自宅鯖立てたけど
ちょっと見ると、どうやら右奥が真美の部屋のようだった。
真美は、台所で手を洗った。僕は、台所の床に座り込んで、
“おれ、女の子の家に上がったのは初めてなんだ”と、言った。
真美は、
“そうなんだぁ”と、言いながら、奥の部屋でなにやらカチャカチャと音をたてて、
やがて、クッションを持って、こっちに戻ってきた。そして、
そのクッションを腹に抱いて、僕の横に座った。
肩と、おしりの部分が触れているのがわかった。
しばらく、ふたりは黙って座っていた。
真美の顔を見ると、真美もこっちを見た。でも僕はすぐに顔をもどした。
すると、真美もまた下を向いた。そんなことを何回か繰り返したけど、
けっきょく、ふたりとも、黙ったままだった。
〜つづく〜
ふと見上げると、台所の時計は、もう12時だった。
それを見て、僕は急に眠気がさしてきた。
僕は立ち上がって、“そろそろ帰るから。またな、真美。”と、言った。
真美は、
“そう・・じゃあ送るよ。”と言って、立ち上がった。
“バカ、ひとりで帰れるよ。”と言って僕は立ち上がり、玄関のほうを向いた。
すると真美が、袖を掴んできて、“バカじゃないもん。”と、言った。
“ああ、ごめん。”と言って、僕は真美の家を出た。
外は寒かった。
僕は走って家に帰った。庭の窓から部屋に戻ってそのままベッドに潜り込んだ。
“すーぅ、はぁー。”僕は深呼吸した。
まみが僕の横に座ったとき、いいにおいがしたのを思い出した。
女の子っていいにおいだなぁ。
僕はそんなことを思いながらいつのまにか寝ていた。
〜つづく〜
次の日、学校の帰り、僕は、真美のことをずっと考えていた。
家に帰ると、さっそく、「○○市の高校生専用」チャットを開いた。でも、まだ4時だし、誰も来ていなかった。
僕は、「がちの部屋」を起動した。真美が来たら、すぐに移動しようと思った。
台所に行って冷蔵庫からジュースを持ってきて、マンガでも読むことにした。
ベッドで横になってしばらくマンガを読んでると、まえに、「けん」とチャットしたときの事を思い出した。
『・・・だから、本当は、おまえのWindowsは、サーバーをやっちゃダメなんだ・・』
『へぇ・・・』
『・・・いいか、Linux っていうのは・・・』
『うん、うん・・』
『・・そのライナスって人が・・・・』
『へぇ・・・』
『・・だろ、それには、アパッチとか・・・』
『ほう、ほう・・』
「けん」はとても詳しかった。高校でコンピュータークラブに入っているらしい。
結局5時になっても、誰も来なかった。僕はパソコンの電源を切った。
〜つづく〜 夜になって、またパソコンをつけてみた。チャットに行くと、「けん」と「ぷるるん」が来ていた。
僕は「けん」にきいてみた。
“がち: けん、このまえの Linux の件だけどさ、どうすればいいのかな?”
“けん: おっ、食いついてきたね!今度の日曜日、秋葉原行くんだけど、なんなら、がちも行く?”
“がち: 秋葉原に?”
“けん: パソコンやパーツを見にだよ!”
“がち: へぇ・・・”
“けん: へぇじゃねーよ、お前、Linux やりたいんだろ?”
“がち: あぁ、そうなんだけどさ・・・”
“けん: 一万くらい、持ってこいよ”
“がち: な、なんで??”
“けん: もちろん、Linux 用のパソコンを買うためだよ!”
“がち: またパソコン買わなきゃなんないの?”
“けん: そうさ、だって別のOSなんだよ?今のWindowsを消してもいいわけ?”
“がち: なるほどぉ・・・。でも、Linux って、一万円でできるの?”
“けん: もちろん、中古のパソコンだけどさ、そのくらいでOKなんだよ”
“がち: ほほぉ・・・”
僕たちが、そんな会話をしていると、それまで黙ってた「ぷるるん」が、
“あんたたち、そうとうオタクね!!”と打ってきた。
そのうち、「ルン」もやってきた。
“なによ、ちんちん、けがけがって。”と、「ルン」が言った。
“へんな縦読みすんなっ!”と「けん」が言った。
女の子が増えてきたので、僕とけんは、Linux の話はやめることにした。
〜つづく〜 いつの間にか、11時になっていた。けっきょく、真美は来なかった。
みんなは、そろそろ寝ると言ってチャットを出て行った。「けん」が、
“じゃ、日曜日の10時、ラジオセンターの細い階段のとこで、たばこ吸ってるから”と言った。
“目印は?”と、きくと、“あそこは、おっさんしかたばこ吸ってないから、すぐわかるよ。”と言った。
“わかった。必ず行くよ” 僕たちは約束して、チャットを出た。
朝になって、僕はさっそく、父さんに話してみた。
“リナックスで勉強したいんだけどさ、リナックス専用に、中古のパソコンが必要なんだ。”
“今度、友達といっしょに買いに行く約束したんだけど。だから・・それ買いたいんだけど。”
父さんは、“ふーん、それ、いくらなんだ?” と、きいてきた。
“一万円くらい” 僕が答えると、
“よし、わかった。それで、そのリナックなんとかってのは、英語の教材かなんかなのか?”
