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探検
【TRPG】反帝国レジスタンス軍【中世ファンタジー】 [無断転載禁止]©2ch.net
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明らかに野生の群れがたまたま街に入ってきた、という感じではない規模だ。
そういえば、滅亡させられた国の生き残りが篭る砦や、帝国への反抗を計画する者達のアジトがモンスターによる謎の襲撃を受けたという噂を聞いたことがあるが……
＞「おい、ボサっとしてねえで、行くぞ」
レジスタンスの一員だろうか、細身の男が戦闘の渦中に向かっていき、鮮やかな手腕でコボルト達を切り飛ばす。
「おい、お前本当に戦えるのか？」
自警団員の一人がモナーを心配して尋ねる。
無理もない、この猫ときたら武器ももっていないしお世辞にも強そうには見えない。
「まあ見てなって……あ、危ない！」
「ひぃいいいいい！」
混戦の中で転倒した自警団員が今まさにコボルトに噛み付かれようとしていた。
「そーおれ！」
ジャンプして空中で一回転したかと思うとそのコボルトの背に両足で蹴りを叩き込み着地。
コボルトは「ギャン！」と鳴いて悶絶する。
着地したモナーが軽く構えると、先ほどまで何も持っていなかったはずの両手に二振りの短剣が握られていた。
右手は赤い炎の剣、左手には青い水の剣――魔力で剣を生成する魔法剣という技だ。
そのまま舞うように屠り、気がつけば残るコボルトは１０体ほどとなっていた。
森の方に逃げていくコボルト達を見て、細身の男が嬉々として叫ぶ。
＞「残党狩りだァ！！！！」
「1匹は敢えて取り逃がして追ってみよう。その先に黒幕がいるかもしれない」
命からがら森に逃げ込んだコボルトが向かった先には、一人の女性がいた。
ボンキュッボーンのナイスバディに纏うのは、極限まで布面積の少ないビキニ状の服。
そのくせ手脚などの割とどうでもいい部位にはやたらゴテゴテした防具をつけている。
そして腰に下げるのは棘付きのウィップ。全体からドSの女悪役といった雰囲気を醸し出していた。
「みんなやられた……ですって！？ この街にそれほどの戦力が集まっていたとは……。
アタシとしたことが……甘く見すぎたようね」
そこに、コボルトを追ってきたモナー達が現れる。
「お前だな？ 滅亡した国の残存勢力をモンスターに襲わせていたのは」
「バレてしまっては仕方がないわね……そうよ！
まぁそんな残存勢力放っておいても我が帝国の前にはどうってことはないのでしょうけど
念のために不穏分子の芽は早いうちに摘んでおく――それがアタシのポリシーよ。
アンタ誰だよって顔してるわね、特別に教えてあげるわ。
帝国軍遊撃隊所属魔物使い――人呼んで”魔獣の操者”アンジェリカ！」
アンジェリカの後ろの木の陰からゆらりと巨大な影が現れる。それは三頭を持つ魔犬――
その佇まいだけで分かる。言うまでもなく、コボルトとは桁違いのモンスターだ。
「何故さっきのことを教えたか分かる？ あなた達は今ここで死ぬからよ！
やっておしまい、”地獄の番犬”ケルベロス――！！」
ケルベロスは大きく口を開け、三つの口から三方向同時に破壊のブレスが放たれる！
ある者は叫びある者は恐怖のあまり硬直する。
しかし結論から言うと――ケルベロスの破壊のブレスは誰にも当たらなかった。
と言っても華麗に避けた……のではない。最初から当たる軌道ではなかったのだ。
「どういうことだ……？」
「こら！ ちゃんと当てなさい！！」
アンジェリカが命令するも、ケルベロスは飽きたのか、座って毛繕いをはじめた。
つまるところ、コボルト程度は扱えてもこのレベルの魔獣を扱うには絶対的なレベル不足であった。
帝国軍遊撃隊――と言えば恰好いいが、その真相は――
他では使いようがないどうしようもない雑魚やイロモノを寄せ集めて放り込んだ集団であった。
「折角だからこの姉ちゃん捕虜にしようず！」
「うわなにするやめなさ――――いッ！！」
アンジェリカ（とペットのケルベロス）はあっという間にレジスタンス軍に取り囲まれ、簀巻きになって捉えられた。
数十分後――レジスタンスの基地にて……
帝国軍の劣悪な労働条件を涙ながらに語るアンジェリカがいた。
「うっ……うぅ……失敗したらどうなるか分かってるだろうなっていつも脅されて……
この変態みたいな服装も上層部に無理矢理……くそっ、あのエロ親父め！」
帝国軍の内情はハラスメントまみれのようだ。
どうやらドＳの悪の女幹部っぽいキャラ付けはヤケクソでやっていた模様である。
