ドラえもんのび太の大日本帝国
プロローグ
ドラえもん「さーて美味しいどら焼きも買ったし家でジョジョでも見ながらたべよっと!」
ガチャ
ドラえもん「ただーいまー」
どんどんどんっ
ガラガラッ
ドラえもん「のびた君ただいま!どら焼き買ってきたけどいる・・・・?何見てるの??」
・・・・・・・・・・・
のびた「機は熟した・・・」
どらえもん「えっ?な・・・何(こいつついにいかれやがったか・・・・)」
のびた「ドラえもん・・・君に残念なお知らせがあるんだ・・・一度君の電源を落とさせてもらうよ」
ドラえもん「な・・・・・なんだtt・・・・・。。。。・・・。。。」
のびた「くくく・・・・計画道理、だが時間がない・・・急がなくては。」
ピッポッピッパッ・・・トゥルルルルルル・・・・ガチャ
のびた「準備はできたこっちに向かってくれ」
???「了解」
電源の落ちたドラえもんを置いて家を出るのびた
道の向こうからスネ夫がやってくる
すね夫「あ、なんだのびたかよ。って・・・・何無視してんだよおい!ちょっと!まて」
のびた「悪いけど急いでるんだ、じゃあ」
すね夫「てめぇ!のびたの癖に生意気じゃねーか!!!ジャイアンに言いつけて・・・お!へへへ噂をすればなんとやらだぜ!おーい!!ジャイアン!!」
のびた「ジャイアン・・・待ってたよ。公園まで急ごうか」
ジャイアン「おう」
すね夫「へ??」 公園の土管に二人は腰掛けた
スネ夫もなぜか着いて来ていた
スネ夫は不安そうに二人のやり取りをただただ見ている
のびた「今の所は順調だ、後は向こうの出方次第だね・・・・もうそろそろ動きがあるはずだよ」
ジャイアン「そうか、この動きで俺たちの立場ははっきりするな・・・」
のびた「ああ・・・・良くも悪くも・・・後少しですべてがわかる・・・。」
スネ夫「・・・・な・・・何の話してるんだよ・・・二人とも・・・。」
のびた「後少し待っててくれ、すぐわかるよ・・・スネ夫にもね・・・。」
ピーッピーッピーッ
のびた「!!!!」
ジャイアン「お出ましのようだぜ」 ・・・・・・
ドラえもんが目を覚ますと目の前にはセワシ君とドラミちゃんが立っていた
ドラえもんが電源を落とされてわずかに1時間ほどの事であった
ドラえもん「あ・・・あれ?ぼ・・ぼく??」
セワシ「とんだ災難だったねドラえもん」
ドラミ「お兄ちゃん油断しすぎよ」
ドラえもん「だってのびた君がいきなりあんなことするなんて思いもしないよ」
セワシ「そんなんだから君はいつまでたってもポンコツなのさ」
ドラえもん「えっ!」
ドラミ「ククッ」
セワシ「そんなことより・・・あいつ気付いたのかな、だとしたら少々厄介な事になるかもね」
ドラミ「でもお兄ちゃん置きっぱなしにするような馬鹿ならすぐ始末できるわw」
セワシ「それもそうかwwハハッw」
ドラえもん「き・・・・君達一体何なんだ・・・!!」
セワシ「ああ・・・ポンコツのきみはもう多分用無しだから教えといてやろうかなw」
ドラミ「そんなこといったらお兄ちゃんかわいそうだよw」
セワシ「wwwハハッwwドラミはお兄ちゃん想いだな〜ww」
ドラえもん「(一体・・・なんだってんだ・・・みんな変だぞ)」
セワシ「ドラえもん・・・君はのびたの監視に失敗したんだよ」
ドラえもん「えぇつ??監視」
セワシ「ああ、まったく・・・・監視すら満足にできないなんてどんだけ使えないんだ君は・・・」
セワシ「君のこの時代の役割、それはのびたの監視・・・・のびたがパッとしないグウタラでドジで間抜けでもてない・・・そんなのびたのままでいさせるための監視さ」
ドラえもん「そ・・・・そんな!!だってしずちゃんと・・・」
セワシ「まだそんな戯言信じてたのかwほんとポンコツは頭固いなぁww」
セワシ「どらえもん・・・のびたはね、あいつは今をもって時空指名手配だよ、それも最高ランクのね」
ドラえもん「そ・・・そんな馬鹿な!!!だってのびた君が何したってんだよ!!!!!」
セワシ「あいつは・・・・未来にとってあまりにも危険すぎるんだよ・・・」
そう言ってセワシはゆっくりとポケットをあさる
出てきたのは小さいリモコンだった・・・
ドラえもん「そ・・・それは・・?」
セワシ「ククク・・・お察しの通りw君にとってあまりよろしくないスイッチだよ・・・」
ドラえもん「くっ・・・・時間軸をこえての破壊活動は重罪だぞ!!」
セワシ「ハハハッwこの件に関しては彼らは穏便なのさwそれにタイムパトロールにも知らせていないw」
セワシ「今回はあまりにイレギュラーだったんだよ・・・まさかとは思ったが早すぎた・・」
「そうか、それは好都合だ」
セワシ「!!!」 のびた「よかったよ君達が何も準備をしていなくて、もし準備をされていたらドラえもんは諦めなきゃいけなくなるところだった」
セワシ「どうやら本当に始まってしまったようだね・・・」
のびた「ああ・・・もう止められない、必ずやり遂げる」
セワシ「くっ・・・・ならばドラえもんだけでも!!!!」
カチッカチッ
・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・
セワシ「ば・・・馬鹿な・・・まさか・・・」
のびた「ああ、ドラえもんを遠隔で破壊ないし活動停止させる装置はもうきかない」
のびた「内部のセンサーに細工をさせてもらったからね」