と、父さんは、いいように解釈してたので、
“そんな感じ” と答えておいた。
父さんは、“真面目に続けろよ〜” と言って、僕に1万5千円くれた。ラッキーだった。
〜つづく〜
学校から帰って、うちに入ろうと鍵を取り出した僕は、急に、公園に行ってみたくなった。
そのまま歩いて行ってみた。公園について、あたりを見回したけど、誰もいなかった。
僕は、道路を渡って、橋の向こうの、真美のアパートのほうを見てみた。でもアパートは見えなかった。
そのまま、本屋に行って、Linux の本を買った。ちょっと高かったけど、なんとなくわかりやすそうな本が
あったので、それに決めた。うちに帰って、部屋に戻ると、いつものように、パソコンの電源を入れて、
チャットを開いた。チャットも、誰もいなかった。さっそく、買ってきた本を見てみた。
しばらく本を読んでいると、チャットの、入室のベルが鳴った。画面を見てみると、「ぷるるん」だった。
《 ぷるるん、はやいねー 》 僕が言うと、
《 がちに、ききたいことがあるんだけど・・ 》
《 なに? 》 と答えると、
《 がちって、男だよね? 》 と、きいてきた。
《 なんだよ、いまさら。そうだよ。》 と、僕は言った。
《 わたし、女の子だよ。 》 と「ぷるるん」が言った。
《 わかってるよ! 》 僕は答えた。
《 わかってない!! 》 「ぷるるん」が言った。
《 なんだよ、なんかあったの? 》 と、僕はきいてみた。
《 ううん、なんにもないよ・・ 》 と「ぷるるん」は答えた。
僕は、しばらく返事に困っていると、「ぷるるん」は、
《 また今晩来るからね☆ 》 と打ってきた。
《 うん、待ってるから 》 と答えた。
《 うん、待っててね☆ 》 と言った。すると、
突然、ログが流れ出して、あっという間に、2人の会話は見えなくなった。
そして、ぷるるんは退室した。
「ぷるるん」は、きっともう少し、やさしい言葉遣いで接してほしいんだと思った。
でも、いまいち、女のことはよくわからない。
父さんが、「女心と秋の空〜♪」と風呂で歌っていたのを、思い出した。
〜つづく〜
夜になって、チャットは、また、いつものメンバーになった。
今日はみんな、和やかに話していた。すると、「けい」が入室してきた。
(真美だ!)僕は、すぐに打った。
《 けい、ひさしぶり!! 》
《 みなさん、こんばんわ 》 と真美が打った。
《 おっひさー! 》 と「けん」が答えた。
《 おーぅ!けいちゃーん! 》 と「ルン」が答えた。
順番的に「ぷるるん」だったが、「ぷるるん」は打たなかった。
5秒くらいシーンとした。
でもその後、
《 みなさん、どうも。 》 と真美が答えた。
僕は、とにかくうれしかった。みんなで、5分くらい雑談したあと、僕は、
《 けい、第2に行こうよ 》 と打った。
《 はい 》 と真美が答えた。
そのとき、
《 なんで????? 》 と「ぷるるん」が打ってきた。
《 なんでって? 》 と僕は打った。
《 がちって、なんで、そうなの???? 》
《 ねぇ、なんで??? 》
《 がち、なんで??? 》と「ぷるるん」が打った。
僕は、困ってしまった。なんか、僕に怒っているみたいだった。
〜つづく〜
《 わたし、帰ります 》 と真美が打った。
《 ばいばい 》 「ぷるるん」が言った。
「けん」が、
《 がち、ぷるるん、お前ら何かあったのかよ? 》
《 あ、けい、またねー! 》 と、打った。
「ルン」が、
《 ぷるるん、どうしたん? 》 と、打った。
なんか、いやな空気になってきたので、僕はとりあえず
メッセで真美に送った。< xxx.xxx.xxx.xxx 真美、10分後くらいに待ってる。健二 >
すると、真美から返ってきた。< うん、あとでいくね。 >
《 わたし、がちと2人で話したい 》 と「ぷるるん」が言った。
《 あちゃー・・・ 》 「ルン」が言った。
《 じゃ、そーゆーことで俺は帰るよん 》 「けん」が言った。
二人っきりにされたらマズい。僕は、
《 けん、待ってくれ。 》
《 ね、ぷるるん、自分勝手すぎない?みんな、いやなムードになってるんだよ? 》 と打った。
《 わたしも、いやな気持ちにさせられたもん 》 と「ぷるるん」は答えた。
《 あーあー、こりゃ大変だわー、がち、ちゃんと答えろよー、そりじゃ、あたいはこれで。 》
と言って、「ルン」は退室してしまった。
《 じゃあ、またな ALL 》 と言って、「けん」も退室してしまった。
けっきょく、二人っきりになってしまった。
〜つづく〜
(この話はフィクションです) 夜になって、またパソコンをつけてみた。チャットに行くと、「けん」と「ぷるるん」が来ていた。
僕は「けん」にきいてみた。
“がち: けん、このまえの Linux の件だけどさ、どうすればいいのかな?”