軍なのに徒党すら組ませてもらえずにたった一人で襲撃を行っていたのは
強いからではなく単に雑魚の捨て駒扱いだったからのようだ。
「流石は悪の帝国！ 身内にも容赦ないぜ！」
「お前さんも大変だったな……ほら、暖かいうちに食いな」
マスターがアンジェリカの前にカツドンを置く。
「お……いしい……」
「レジスタンスに入れば毎日食えるぜ！」
「でも……私……私……」
「いいんだ、昨日の敵は今日の友さ！」
モナーはアンジェリカに無駄に爽やかな笑顔で手を差し伸べ、アンジェリカはその手を掴む。
完璧に――――落ちた。
帝国軍遊撃隊所属の魔物使いは、この瞬間をもってレジスタンスの生き物係となったのであった。
「つーかすっかり古参みたいな顔してやがるがお前もまだ会員登録してないよな！？
まあいいや、二人ともこの紙に名前とか書いて！」
こうして、ひょんなことから最下層の下っ端とはいえ帝国軍の内情を知る味方を得た――
この時を境に、帝国への反撃が始まるのである――きっと多分！！
それは”ミスリル鉱山の奪取”――。
アンジェリカによると、帝国軍の強さの秘密は魔法金属ミスリルを使った武器防具兵器にあるらしい。
その採掘場は分かりにくい場所にあるため油断して数人しか帝国軍は配置されておらず
地元の人を連行して強制労働させて採掘しているそうだ。
「そうか、強制労働の人を解放しにきましたってノリで乗り込めば……！」
「そういうこと。ただし簡単にはいかないとは思う。
あそこには”帝国四天王”のうちの一人が配置されているというウワサを聞いたことがある……」
「帝国四天王――！？」
忌まわしい日の記憶がフラッシュバックする。
――大した姫君だ、この俺を直々に引っ張り出すとはな……敬意を表して教えてやろう
俺の名は帝国四天王が一人――
そう確かあの日、帝国四天王の一人と一騎打ちをして――そして敗れた。
あれ？ どうやって生き延びたんだっけ……？
「どうした？ お前がそんな真面目な顔をするなんて珍しいな。怖気づいたのか？」
マスターに声をかけられ、我にかえる。
「あ、いや……なんでもない。軽くぶちのめしてやるよ四天王ぐらい！ 首括って待ってやがれ！」
「それ言うなら首洗って、だろ！ 首括ったらもう死んでんじゃん！！」
「実は――お前達をすんなりとうちのレジスタンスに入れたのには理由がある」
「マジで！？ 誰でもウェルカムじゃなかったの！？」
「そりゃあただの雑魚を入れても無駄死にするだけだからな。
お前達の共通点……それは『フラグメント』と契約していることだ。
それは失われた技《ロストアーツ》を宿した存在。
古代の人間は神にも等しい力を持っていた――その力のほんの断片だ」
「何その中二設定！ そんなかっこよさそうなものと契約とかしてないぜ！？」
「いや、何か持っているはずだ。例えば親から貰ったペンダントとか……」
「あ、そういや持ってるわ」「私も……でもなんかすごい特技みたいなんあったっけ？」「さあ」
「もしかして魔法剣！？」「あ、魔物使いの能力……？」「ちょっと珍しい特技ぐらいにしか考えてなかった」
「お前ら物事深く考えなさすぎだろ！ なんだろう、このＬＶ１の主人公にチュートリアルしてる感じ……」
ヽ(´ー｀)ノ（ノ´ー｀）ノ（ノ´ー）ノ（ノ´）ヽ（ ）ノヽ（ー｀ヽ）ヽ（´ー｀ヽ）ヽ（´ー｀）ノ
次の日、作戦に参加する面々が集まっていた。
――といっても、モナーとアンジェリカのマスターの3人だけである。
「えっと……これは帝国への反乱の狼煙となる重要な作戦……だよな！？
何で参加者３人！？ ってか3人と見せかけて実質１人だよね！？」
「いや、3人だから！ そういうメタな発言はやめなさい！
深夜ドラマの予算の少ない冒険活劇じゃないんだから！」
「勇者ヨ○ヒコっしょ！？ あれおもろいよね！」
「コラ―――――――――！！」
アンジェリカもメタ発言に便乗し、マスターの怒声が響いた。
――さて、気を取り直して。
前日に地図を囲んで話し合った結果、帝国軍の警備を掻い潜りミスリル採掘場に辿り着くには、ケワシィ渓谷を抜けていくルートが最善だという結論に至った。
行程は順調に進み、いよいよ渓谷に差し掛かった頃。
「おーっと、ここは通さん！ 今日がお前らの命日だ！」
いきなり一輪車にまたがった甲冑の騎士が現れた。
期待です
「イチ・リンシャじゃないんだ……」
「兄弟の3番目なの！ 文句あっか！？」
巨大な剣を抜き放ち、ぶん回しながら突進してきた。
丁度その軌道上にいたマスターは猛ダッシュで逃げることになった。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお！！」