セワシ「・・・・」
ドラミ「セワシ君・・・」
セワシ「ドラミ、帰るぞ」 ドラミ「えぇっ!で・・・でも折角のチャンス・・」
セワシ「これだけ先手先手を取られているんだ、これ以上は危険すぎる。変な気を起こされる前に戻って準備を整えよう」
のびた「賢明な判断だ」
セワシ「まさかここまで君が進んでいるとは思わなかったよ、どうやら想像以上の人物だね君は」
のびた「そんなことは無い、僕はパッとしないグウタラでドジで間抜けでもてないただののびたさ」
セワシ「フッ・・・・健闘を祈るよ」
ドラミとセワシはタイムマシーンに乗って帰っていった
のびたとジャイアンは来るべき戦の日々が来ることをいち早く理解していた
ただドラえもんとスネ夫はいまいち今の状況を理解できていなかった のびた「僕が異変に気付いたのはもう何年か前なんだ・・・」
ドラえもん・スネ夫「異変?」
のびた「ああ、だってセワシ君はぼくを全うな人間にして静香ちゃんと結婚させるために未来から君を送ったんだろ?」
ドラえもん「ま・・まあそういう話だったよね、今となっては全く違うみたいだけど」
のびた「うん、じゃあなんで成績も上がらない、グータラ直ってない、パッとしないのびたのままで彼は注意しにこなかったのか・・」
ドラえもん・スネ夫「・・・あ、そうか」
のびた「そうなんだ、それで僕は考えたんだセワシは僕を成長させるためじゃ無く、このまま駄目人間にするためにドラえもんを監視役で連れてきたんじゃないかと」
のびた「それから僕はいろいろ試した、君の道具を勝手に使ったり改造しようとしたり、時にはスモールライトで小さくなって君が未来に帰る時に着いて行ったことも何度かある」
ドラえもん「・・・ま・・・全く気付かなかった・・」
のびた「そして未来で見つけてしまったんだよ・・・・僕が革命の末に暗殺されるという記事を」
ドラえもん・スネ夫「あ、暗殺!!??」
のびた「ああ・・・ぼくは未来では革命家になっているらしい」
のび太「スネ夫、君は今の日本をどう思う??」
スネ夫「え・・っとどうって・・・?(なんだ今日ののび太・・なんか違うぞ・・・)」
ジャイアン「今の日本はなぁスネ夫、日本に厳しいんだよしかもこれからどんどん厳しくなっていく」
スネ夫「え?そうなの??全然実感ないんだけど」
のび太「それが政府のやり方さ、あいつらは僕達国民が気付かないうちにドンドンと事を進めていく・・税金の無駄遣いを辞めずに無駄な浪費を繰り返し増税・・・・」
ジャイアン「日本だというのに外国人にばかり優遇される制度、本当に困った人たちには行き届かず不正受給を見て見ぬふり」
ドラえもん「君達・・・一体いつの間に・・小学生だってのになんでそんな事を??」
のび太「いつまでも馬鹿にされて黙ってる人間なんて本当の馬鹿だよ」
ジャイアン「こいつは俺達の知らないところでとんでも無い努力を勉強を・・していたんだ」
ドラえもん・スネ夫「ま・・・マジ?」
のび太「そんなに大したことは無いよ、ただこのままみんなに馬鹿にされたままなんてまっぴらごめんだからね」 ジャイアン「話がそれちまったな」
のび太「あぁ、続けるよ。二人ともよく聞いてくれこれから日本はさらなる迷走を続け・・・そして・・」
スネ夫「そして???」
ジャイアン「20年後に純血の日本人は日本から姿を消す」
スネ夫・ドラえもん「!!!!!!!!!!!!!!」
のび太「今からちょうど20年後に政府が新しい法案を可決する・・・日本国国際交流法だ・・・」
ドラえもん「ちょっとまってそんな話聞いたことが無い!」
ジャイアン「あたりまえだろ、そんな事をしってこの時代にきたらどうなるんだよ」
ドラえもん「あ・・・・」
のび太「この法案は日本における外国人の難民の受け入れの無制限化、外国人の人権保護、参政権、税金無償化・・・・あげればキリが無いほどの馬鹿な内容がつまった法案なんだ」
スネ夫「そ・・・そんな法案通るわけが無い!!!」
ジャイアン「今の日本ならな・・・でももう始まっているんだよ」
のび太「スネ夫、君は今の日本についてなんの意見も言わなかったよね?つまりはそういう事なんだよ。今の日本の国民は皆気付かないうちに政治から無関心になっているんだ」
ジャイアン「テレビをつければお笑い、クイズ番組、洋画・・・・ニュースを24時間流しているチャンネルがあるか?」
スネ夫「・・・・わからない・・・」
のび太「そうやって政治から国民を離していって無関心にさせる、でも対面上は民主主義だからだれも文句はいわない・・・そりゃそうさ自分達が興味がないんだから」
ジャイアン「そうして無関心になった国民の見えないところでさまざまな法や制度が可決されて行く・・・・日本人に不自由な日本・・・」
ジャイアン「真面目に対応するのは企業だけ・・・だが企業だけでは何も変わらない、国民はいくら企業のトップが警笛をならしても金持ちの都合のいい戯言だと無視をする・・・」
のび太「なおも政治に無関心な日本人・・・・そうしてあの悪魔の制度が完成して可決される・・・」
ドラえもん「でもその法案がどうであれ日本人がいなくなるなんて無いはずだよ・・・20年でそこまで純血の日本人が減るとは・・・・」 のび太「その法案により日本人は外国のことを話題にしただけで逮捕されるようになる」
すね夫「そんな馬鹿な!」
