【高野拳聖伝 丁(てい)】
寺生丁山(てらおていざん)。高野山の若き退魔僧。
密教に伝わる秘術中の秘術「法輪拳」の達人で妖怪を素手で倒す。
奥義「千手観世音拳(せんじゅかんぜおんけん)」は巨大な魔神をも
ひでぶあべしにしてしまえる程。その戦闘能力とは裏腹に人格は
至って温厚にして気さく。その人柄に、人は彼の事を親しみを込めて
「寺生まれの丁さん(てらうまれのていさん)」と呼ぶ。