丁度その進路上に木が立っており、さっと横に避けるマスター。
しかし一輪車は急には止まれない。
ガッシャアアアアアアアアアン！！
けたたましい音が鳴り響き、サンは木に貼りついた。
一方のアンジェリカとはいうと、少し前までの自分の黒歴史を思い出して頭を抱えて地面を転げまわっていた。
「帝国軍遊撃隊ってあんなんばっかなのか……？」
「お恥ずかしながら……」
「寝返りたくなったらいつでもうちに来いよ～」
適当に声をかけておいて先を急ぐ。
しばらく何事もなく進むが、一難去ってまた一難。
先に進むには谷にかかる吊り橋を渡らなければならないのだが……
「吊り橋が落ちている……！」
一行の前にベタな障害が立ちはだかった。
ジャンル：ハイ（テンション）ファンタジー
コンセプト：なんちゃって中世ファンタジー世界を舞台にした悪の帝国を打ち倒す冒険活劇
期間（目安）：特になし
ＧＭ：なし
名無し参加：あり
決定リール・変換受け：あり
○日ルール：一週間
版権・越境：別にいいけど他の人が元ネタを知らない前提で
敵役参加：あり
避難所の有無：とりあえずなし
名前：
年齢：
性別：
身長：
体重：
種族：
職業：
性格：
契約フラグメント：
能力：
武器：
防具：
所持品：
容姿の特徴・風貌：
簡単なキャラ解説：
【フラグメント】
神にも等しい力を持っていたとされる古代の人間の力の断片。
宝石のような姿をしている場合が多いが、その他の場合もある。
世界には結構な数が散らばっており、取得する経緯は代々受け継がれていたりその辺で拾ったり様々。
手にした者は、本人の素質と適合（契約）すると【失われた技術《ロストアーツ》】を習得する。
いかにもそれっぽく契約する場合もあれば、本人も気付かないうちにいつの間にか契約している場合もある。
ロストアーツは、ガチで凄い大魔法からちょっと変わった特技、しょうもないものや全く役に立たない物までいろいろある。
年齢： 33（外見は10代半ば～後半ぐらい）
性別： 女（外見は少年）
身長： 163
体重： 46
種族： ケットシー
職業： 元王女
性格：自由、気まぐれ、ノンストップバカ
契約フラグメント：魔法剣士
能力：魔法剣（各種属性を持つ魔力の剣を生成）
魔法舞踏（特殊なステップで発動する魔法の一種）
武器：無し（魔法によって剣を生成するため）
防具：ソフトレザーアーマー スモールシールド
所持品：王国に伝わるペンダント（魔法剣士のフラグメントらしい）
容姿の特徴・風貌：青い瞳、金髪の少しはねたセミショート、同じく金色の毛並の猫耳猫尻尾、全体的に猫っぽい
簡単なキャラ解説：
ケットシー達が平和に暮らす小国、アスキアート王国の王女だった。
しかし王国はある日帝国の襲撃を受け滅亡、辛うじて逃げのびた。
祖国復興の誓いを胸に（？）レジスタンスの門を叩く。
尚、正体を隠すための変装として男装しており
元々人間よりも性別による体格差の少ない種族ということもあり少年のように見える。
終始ふざけてばかりだが実は真面目に戦ったらかなりの使い手らしいが……！？
残念ながらシリアスパートの予定は未定。
① 公的年金と生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、
ベーシックインカムの導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば
財源的には可能です。ベーシックインカム、でぜひググってみてください。
② 人工子宮は、既に完成しています。独身でも自分の赤ちゃんが欲しい方々へ。
人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"
IRWS2AST1D
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』
K3EY3
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
1NA
https://i.imgur.com/VD9058u.jpg
https://i.imgur.com/sJLT11G.jpg
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https://i.imgur.com/3mEKyY2.jpg
https://i.imgur.com/vnFLH3r.jpg
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