ドラえもん「いくらなんでもそんなことがまかり通るはずがない!!!」
ジャイアン「法案により外国人の人権は日本人以上に守られることになる・・・そうして外国の話を外国人が聞いていてそれを侮辱だと受け止めれば日本人は逮捕されるんだ」
ドラえもん「馬鹿な!!!そんな無茶な!」
のび太「もうその頃には政治も警察も・・・日本のすべての機能が日本人で行われてはいないんだ」
ジャイアン「信じられないかもしれないがもうこの話は始まっている、他人事ではないんだ」
ドラえもん「そんな・・・でものびた君が暗殺って??革命って????」
のび太「僕はその法案ができて次々と日本人が逮捕されていく中で反対運動を展開するんだ・・・」
のび太「そして多くの人を集め・・・最終的に軍と連携をしてクーデターを画策する」
ジャイアン「だが・・・寸前でその計画は失敗する」
のび太「ドラえもん、君がすべてを政府に教える。君はスパイになるんだ僕を売る」
ドラえもん「!!!!!!!!!!!!!!!」 のび太「安心しなよ、そうならないように手を打っているんだ」
ジャイアン「ああ、ここからが本題だ」
のび太「ドラえもん、スネ夫。僕達は今日国を作る・・・(大日本帝国)を建国するよ」
スネ夫「そ・・・そんな事できるわけが」
ジャイアン「できるできないじゃないんだ、するんだよ今しかないんだ」
ドラえもん「そんな事をいきなりしたら混乱が・・・いや下手をしたら誰からも相手にされないんじゃ・・」
のび太「僕がこの数年間何も準備をしていなかったとでも思っているのかい?」
スネ夫「ど・・・どんな準備をしたっていうんだよ!」
ジャイアン「俺とのび太は二人で日本を回って理解者達を集めたんだ」
のび太「もちろんほとんど僕らと一緒の小学生だけど・・・でも少数だけど大人の理解者も集まった・・・」
ジャイアン「スネ夫、お前の両親もそうだ。資金提供もすでにされている、お前に内緒にして悪かったけど今このタイミングじゃなきゃお前も信じなかっただろう」
スネ夫「た・・・確かに、今でも信じられないけど・・・でも本当なんだよね・・・」
ドラえもん「僕はもう安全なのかい?僕のせいで君達を危険に晒すというなら・・・僕はもう・・・・」
のび太「君の監視装置は出来杉がはずしたから安心してくれ」
ジャイアン「出来杉は、あいつはもう俺達の想像を遥かに超えた天才だ・・・」
のび太「今回の強力な仲間の一人になる・・・」 だあああああああああああああああああああああ
疲れた・・・・ 書き溜めしていなく考えながら書いているのでスローな上に所々矛盾がありますw
それでも頑張るので気長に呼んで下さい
ドラえもん「出来杉くんはもともと天才だけど・・・想像以上・・・確かに僕の体をいじるなんてこの時代の技術じゃ普通は無理なはず・・・。」
のび太「彼とはこの計画を考え出したころから相談にのってもらっているんだ、僕は建国の準備・・・・そして彼はそれを邪魔するものから僕達を守る準備をしていた。」
ジャイアン「初めはネット操作、ハッキングから始まり今では爆薬の製作、銃器、そしてドラえもんさえ少しならいじれるほどの技術まで身につけている、まさかここまでやるとは俺達もおもってなかったぜ・・・。」
のび太「だけどその誤算が僕達の計画をずいぶん早く進めてくれた・・今動けば僕達の計画はあるいは成功するかもしれない・・・それでもとても少ない確立だけどね。」
スネ夫「そ・・それでこれから国を作るって、一体どうするんだ??」
ジャイアン「テレビを使う」
スネ夫「テレビ???テレビで国を作るの????」
のび太「今まで僕達がマスコミに操作されていたようにメディアを通じて僕達の建国を宣言する」
ジャイアン「そしてその後に出来杉がテレビをジャックしてさまざまな活動を宣伝する」
のび太「順調にいけば・・・・ある程度の理解を国民は示してくれるだろう・・・・」
ドラえもん「でも・・・・セワシ君が・・・未来の奴らが君達の動きを放って置くとは・・・・」
ジャイアン「ああ、思えないな」
のび太「まあここから先の話は出来杉君と合流してからにしようか。」
スネ夫「う・・・うん」
スネ夫は困惑していた
あの馬鹿なのび太が、暴力的で無知だったはずのジャイアン
平和でなんの不満もない世界が
この数時間で一瞬にして崩れ去ってしまった
現実とは残酷である
どんなに幸せでも
どんなに平凡でも
どんなに不幸でも
その世界は一瞬にして変わってしまうかもしれない
死ぬまで変わらないかもしれない
それでもただひたすら足掻いて生きる
のび太達4人は裏山へと向かって行った
これがのび太達の壮絶な戦いの始まりだった・・・・・
プロローグ 完 第一部 始動
出来杉「やあみんな、いらっしゃい」
のび太「ただいま出来杉君、状況は説明したほうがいいかな?」
出来杉「ううん、全部見ていたから大丈夫・・・・多分相手も作戦会議だろう、今のところタイムマシンが展開されたような形跡は無いよ」
ジャイアン「そうか・・・まあ俺達はもう止まれないからな、あとはつき進むだけだ。」
出来杉「フフッwジャイアンらしいな。」
スネ夫「こ・・・こんなところにこんな施設ができていたなんて・・・」
ドラえもん「しかも裏山だなんて・・・すぐにみつかってしまうんじゃないか?」
出来杉「見つかって何が悪いのかな??」
スネ夫・ドラえもん「え!!??」
