タケルは風呂に入り未明までの汚れを綺麗に落とした。風呂から上がるとタケルは寝床に潜り込み、ふーと息をついた。ポチポチとスマホを操り、明日の原稿のネタを探す。寝る前の日課になっていた。
タケルはワーキングプアだが、少し変わっていた。報酬がろくにでないクラウドソーシングで受ける仕事をわざわざ生業にしていた。もちろんそんな仕事では生計は立てられず、いつも餓えていた。貯金は減る一方で浮いた話もない。
しかしタケルは満足していた。なぜなら自分の好きな官能小説を好きなだけ書けるからだ。
タケルは呟いた。あらわになった胸の谷間がより険しく深くなっていく...圭子は俺の腹の上で悶えていた。
タケルの股間は固くなり、風呂上がりの湯船の残り香の中で隆起した。タケルはそれを握り締めると上下にしごきあげ、ゆっくりと果てた。汚れちゃったよ...。タケルは呟いた。
朝日が窓から射し込む。タケルはゆっくりと息を吸い、やがて静かに吐き出した。