“けん: おっ、食いついてきたね!今度の日曜日、秋葉原行くんだけど、なんなら、がちも行く?”
“がち: 秋葉原に?”
“けん: パソコンやパーツを見にだよ!”
“がち: へぇ・・・”
“けん: へぇじゃねーよ、お前、Linux やりたいんだろ?”
“がち: あぁ、そうなんだけどさ・・・”
“けん: 一万くらい、持ってこいよ”
“がち: な、なんで??”
“けん: もちろん、Linux 用のパソコンを買うためだよ!”
“がち: またパソコン買わなきゃなんないの?”
“けん: そうさ、だって別のOSなんだよ?今のWindowsを消してもいいわけ?”
“がち: なるほどぉ・・・。でも、Linux って、一万円でできるの?”
“けん: もちろん、中古のパソコンだけどさ、そのくらいでOKなんだよ”
“がち: ほほぉ・・・”
僕たちが、そんな会話をしていると、それまで黙ってた「ぷるるん」が、
“あんたたち、そうとうオタクね!!”と打ってきた。
そのうち、「ルン」もやってきた。
“なによ、ちんちん、けがけがって。”と、「ルン」が言った。
“へんな縦読みすんなっ!”と「けん」が言った。
女の子が増えてきたので、僕とけんは、Linux の話はやめることにした。
〜つづく〜
>>34-44 >>49-61 >>68-88
を書き込んだ者です。
>89氏のような方がいらっしゃると、
続けるのはもう無理みたいなんで、
以降、ここには書きません。
お騒がせしました。m(_ _)m >>90
勝手にどこへでも行ってろよ。
このオナニー野郎が。 >>91
とか言ってる俺かっこいー。
とか思ってたりw
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
______ /U ヽ___/ ヽ
| ____ / U :::::::::::U:ヽ
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| | | | | U :::::::::::::| なにこのスレ…
| | .|U | | ::::::U::::|
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└___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::|
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ヽ ヽ ヽ___ ::::::
>>34-44>>49-61>>68-88の人どっかで続けてるの?
結構楽しかったんだが 最初がリアルで実に面白かった。
最悪なのは68〜。自慰行為はチラシの裏でやってくれ。 そんなに読みたいなら俺が続きを書いてやるよ!
>>88から
〜〜〜
<。。。またがちと会いたいな>けいが言った。
俺は<え・・・>と一瞬目を疑ったけど嬉しかった。
また会えるんだ、よし、会おう。
<全然オーケーだよ>俺は言った。
<じゃあ今からあの公園で!>けいが言った。俺も今すぐにでも会いたかったから嬉しかった。
<分かった、行くから>そう言って俺はパソコンの電源を切り公園へ向かった。夜10時を過ぎていたが
そんなことは関係ない。早くけいに会いたい。
そして窓からこっそり家を抜け出して公園へ向かった・・・
外は思ったよりも寒くなかった。いや。俺が興奮しているのだろうか。
ーーー十数分歩くとあの公園が見えてきた。
公園へ入り、周りを見渡すと、公衆便所の前にけい・・・真美が立っていた。
”来てくれたんだ!”けいは言う ”当たり前さ、何故ならキミが好きだから!!!!!”