のび太「僕達がどんなに隠れても相手は未来のテクノロジーを使うんだ、すぐにみつかるさ」
出来杉「そういうこと、ここは僕達が隅から隅まで知っている裏山だよ?相手は安々と来ないよ」
ドラえもん「そうか・・・逆にわかりやすいが故に手が出しにくい・・・・何かを用意されていたら・・・そう思うと簡単には手が出せない、考えたね。」
出来杉「まあ、悔しいけどのび太君の考えなんだけどね」 のび太「もちろんその何かは沢山仕掛けてあるんだけどね。で、出来杉君準備はどう?」
出来杉「そうだね・・・後2時間って所かな、なかなか途中でジャックを中断されないようにするのは時間がかかるよ・・・。」
ジャイアン「そうか・・まあ今のうちに心の準備をしておかなきゃな・・・・待ちに待った(大日本帝国)建国の瞬間だ・・。」
出来杉「今のうちにドラえもんとスネ夫君に部屋の案内でもしておいたら?もう家にはしばらく戻れないんでしょ?」
ドラえもん「あ・・・そうか・・・のび太君は時空指名手配になっちゃったんだっけ・・・つまりそれに着いてきている僕らも・・・。」
のび太「すまない・・・・。」
スネ夫「少し考えさせてくれ・・・・。もういろんなことが起こりすぎていて頭がくちゃくちゃだ・・・。」
のび太「・・・・ジャイアン、スネ夫とドラえもんを部屋に案内してやってくれないか・・・・」
ジャイアン「お・・・おう・・・二人とも、こっちだ・・・。」
・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出来杉「それでのび太君、演説の準備は?」
のび太「あぁ、、、できてるようなできてないような・・・・。」
出来杉「君らしいやwこんなときにそんな曖昧な返事ができるのは世界で君だけだよww。」
のび太「まあ・・・wアドリブも混ぜて僕のありったけを伝えようと思うんだ・・・それしか・・・今は・・・無いから・・。」
出来杉「まあのび太君なら大丈夫だよ、いざとなったら僕が情報を操作してなんとでもなる。」
のび太「ありがとう。まあ精一杯気持ちを伝えるよ。」
のび太「さてと・・・・僕もすこしだけ休もうかな・・・。」
出来杉「そうだね、君は後2時間後には一国を代表する人物になるんだ、逆にもう今しか休めないと思っておいたほうがいいかもね。」
のび太「うわ〜、昼寝も当分お預けかぁ・・・これはまいったな。」
出来杉「まあ後は任せて少しでもいいから休んでおいてくれ・・・ここからはとりあえず僕にしかできない仕事なんだから。」
のび太「・・・あぁ、お言葉に甘えて失礼するよ。出来杉君・・・。」
出来杉「ん?」
のび太「頼んだよ・・・。」
出来杉「フッ、任せな・・・。君のライバルと呼ばれるにはこれくらいの事はこなさなきゃね。」
のび太「またそれだwまあいいや、君のする事だ全面的に信じるよ」
出来杉「それwプレッシャーだよw」
のび太は片手を挙げて手をひらひらさせながら無言で微笑み、自分の部屋へと消えていった
出来杉「さ・・てと、ミスは許されない・・・やるか。」 ジャイアンに連れられてドラえもんとスネ夫は部屋へと向かっていた
ジャイアン「まあここはとりあえず食うにも困らないし各種設備も完備している、何かあったら俺に言ってくれ」
スネ夫「うん・・・・わかった・・。」
部屋へと向かう途中見たことの無い2人が向こうからやってきた
ジャイアン「お!あきら!さとし!!!もう来てたのか!!」
あきら「そりゃ今から始まるんだろ?俺達が来なくてどうするよw」
さとし「拙者ジャイアン殿を心底敬っておりまする、この身朽ち果てるまでなんなりとお申し付け下さい」
ジャイアン「うぜぇwwww」
あきら・さとし、この二人はのび太とジャイアンが仲間を探すべく日本中を回っていたときに知り合った二人だった
初めは喧嘩ばかりで分かり合えなかった二人も、のび太をジャイアンの必死の説得により今ではジャイアンの率いる
前線部隊の隊長をまかされていた
さとし「いよいよでござるな・・・・」
ジャイアン「おう、おまえら準備しっかりしとけよ!」
あきら「あたりまえよ!のび太さんの演説に邪魔が入るようなら誰だろうとぶっ飛ばすぜ!!!」
ジャイアン「こりゃ頼もしいwお、そうそう二人に紹介するぜ!」
ジャイアン「こっちがドラえもん、そんでこっちがスネ夫だ!仲良くしてやってくれ!!!」
さとし「拙者さとしと申します、以後お見知りおきを・・・・」
あきら「俺はあきら!二人ともよろしくな!」
ドラえもん「はじめまして、僕ドラえもん。」
スネ夫「・・・・スネ夫ですよろしく」
ジャイアン(スネ夫のやつ、まだ戸惑ってるな・・・・後でフォローしておくか・・・)
あきら「夜露死苦!!!」
ジャイアン「じゃあ二人ともあとでな!」
さとし「了解でござる」
ドラえもんとスネ夫は部屋に案内され各々休んでいた
スネ夫はまだ自分の中にある不安な気持ち、葛藤を消せずにいた・・・・ のび太(そろそろ・・・だね・・・上手くいけばいいけど・・・)
のび太はとても強くなった、賢くなった、以前ののび太からは想像もできないほど頼もしくなった
でも、所詮一人の人間である
不安、プレッシャー、焦り
そういった感情は決して消えるものではなかった・・・
のび太(大丈夫、やれる・・・やらなきゃ。今なんだ、今やらなきゃ・・・僕しかいないんだ!!!)
