山といえば小学校の時の先生が山登り好きだったんだよね
林間学校の時だったかに登山時の怖い話してくれたやつ思い出したので書いとくわ
登山知識無いんで単語とかは適当
先生と合わせて5人だか6人だかで冬山登山した時んだと
で、その日泊まる予定の山小屋にあと30分くらいってとこで吹雪にぶち当たっちゃったんだと
リーダーがはぐれたらまずいって言ってロープ出してみんなの腰を縛らせてありのように一列になってそろそろそろそろ
平時なら30分の場所でも猛吹雪の中じゃ果てしなく時間がかかる
しかも隊列組むと後ろの人間は視界が全然効かないから前の人の踏んだ足跡を踏みしめてストックで道作ってって言う作業をひたすら続けるだけ
頼りになるのは先頭のリーダーの目と記憶だけで前から3番目の先生は万一先頭が滑落したら2番目も踏みとどまれないしその時は3番目の自分がロープ切って後ろの人間助けなきゃみたいなこと考えながら先生は歩いてたらしい
それでもリーダーは立ち止まることなくズンズン進んで行きふいにリーダーが「山小屋が見えたぞ!」って叫んだんだって
本当に山小屋だ!さすがリーダーすげえ!あんた最高!ってみんな大はしゃぎでリーダーを賞賛したんだが
「いや俺より前歩いてたあの人にお礼言わないと」ってリーダーが言った
「赤いヤッケ着た男の人が俺の2メートルほど前に居て手を上げながらずっと誘導してくれてたんだ」
でも見渡してもそんな人どこにも居ない
山小屋の中に入ってもそんな人居なかった
…そもそもヤッケなんて雪山で着ている訳無かったんだよな

ってな話を先生がしてくれたんだが小学生の俺は「ヤッケ」がなんだか知らんかった
それどころか単語間違えて覚えてた
他の人に怖い話してやんよ!とずっと俺が言ってたのは「ユッケなんて雪山で着ないよ」

どうでもいいが「赤いヤッケの男」の話は芸能人もしててでも話の内容は全く違ってちょっとゾッとした
同じ人なのかねえ