【初代リーパーの方法(過去の夢)】

俺のタイムリープに使うのは夢の世界、特に深くて夢を鮮明に感じるときに成功しやすい
みんなもたまにあると思うんだけど、起きた時には夢だとわかるんだけど寝ているとときには全く気がつかない
そういう夢を利用する

俺が最初にタイムリープをしたのは一回目の21歳、当時はニートで友達もいないしで散々だった
毎日考えるのはもしあの時頑張っていればとか、昔は良かったとかそういうダメな考えばかり
寝る前にも良く何やってるんだろとか考えてた
最近になってわかってきたんだがここら辺は結構大事、寝る前に大まかにだけど飛びたい時間のことを考える
そうすると格段に夢でタイムリープに挑戦するチャンスが多くなる

それでまあ、それを毎日繰り返していると稀に夢は夢でも現実なんじゃないかって位はっきりとした夢に辿り着く時がある
どうしてそこに至るのかはまだ分からないけど、普通に寝ててもそうなる事はあるし単なる偶然かもしれない
見る夢は夢だから何でも良いんだよ、昔の帰りたい時間の自分なら何でも良い
俺が最初にタイムリープをしたときに見た夢は中学生の時の夢だった

夢の内容は中学生の時に親しかった友達と皆でサッカーをしている
サッカーをしている場所はどこかも分からない真っ白な草原、学外なのに皆制服で何故か担任の先生までいる
勿論俺の生きてきた記憶ではそんな草原はないし担任とサッカーをした記憶もない

夢を見るときは最初は夢だと気がつかないことが多いと思うんだよ
夢ってこれ夢だとか気がつくと一気に目が覚めたり遠のいてしまうからまずはそこに注意をしなければならない
大事なのは夢のことに集中すること、俺の場合は友達とのサッカーだったから集中しやすくて良かった

(続く)