出来杉「のび太君、準備できたよ!」
部屋の通信から聞こえる声
今からのび太は小学生と言う身でありながらひとつの国の建国を宣言するのである 出来杉「のび太君・・・準備はいいかい?」
のび太「駄目でもはじまるんだろ?」
出来杉「わかってるじゃんwえっと僕がスタートの合図を出してから5分」
出来杉「この5分は完全に全国どの放送局ものび太君の演説しか映らない」
のび太「うん、さすがだよ出来杉君・・・。」
出来杉「のび太君」
のび太「ん?」
出来杉「別に失敗しても大丈夫だからね、君はまだまだまだまだまだ世間様からすれば駄目でもてないのび太君だ!何があっても皆(あぁまたのび太の悪戯か)ですますからさ」
のび太「フフッwありがとう出来杉君・・・でもね、そんなのび太とも今この瞬間からお別れだよ、初めてくれ!」
出来杉「了解・・・・のび太君?」
のび太「ん??」
出来杉「なにがあっても僕らは親友だよ」
のび太「臭いこと言うようになったねw出来杉君www」
出来杉「う・・うるさいなぁ!ほら!はじまるよ!!!!!!!!」
のび太(ありがとう出来杉君・・・・・) なんか「まあ」がやたらふえちまった・・・・
つか・・・・見てる人いるんかこれ・・??w
誰も見てないのに書いてるとかじゃないっすよねw 出来杉がスイッチを入れる
その瞬間目の前のモニターにのび太の姿が映し出された
のび太「みなさん、突然のご挨拶を失礼致します。僕はのび太、ただの小学生です。」
のび太「少しの間見ていたテレビの代わりに僕のお話を聞いていただければ幸いです」
のび太「不況の続く中今日本は未曾有の危機にさらされています!韓中問題・原発・主要企業の衰退・総選挙・・・・・キリが無いほど今日本は揺れているのです」
のび太「でも、テレビやマスコミはどうですか?何を発信していますか?アニメ・ドラマ・お笑い・スポーツ・・・娯楽に溢れた情報源から我々は今の日本の危機を知ることはできません」
のび太「今の日本を株式会社に例えてみます」
のび太「株式会社に税金という投資をしているのが国民、そして税金を回収している国が会社です。」
のび太「いまこの会社は赤字による赤字でまさに火の車・・・いや、そんな表現も甘いほどの借金をかかえています」 のび太「この様な状況でも国と言う名の会社はさらに増税と言う名の追加投資を求めているのです」
のび太「これが本当の株式会社ならば、株主による会議によって様々な案が会社側に提案されさらにはこのような赤字をもたらした経営者に退陣の要求すら出せるのです」
のび太「ここからが会社・企業と国の大きな違い・・・」
のび太「会社ならば投資をおこなう我々株主=国民による大幅なリストラ=経費削減、重要ポストの入れ替えなどダイレクトに意見を上げることが可能なのです」
のび太「しかし!今の日本と言う株式会社ではそのような事は成されません」
のび太「我々国民=株主は無尽蔵に投資=税金をかさねる自動集金マシーンと成り下がっているのです」
のび太「この事は私達に大きな責任があります!このような状況にもかかわらず、無関心に意見も述べずただただ税金を払う我々はまさに国にとって鴨でしかないのです!」
のび太「一般就労者は日々の仕事に疲れ政治に興味を示すよりも日々の仕事に重きを置き、抗議すらまかり通らない世の中へと方向を向かわされているのです。」 うむ…ドラえもんに今の日本の問題を組み込む発想が素晴らしい。めちゃめちゃ面白いです のび太「このままでは・・・僕達の日本は失われてしまいます・・・。」
のび太「今このタイミングで目を覚まさなければ・・今動き始めなければ手遅れになってしまうのです!」
のび太「・・・そこで僕らは今日国を・・・・(大日本帝国)を建国することをここに宣言します!」
のび太「この国は今は僕らの心の中にしかありません・・・でも・・・この思いに共感してくれる人がいれば・・・どんどんこの国が広がっていきます。」
のび太「僕はこの国で日本人が誇りをもって生きられる、日本人のための国を作ろうと思います・・・。」
のび太「もちろん鎖国のような極端な事はしません、外交もしっかりと行います。」
のび太「でも・・・今の日本のように日本人を犠牲にして外国人移住者を守るような真似は絶対にしません!」
のび太「人々が政治にしっかりと参加できて、国民の意思で動いて行く国・・・・・そんな国を作りたいと思っています。」
のび太「日本を愛する人、今の世の中に疑問を抱いている人・・・・是非僕らについてきて下さい!僕達は一人でも多くの国民を心待ちにしています!」
のび太「僕達の日本を守るために・・・・僕らは今日動き始めます・・・・。」
出来杉「時間だよ。」
モニターからのび太の顔が消えいつものチャンネルに戻る
どのテレビ局も突然のジャックに大混乱していた
のび太「う〜ん・・・・。」
出来杉「どうしたんだい?」
のび太「ちょっと感情的すぎたかな・・・とw」
出来杉「いいんだよ今はこれくらいで、どうせ今細かい政策なんか言ってもテレビの無能コメンテーターに批判され印象派悪くなる一方だ、むしろ今回の演説は感情が前面にでていてとても分かりやすかった」
出来杉「多分各種メディアを通じて暫く話題になるだろう、それも賛否両論飛び出すよ」
