究極的に言ってしまえば、ホトケの前で神がおふざけダンスを踊ってるだけ。
我々は本当はホトケだが、我を抱えた通常の人間存在の認識においては、
「私」という神が作り出した幻想世界に入り込んだかのような催眠状態にある。

神は実在ではない。神は幻想世界の始まりの一点であり、それは幻想の一部。
ほんとうはホトケしかない。
何の為にこの幻想世界があるのか、いかなる理由も真実ではない。
このおふざけが独りでに起こってるだけ。
そしてそれを見抜いてそれを卒業するときが、すべての「私」にいつかは訪れる。