魔法使い「私は、……死神なんだ」
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――海の見える丘――
魔法使い(うう……、お腹すいた……)
魔法使い(頭がボーっとする……。やっと、死ねるのかな……)
魔法使い(そっか、死ぬってこんな感じなんだ……。みんな……、ごめん、ね……)
* * *
??? 「おーい、そこのカワイ子ちゃん! 大丈夫!?」 魔法使い「……ん」
??? 「目が覚めたようですね。まずは温かいスープでも……、飲めますか?」
魔法使い「く、ください!」
??? 「ふふ、そんなに焦らなくても。ほら、スープは逃げませんからゆっくり飲んでください」
魔法使い「でっ、でも、こんなにおいしいスープ初めて……!」
僧侶「ありがとうございます。勇者が喜びます」
魔法使い「勇者……?」
僧侶「ええ。剣士さんがあなたを見つけて、勇者さんがスープを作ったんですよ。あ、私は僧侶と言います」
魔法使い「じゃあ、ぜひ勇者さんと剣士さんにも、お礼をさせてください!」
僧侶「ええ、それではお呼びしてきます」 勇者「あ、目が覚めたんだね。よかった」
剣士「わお、寝てる時もかわいかったけど、起きてもかっわいー! ね、キミ名前は?」
魔法使い「ま、魔法使い……です」
僧侶「剣士さん、いつも言っていますが、そのような軟派な態度はいかがなものかと……。魔法使いさんも驚いてますよ」
剣士「だってさー、僧侶ちゃんもかわいいけど神に仕えてる身じゃん? お堅いじゃん? 魔法使いちゃんみたいな子に会えたら、そりゃあテンション上がりますってー。……あだっ!」
勇者「うちの剣士がごめんなさい、魔法使いさん。僕は勇者」 魔法使い「はっ、はい! 勇者さん、剣士さん、助けてくださってありがとうございました!」
剣士「お礼なんていいって。魔法使いちゃんのためならチョロいチョロい」
勇者「確かに、礼には及ばないよ。ところで……、どうしてあんな所に倒れていたのか、聞いてもいいかな?」
剣士「だね。それに魔法使いちゃん、言葉と服装から見て、北の村の出身でしょ? まさか女の子一人でここまで来たの?」
僧侶「剣士さん、そこまで分かったのですか……。魔法使いさん。もし話したくなければいいのですが、よろしければ、教えてもらえますか?」
魔法使い「はい。私……、魔王を倒しに行くところなんです」 勇者「魔王……を? 君、一人で?」
魔法使い「はい。一人じゃないといけないんです」
僧侶「そんな……、無茶ですよ!」
魔法使い「知ってます。でも、私にはそうするしか、もう……」
剣士「ほらほら、魔法使いちゃんにはそんな顔似合わないよ。 ね、笑って? でももしよければ、君のこともっと知りたいな……」
魔法使い「けっ、剣士さん、顔がっ、近いですっ!」
勇者「剣士はとりあえず3歩下がって黙ってて」 僧侶「……コホン。さて、話を戻して。魔法使いさんがなぜ『たった一人で』魔王を倒す旅をしているのか、お聞かせ願えますか?」
魔法使い「それは……、私が、死神だからです。誰かと一緒にいたら、その人、の……、っ!」
僧侶「魔法使いさん!」
魔法使い「……うぷ、うえっ……」
僧侶「すみません、酷なことを聞いてしまったようですね」
魔法使い「うっ、うあぁ……っ! ごめん、ごめんなさい……。ごめんなさいぃ……」
僧侶「ほら、落ち着いて。だいぶ疲れていたようですし、今日はもう眠りましょう、魔法使いさん」
魔法使い「ひっぐ……ぐす……っ、私、が、私のせい、で……っ」
剣士「……勇者、出よう」
勇者「え? あ、ああ……」 僧侶「……眠ったようです」
勇者「ありがとう、僧侶。それにしても、さっきは君らしくなかったな、剣士」
剣士「ああ、いや。あのままだと魔法使いちゃん、オレたちに聞かれたくないことまで口走っちゃうんじゃないかと思ってさ」
僧侶「……そう、ですね。お気遣いありがとうございます」 剣士「で、あの子仲間に入れちゃう?」
勇者「は?」
僧侶「え?」
剣士「だってさ。魔王倒すっていう目的は一緒じゃん? ちょうど後衛足りないじゃん? 魔法使いちゃん可愛いじゃん?」
勇者「いやいや、本人は一人で倒すって意気込んでたぞ」
剣士「そんなの自殺行為って分かってるっしょ。いや、むしろそのため……かもね」
僧侶「剣士さん、何か聞いて……いえ、何でもありません」
勇者「それに、正直彼女の実力がわからない。こう言っては悪いけど、足手まといになる可能性は否めない」
剣士「北の村から一人でここまで来たなら実力はあるんじゃない? もしなくても、オレが守る!」
勇者「それを足手まといっていうんじゃ……」 勇者「あと正直、『死神』っていうのが何なのか分からなくて、気味が悪いんだ」
剣士「あー、それね……。それはオレも気になるんだけど……。まあ仮に魔法使いちゃんがアチラさんの陣営でも、簡単に寝首かかれるような真似はしてやんないよ」
僧侶「……私も今回は、剣士さんに賛成です。勇者一行である私たちが見捨てたとあれば、彼女の味方は誰一人としていなくなってしまうでしょう。せめて魔法使いさんの気持ちが落ち着くまででも……」
勇者「僧侶がそう言うなら仕方ないな……」
剣士「え、オレは?」
勇者「さて、それでどうやって魔法使いさんを説得するかだけど……」 ☆ みな様、衆議院と参議院のそれぞれで、改憲議員が3分の2を超えました。☆
総務省の、『憲法改正国民投票法』、でググって見てください。日本国憲法改正の
国民投票実施のためにまず、『国会の発議』、を速やかに行いましょう。お願い致します。☆ 家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
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