出来杉「もちろんここからそういった意見を操作していくのは僕の仕事なんだけどね・・・。」
のび太「相変わらず君は冷静だね。本当に君にはかなわないよ」
出来杉「お互い様さwそれよりもジャイアンの方でひともんちゃくあったから様子を見てきなよ、まあもう片付いてるだろうけど。」
のび太「そうか・・・・集中していて全然気付いてなかったよ、まあちょっと見てくるよ。」
のび太が演説を開始して数秒後・・・・・
出来杉のレーダーがタイムマシンの展開される痕跡をキャッチしたのだった・・・
裏山からそう遠くない場所でその反応は現れた のび太の演説が始まった直後、出来杉から通信が入った
出来杉「きたよ、裏山の南500メートルの位置に反応だ・・・数は・・・・5つ位かな・・・頼んだよ」
ジャイアン「けっ!たったの5人ってかwあきら!さとし!行くぞ!!!」
さとし「かしこまったでござる」
あきら「あ〜あめんどくせぇ・・・・」
ジャイアン「緊張感ねぇなwあ・・・スネ夫とドラえもんは部屋から出ないようにしていてくれ!」
ドラえもん「僕の・・・・道具がつかえたら・・・・ごめん任せたよ・・・。」
ドラえもんの道具を使えば国なんて余裕
そう思う方がいらっしゃるだろうが四次元ポケットの四次元は未来の空間として未来が管理している
今回の件でのび太達は未来に逆らう形になってしまったのでその四次元は当然閉じられる
ドラえもんのポケットは今やただのポケットとなっていた
ならば相手がばんばん不思議道具を使えば勝ち目ないじゃん・・・・と思うだろうが
時空を超えての不思議道具を使った破壊行為は重罪とされていてたとえ未来の政府といえど派手な
活動はできないのだ
ジャイアン「なぁに任せろって!んじゃあちょっといってくるわ!!」
スネ夫「・・・・・・・・。」
スネ夫はのび太の演説に見入っていた
今までののび太と全く違う
必死で想いを伝えるのび太
すね夫は少しずつ今の状況を受け入れようとしていた 〜裏山の南側〜
ジャイアン「さてと、相手はどう出るかな・・・・」
あきら「まさかいきなり攻撃とかそういう・・・・」
あきらがそう言いかけたとき、ジャイアンの方へと発砲が始まった
ジャイアンはすぐさま身を低くした
まだあきらとさとしは発見されていないようだった
ジャイアン「おいおいwそのまさかだよ、あいては容赦ないようだ・・・こっちも容赦なく行くぞ」
三人の顔つきが変わった
三人は静かに、時折相手の様子を伺った
敵はこちらを牽制するかのように撃ち続けてくる
途切れることの無い銃弾
ジャイアン達はまだ動かない
銃弾が岩を掠めるたびに砕けた石がパラパラと舞う
いつも遊んでいた裏山にはミスマッチな光景だった
ふと、敵の攻撃のリズムが乱れる
リロードだ
ジャイアンが無言で片手を挙げ人差し指で何度か方向を示す
その瞬間、まるで充満したガスが爆発するかのように
あきらとさとしが飛び出した
ジャイアンは二人を援護しつつ
横からの攻撃を注意しながら進んでいく
突然の展開に敵の連携が乱れる
その隙を三人は見逃さない
援護をしているジャイアンにより遠くから打ち続けていた敵が片付けられる
突然2人が飛び出したことでジャイアンへの注意が散漫になったのだ
飛び出した二人はリロードを終えて構えようとする敵をそんな暇も与えずに片付けていく
ギョッとした顔で二人に照準を合わせようとするが二人の勢いと速さに正確な動きが乱される 「日本」の定義を満たす最大の要因が欠如しているように見えるが・・・
今後の展開でフォローがあるのかな? 立ったら書くは甘え・・・・あれ?なにこれおもしろいwww
どんな人がどんな顔して書いてるのかが気になるわwww 色んな駆け引きがあったのだろうがジャイアン達の動きには全く無駄が無くとても簡単に見えた
5人と3人という人数差など何の意味も持たなかったのだ
最後の一人を片付けジャイアンは辺りを確認し始めた
敵の姿が消えている
出来杉の話していた負傷したり死亡すると未来に自動で戻って行くというのは本当だった
ジャイアンはこんなことなら一人でもいいから捕らえておかなかった自分の判断を少し悔やんだ
さとしとあきらが嬉々として戻ってくる
まずは出来杉に報告だな
ジャイアンはそう呟いた 隠れ家の入り口近くでのび太に会った
のび太「やあジャイアン、もう片付いたのかな?」
あきら「あったりまえだろ!なんてことない雑魚だったぜ!」
さとし「拙者の勇士!のび太殿にも見てほしかったでござる!残念!」
ジャイアン「まあ確かに楽だったが・・・・次はなんとか捕虜として捕らえられないか出来杉に聞いてみるよ」
のび太「へーやっぱり跡形もなく?」
ジャイアン「あぁ・・・消えてたよ」
のび太「そっか・・・」
ジャイアン「そっちはどうだったんだ?」
のび太「あぁ、出来杉君からは合格点をもらったけど・・・ちょっと熱くなっちゃったかなw」
ジャイアン「相変わらずだなwお前はお前のやり方でやってくれ、こっちは全力でサポートするからよ」
のび太「ありがとう、助かるよ・・・いつも・・・」
ジャイアン「いまさら気にするなwさあ、出来杉のところへ戻ろう」
のび太達は日本に確かな動きを見せた
