不思議な夢を見たんだがこれってどっちなの?
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20代の頃のはなし
あるとき、数年前に亡くなった母親が夢に出てきた
「いまオートバイ乗ってるでしょ?あれ、売りなさい」って
母親が真剣な目で言うんだよね
母親はバイクの免許を取る前に亡くなっていて
生前はよく「バイクは危ない」ってはなしをしてた
翌日、夢を見たくらいで愛車を売るなんて正気じゃないんだけど
よく通る道に「バイク買取」って書いてある店を覚えてて夕方に売りに行った
大していいバイクじゃないから10万くらいにしかならなかったんだけど
道を歩いてたら弟から電話があって急に会いたいって言うんだよ
弟とは一緒に暮らしてないしたまにしか会わない
で、弟が深刻な顔で金を貸して欲しいっていうわけ
理由は細かく書かないけどとても納得できる理由
家族として兄として当然助けてやらなきゃいけない状況だった
それでその10万を差し出して解決したんだけどさ
これってやはり夢に意味があるわけ?
それとも俺が勝手に後付で意味があったんだと理解してるわけ?
教えてくれ 我々は1が何故このようなスレッドを立てたのかという疑問を解決するため、
1の故郷である群馬県に向かった。
「まだ日本にこんなところがあったのか」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、そして
彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
高度成長だの、神武景気だの、オリンピックだので浮かれていた我々は改めて
農村の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに「息子が申し訳ありません」と
我々に何度も土下座して詫びた。我々はこの時初めて1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は1の母親から貰った干し柿を手に、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています