性悪ステヅラはある日、顔面ラードが大事にしていた器具を粗末に扱って筋トレしていました
高価な物ではありませんでしたが、汗水流して働いた給料から少しずつ揃えていった器具でした
面等向かっては言えず毎回大切な器具を粗末に扱われては1人泣いていました
そこに狐のお面を被った男がやって来て、顔面ラードにこう言いました
『僕が仇を取りますよ』
暫くして狐のお面を被った男は性悪ステヅラを有酸素と称し山登りに誘い
『有酸素の強度を上げる為に負荷かけましょう』
とダンベルプレートが数枚入ったリュックを性悪ステヅラに背負わせました
山を登る最中、狐のお面を被った男はライターを取り出しカチカチ火を点けようとしました
性悪ステヅラは
「なんかカチカチ言ってません?」
と聞きましたが、狐のお面を被った男は
『負荷がバトルを始めたんですよ』
と言って、性悪ステヅラのヅラに火をつけました
パチパチと音を立てヅラは燃えます
「なんかパチパチ言ってません?」
『有酸素が効いて来て脂肪が燃えてるんですよ』
「確かに頭から汗が大量に出ます」
『ステヅラさん燃えてますね。ヅラも燃えてますよ』
ようやく自分の頭が燃えていることに気付いた性悪ステヅラは熱い熱いと叫びながら山を下りました
そして火を消そうと麓にある大き湖に飛び込みました
リュックに負荷が入っている事を忘れて…
性悪ステヅラはそのまま負荷い負荷い底へと沈んでしまいましたとさ