この時からネットで、テレビで、あらゆる情報でのび太達の事が取り上げられた
若者からは救世主呼ばわりする物もいればテロリストと言うものもいた
メディアは大方のび太達に批判的だった
まだ誰も知らない
これから日本がのび太達を中心に大きく動き始めることを・・・・
第一部 始動 完 第二部 波紋
あれから数日が経った
のび太達の元へいくつかの対談などの要望が届いた
即決は避け出来杉が相手を調べている
ここからは本当に慎重にならなければ一つのミスですべてを失ってしまうのだ
こんなギリギリの綱渡りのような状態で
のび太は興奮し楽しんでいた
自分達がついに日本を動かしつつある
まだまだそれは小さな動きだけど
確実に一歩ずつのび太達は進んでいた 出来杉が接触する相手を一人ピックアップした
今売れに売れているコメンテーターからの場所は極秘とした上で生放送での対談の申し込み
のび太は意外に思った
このコメンテーターは道化だ
自分の意見など言わず事あるごとに揚げ足をとり評判を悪くしたり
大した事が無いものも誇張して人気が出るようにしむける
まさに日本を貶めている人間の一人だった
そんな相手を真っ先に選ぶ・・・
のび太は率直に聞いた
のび太「出来杉くん、本当にこの相手でいいのかい?」
出来杉「ああ、こういうのが最初にうってつけなんだよね」
のび太「そうなのかい?でもこの男に言いたい放題言われて僕らがただの馬鹿集団だと世間に認知されたらもうお終いだよ?」
出来杉「ふふふwそれは君の仕事だよ。大丈夫w絶対にそんな事にはならない、僕が保障するよ」
のび太「そうか・・・なら・・やれるだけやってくるよ。」
出来杉「僕はそんなことより君の移動が心配だよ、なにが起こるかわかったものじゃない・・・護衛はしっかりつけなきゃね」
のび太「ちぇ〜、君は無責任と言うか能天気というか・・・君が喋ってきたほうが相手をメッタメタにできるんじゃないかな、まったく」
出来杉はふざけたように手をひらひらとして部屋の奥へと消えていった
まさかいきなりのマスコミとの対話
マスコミの恐ろしさはのび太はよくわかっていた
なにか一つでも粗があればマスコミはそこに飛びつきのび太達を叩くだろう
いつかは通る道か・・・ならば早いほうが・・・
のび太は覚悟を決めた 今回の対談の相手は朝のニュース番組で人気のコメンテーターだった
一風変わったコメントで視聴者をひきつける
だが出来杉の分析では日本文化よりも韓国・中国文化を強く押すいわゆる左派であった
なるほどね
これは慎重に対話しないと・・・・
出来杉「のび太君、変な事考えないで自分の素直な意見をぶつければいいよ」
まるで心を見透かしているような忠告が出来杉から発せられた
出来杉「君はちょっと感情的になるくらいが伝わりやすい、理詰めじゃかなわないよ。誠意と熱意で相手を圧倒すればいい」
やれやれ、簡単にいってくれる
だが確かにこの忠告は的を得ていた
相手は百戦錬磨のコメンテーター
下手な知識では相手のほうに分があるだろう
のび太は開き直りに近い気持ちになった
なるようになれ
車は対談の場へと静かに近づいていた のび太達の指定した場所は郊外にある廃ビルだった
ここは出来杉が秘密裏に地下トンネルを建造していていざと言うときはここから安全に逃げることができる
ジャイアン達はもし何かあったときのために脱出経路の確認をしていた
今回のび太の護衛につくのはジャイアンとあきらとさとし、そしてあきらとさとしの直属の護衛隊
皆子供ながらしっかりとした訓練により自衛隊並みの統率がとれるようになっていた
廃ビルに着くなり護衛隊は配置に付いた
そのあまりの洗練された動きにコメンテーター達は驚きを隠せなかった
コメンテーター「これは・・・子供とは思えない動きですね・・・まるで私が取材に行った時に見た自衛隊の訓練さながらの動きだ・・・」
ジャイアン「こいつらには俺達を守るための行動を叩き込んでいるからな、まあいざとなったらあんた達も守ってやるけどなw」
コメンテーター「そのいざって時にならないのが一番なんですけどね。」
ジャイアン「まあな・・・なにぶん何が起こるかわかったものじゃない、尾行や発信機の類はないようだが安全に対談できるよう俺達は全力をつくすよ」
コメンテーター「たよりにしていますよw」
そんな会話をしながら対談の場へと向かっていった
ビルの15階にスタジオのように改築された部屋がある
そこでのび太はこのコメンテーターと対談をするのだ
重そうな扉をジャイアンが開けると小奇麗な部屋があり、椅子にのび太が座っていた
コメンテーター「君がのび太君だね、はじめまして・・・今日は宜しく頼むよ。」
のび太「こちらこそお手柔らかにお願いします。」
軽い挨拶を交え対談は始まった コメンテーター「それではさっそく始めさせていただきます、この対談は生放送としてテレビに流させて頂くけれどもよろしかったかな?」
のび太「はい構いません、フフッ・・・緊張するなw」
コメンテーター「今世間で話題ののび太さんとの対談だ、これを放送しない手はないですよ。」
のび太「そうですか、僕にはあまり実感はないですが・・・・」
コメンテーター「そうですか、あれだけの宣言をしたんだ・・いやでも注目はされますよ。そこでですね、一体なんの目的であのような宣言をしたのですか?」