勢いに任せて、今まで溜め込んでいた思いを彼女に伝えた。
”え・・・うれしい”けいは言った。
”わたしも・・・すき・・・”けいは恥ずかしながらもそう言った。最高の気分だ。
”・・・今から私の家にこない?”けいは言った。断る理由など無く俺は”もちろん!!”と意気揚揚に言う。
そしてけいと手を繋ぎながらけいの家へ向かった。
けいの家に着いた。
けいが”さ、どうぞ上がってー”と言う。
”おじゃましまーす!”少し興奮気味に言った。
そして玄関に入り、靴を脱いでけいの家に上がった。
後からけいも入ってきた。
”ガチャン”、”ジャリリィ”
何故かけいはドアの鍵を閉め、チェーンを掛けた。
”(ん?・・・何故だろう、まぁいいか)”僕は気にもとめなかった。それよりも早くけいとおしゃべりをしたかった。
”さ、奥へ”けいは言う。
そそくさと奥のけいの部屋の前へ行った。
そしてドアを開け、中へ入った。
”!!!??”
なんとけいの部屋には既に3人の男が居た。何故だ。おかしい。
すると後ろに居たけいがいきなり”ドン!”と背中を押してきた。ビックリして俺は部屋の中央にひざまずく。
”・・・悪いわね”けいが言った。俺は意味が分からなかった。何故・・・?
”けい!?なんなんだこれは・・・意味が・・・分からないよ”俺は言う。
すると男の一人が”まだ分かってないぜ、このプリケツ男よぉ!”、
二人目の男が”売られたんだよ!俺らゲイのグループにな!っきしょうプリプリしやがってぇ・・・たまんねぇ”
”な、なんだって・・・!?”俺は愕然とした。
三人目の男が”な、なぁさっさと始めちまおうぜ!!俺もう我慢できねぇよおお”なんと勃起している。
”そうね・・・じゃあ私は少し失礼するわ”と言い部屋から出て行こうとする。
俺は”ま、まってくれけいーーー!!俺はキミが好きなんだーーー!けいーーー!”
男の一人が”うるせぇだめってろい!グヘハィ”いきなり頭床に押さえつけられケツを鷲づかみにしてきた。
すると他の二人も襲い掛かってきた。俺は必死に暴れたが大人三人の力に抗うことなど到底無理だ。
”やっぱノンケは興奮スルゼェエッヘッヘハハhghぉヴゥウ”男の一人が意味の分からない言葉を吐いた。
けいはしばらく見ていたが、”バタン”とドアを閉めてその場を立ち去った。
”けいーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!うああーーーーーーーーーアッアウ!アッアウ!アッアウ!”
ーーー
ーー
ー
”ンン・・・”俺は目を覚ました。
周りを見回してみた。いつもと変わらない。俺の部屋だった。どうやら昼寝をしていたみたいだ。
”・・・夢・・・か”
〜おわり〜
(この話はフィクションです) >105
藻前うまいw
とりあえず3話が途中で終わった欲求不満の解消にはなったよw
ただ けいじゃなくて真美だろ よく呼んでねーな? >>105
俺こーゆうの好きじゃない
やっぱり同じ人が書いてるのがイイ
どっかで続き書いてるの見つけたら教えて >>110さん
どうもです
歓迎できる板違いでしたョ
これからはホムペの方で楽しませてもらいます >>110
初めからそうして欲しかった。削除依頼を出して欲しい。大好きなスレに変な文章あるのは気持ち悪い。 >>115
このスレのどの辺が大好きなのか言ってみれwww >>115
俺(高2)の意見を書いておこう。これは一個人の判断の域を超えない。
俺は、削除依頼は「いらない派」 以下理由
・自宅サーバに関する全ての書き込みが許されると思える位の抽象的なスレタイ
・>>2 でいきなり、ほかへ誘導される程度の>>1 の書き込み内容
・05/02/20以降、一年以上も放置されたままっだった件
・その沈黙を破る書き込みが、06/04/28の、もはや期限切れと推定できる>>1 に対する「あげ」レス
・その後、例の筆者の文章&閲覧者の感想が連なるが、ネット、コンピュータ、サーバー等に
引っかけた内容の、一般的な文章であり、自らフィクションと注記
・決して、個人の誹謗・中傷、個人を特定できる情報等の無許可公開、煽動、ウイルス等へのリンク、
公序・良俗に反する文章の内容、等々ではないこと
・誠実な文章表現で同調する者さえいる
・改めて削除依頼における削除ガイドライン、注意に照らし合わせても、なんら該当しないと思われる件
それでも、どうしても削除依頼が必要と信ずるに足りる信念を持っているのなら、
自分でやってみてほしい。 俺もこのスレ大好きだから、荒らされたのは少し悲しい。。。
>>117
>・改めて削除依頼における削除ガイドライン、注意に照らし合わせても、なんら該当しないと思われる件
スレッド趣旨に関係のない内容の連続投稿。 >>1
サーバーが見つかりません。
サーバーにおける技術的トラブルか管理者の能力不足が原因と思われます。
早急な処置を施した方が良いでしょう。