喪黒「家事が大変なのですか」
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私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん。??
ただのセールスマンじゃございません。??
私の取り扱う品物は心、人間のココロでございます??
この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり??
そんな皆さんの心のスキマをお埋めいたします??
いいえ、お金は一銭も頂きません??
お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます??
さて、今日のお客様は……」??
大分 辛子(オオイタ ツラコ) 72才??
オーホッホッホッホ 大分、買い物帰り。横断歩道を渡っている。 
途中で信号が赤に変わりそうになり大分、焦る。 
大分「どうしましょう・・・」 
喪黒「どれ、私がおぶりますので、しっかりと掴まっていてください」 
喪黒、大分をおぶり横断歩道を渡る。 
喪黒、横断歩道を渡りきった後、大分を降ろす。 
大分「ありがとうございました。おかげで助かりました」 
喪黒「いえいえ、当然の事をしたまでです」 
大分「もう、最近では体にガタがきてまして、買い物をするだけでも一苦労ですわ」 
喪黒「そうでしょう。そうでしょう。ちなみに、今はお一人でお暮らしになっているのですか?」 
大分「ええ。夫は5年前に他界しました」 
喪黒「そうでしたか。その年では家事、買い物も大変でしょう。あ、そうだ。私が良いものを差し上げましょう。」 
大分「良いもの?」 
喪黒「それは明日のお楽しみです。では、また」 
喪黒、立ち去る。 
大分「ちょっと!お待ちになってくださ・・・はぁ、行ってしまったわ。」  -翌日- 
喪黒、大分の家のインターホンを押す。一軒家。 
大分「どちら様ですか?」 
喪黒「昨日、横断歩道歩道であなたを助けた者です。」 
大分「あぁ!昨日の。ちょっと、待っていてください。」 
大分、家の玄関を開ける。 
大分「あなた、なんでここが分かったの?」 
喪黒「企業秘密ですので申し訳ございませんがお教えできません。それより、紹介が遅れてしまいました。私、こういう者です。」 
喪黒、名刺を大分に渡す 大分「どうも。あなた、喪黒さんというのね。」 
喪黒「はい。私、ボランティアで皆様のココロのスキマ埋めているものです」 
大分「はぁ。」 
喪黒「大分さん、今日はあなたにイイモノを持ってきたのです」 
大分「そんなそんな、いいですよ、お気持ちだけで十分です」 
喪黒「タロウ、こちらへ来なさい」 
人型ロボット、喪黒達のところに来る。 
タロウ「タロウデス。ヨロシクオネガイシマス」 
大分「なんなのです?これは」 
喪黒「タロウはあなたのように生活に難がある人をサポートするロボットです。」 
大分「いや、そんな高そうなもの受け取れませんよ」 
喪黒「いや〜、知り合いから貰ったのは良いのですが、置き場所に困っておりまして。」 
大分「え、そうなの?じゃあ、お言葉に甘えて貰おうかな。」 喪黒「そうですか。それはよかったです。タロウは指示さえすれば人間の出来る事は大抵できます。」 
大分「本当ですか!いや〜、たすかりますわ」 
喪黒「では、何か困った事がございましたら、昨日の名刺の連絡先までお願いします。では、失礼します」 
大分「喪黒さん、ありがとうございます」 
喪黒「あっ、言い忘れてました。一つ忠告させて頂きます。タロウはあくまでサポート役です。全ての家事を任せると・・・」 
大分「任せると?」 
喪黒「大変な事になりますよ!」 
大分、少し驚く 
大分「私も、そこまではしませんよ」 
喪黒「そうですよね、では」 
喪黒、帰る 
大分「さっそく試してみようかしら、タロウ、私をベットまで運んでくれる?」 
タロウ「カシコマリマシタ」 
タロウ、大分をベットまで運ぶ 
大分「ありがとう。タロウは力持ちね」 
タロウ「ロボットデスノデ」 -一週間後の朝- 
大分、皿洗いをしている 
大分「タロウ、今日は生ゴミの日だから捨ててきてくれる?」 
タロウ「ナマゴミトハナンデスカ?」 
大分「んー、説明するとなると難しいわ。まぁ、水っけのあるゴミのことかな。でも、ゴミは袋にまとめてあるから、それを持ってってちょうだい」 
タロウ「カシコマリマシタ」 -一ヶ月後- 
大分、風邪をひきベットで寝ている 
大分「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ。悪いね、最近、家事任せっきりで」 
タロウ「モンダイアリマセン」 
インターホンが鳴る 
大分、玄関まで歩く 
大分「タロウ、ドア開けてくれる?腰が痛くて」 
タロウ「カシコマリマシタ」 
タロウ、玄関のドアをあける 
喪黒「おやおや、使いこなしてますなぁ」 
大分「喪黒さん!」 
喪黒「家事を任せっきりにしてはいけないと言ったはずですよ」 
大分「風邪をひいってしまって・・・」 
喪黒「例外は認めません。そんなに家事がきついのであれば楽にしてさしあげましょう!ドーン!」 -3年後- 
ゴミ捨てで会った主婦A,Bが井戸端会議中。 
主婦A「見た?大分さんのとこのロボット。家事を全部してくれるらしいよ」 
主婦B「いいなぁ、わたしもっ・・・あ、あ、あ、」 
主婦A「どうしたの?・・・、いやー!!」 
タロウ、ゴミ集積所に大分の遺体の入ったゴミ袋を持ってくる。 
今日は生ゴミの回収日である。 
喪黒、その光景を電柱の陰から確認。そして、立ち去る。 
喪黒「タロウに葬式も頼むべきでしたね。オーホッホッホッホ。」  家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"
L0E094C5HC 知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』
BAORT 中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
HPH ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています