バチカンが認めた秋田の「血を流すマリア像」【世界の超常現象F】
週刊実話WEB2021年8月14日

世界各地に存在する「血を流すマリア像」だが、その中でも本物≠ニされ、司教によって認可されたものが日本の秋田県にある。

始まりは1975年1月4日の朝。この聖母像から突如として涙が流れ出した。そして、この日から連日であったり、日数を置いたりしながら、1981年の9月15日まで101回も涙を流したのだ。

また、涙を流す以外にも「芳香現象」や「お告げ」などがあったという。

「B型のヒトの体液」と鑑定
涙が流れるたびにシスターたちがマリア像の前に集まって祈りを捧げ、最後に司祭が涙を拭き取ったとのことだが、
この涙をぬぐった脱脂綿を後に秋田大学と岐阜大学の法医学教室で鑑定したところ、実際に「B型のヒトの体液」だと判定されている。

複数の病を持った人たちが、ここを訪れると治癒する現象もあり、2013年にはローマ教区主催の「聖母巡礼所10カ所」に選ばれた。

現在も、この「秋田の聖母マリア」を一目見ようと、世界中から年間約7000人が巡礼に訪れている。