子シングルスで、パラリンピック3度目の金メダルを獲得した世界王者、国枝慎吾(37=ユニクロ)に、衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングが、特別報奨金として1億円を贈呈することを9日、明らかにした。

同社は、贈呈の理由として、「一般的なスポーツとパラスポーツの垣根を越える素晴らしさがあり、パラスポーツの地位向上、パラスポーツが純然たるスポーツビジネスとしても、十分に成立しうる可能性を示した革命的な出来事」であると絶賛した。

国枝は、ユニクロを通じて「最初に聞いたときは、震えてしまいました」とコメントを出し、1億円に驚いた模様だ。しかし、ユニクロとは「09年にプロ宣言をしたわたしに、真っ先に声をかけてくれた」と、10年以上の関係。「この報奨に恥じぬように、これからも良いパフォーマンスを継続していきたい」と活躍を誓った。

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パラスポーツがビジネスとして成立することはない。何故なら、補装具の性能に頼る以外は一般アスリートの迫力に敵うはずもなく、小人プロレスのように観戦価値が低いからだ。東京パラのようなG1級の大会は、物珍しさで感動する視聴者もいるが、飽きるのも早いため毎日観る気にはならない。テニスだけは、四大大会の中に車椅子カテゴリーがあるため恵まれているが、国枝は小山の大将に過ぎない。