のび太「あのまんまですよ、今世の中ありとあらゆる問題が山積みとなっている・・・・不景気による貧困、格差、それに伴う生活保護問題、外交等・・・」
のび太「でもそんな状況なのに僕には政府が必死に打開しようとしているようには見えないんですよ、むしろ混乱させているような気さえします」
コメンテーター「ほぅ・・・それはつまりどういった所がでしょう?」
のび太「そうですね・・・じゃあまずは外交問題から、先日某国が日本固有の領土に不法に侵入し建造物まで建てているのは当然ご存知ですよね?」
コメンテーター「もちろん、だが政府はすぐに対応したように思えますが」
のび太「そうかなぁ、少なくとも僕にはそうは思えなかった・・・だって遺憾の意を表明したところで何が変わるっていうのかな?」
コメンテーター「某国との領土問題はとてもデリケートなのであれ以上の対応は難しいと思うのですが・・・のび太さんだったらどのように対応するのですか?」
のび太「そりゃ自衛隊を使ってしっかりと取り戻しますよ、だって不法入国ですよ?某国なら攻撃を受けてますよ」
コメンテーター「しかし今の日本では自衛隊による軍事活動は禁止されていますが?」
のび太「それが馬鹿な話なんですよ、相手側に同じ事をすれば間違いなく軍事力による攻撃をうけるでしょう、でも日本はしない」
のび太「これじゃあ何にもならないでしょう、例えば自分の家に見知らぬ男が入ってくる・・・そうするとその家の人は警察をよびますよね」
のび太「そして警察が到着してその男がもし居座り続けたらどうなります?」
コメンテーター「逮捕されるでしょうね」
のび太「ですよね?それと一緒ですよ、日本の領土に不法に居座る国がいるのに外から言葉だけで対応したってむこうに聞く気がないなら何の意味もありませんよ」
のび太「こちらもあまり言う事をきかないのであれば軍事力で対応しますよ、という圧力。これも立派な外交だと僕はおもうんですけどね」 子供にみせるドラえもんのDVD選ぶためにスレ検索して、うっかり開いたスレがこれだった…
待ち遠しくて家事が手に着かない…はよ書いてっ…ずっとまってるから ここまでずっと、フニャコ先生の画で脳内再生されたよ
>>49
コツは、一日一回の更新確認を心に留めること。
神降臨時の知恵ですよ。
ドラえもんは元々、週に2話とかマンガ持ってるヤツに読ませてもらうだけだったはず。
家事を優先してください。読者の俺からの願いです。 コメンテーター「う〜ん、確かにそれも選択肢の一つではあると思うのですがちょっと過激な方法に私は思えるのですが・・・・」
のび太「えっと・・・・僕からも質問していいですか?」
コメンテーター「?????どうぞ。」
のび太「どうして軍事力による国防が過激に思えるのか教えていただきたいのですが・・・・」
コメンテーター「そりゃ話し合いによる平和的解決が一番スマートだからですよ、特に日本は戦争放棄しているのでこういう文化的な解決が・・・・」
のび太「じゃあ話しても分からないような相手だったら?」
コメンテーター「それはちょっと難しい質問ですね・・・むしろそうならない様にするのが外交というもので・・・」
のび太「じゃあ今の某国はどうですか?何度警告しても、何度日本固有の領土と発言しても一向に領海侵犯をっやめませんが?」
コメンテーター「言いたいことはわかります、でもあの国とは歴史的な問題が存在したりと色々・・・・」
のび太「謝罪や保障は沢山してきたように思えますが?それに歴史的な遺恨があれば領海侵犯してもいいのですか?」
コメンテーター「確かに正論ですよそれは、ただ外交には国によって様々な背景がありそれに合わせた方法が必要なんですよ。」
コメンテーター「特にあの国は特殊ですからなかなか簡単にはいかないんですよ」
のび太「だからそういった例外的な行動をする国にはきちんと国防をしなければならないのではないのでしょうか?」
のび太「そもそも過激とおっしゃられましたが他の先進国はどこだって軍事力による国防があたりまえです。」
のび太「こと核にいたっては外交にするほどの大きなカードになっています」
のび太「そんな国々をあいてに軍事力を持たずに対等に相手をしてもらおうと言う考えは僕には綺麗ごとにしかきこえません」 >>52
こと核にいたっては外交にするほどの大きなカードになっています ×
こと核にいたっては外交に影響するほどの大きなカードになっています ○
コメント本当に励みになります
年末の激務ともともと話を考えていないせいで思いつくまま書いているので本当にスローどころじゃないほどの
スローになってしまっています
思ったより読んでくださっている方がいるので頑張って完成までもっていきたいです
本当に読者の方々には感謝です
がんばります! コメンテーター「そ・・・それでも日本は平和主義・戦争放棄の国ですからこれは守らなければなりません」
のび太「国防は戦争じゃあないですけどね、まあ言いたい事はわかりますよ」
のび太「それでも僕はこの国をしっかりと守りたい、その為には自分達を守るだけの軍事力は必要だという考えは変えません」
コメンテーター「・・・・その考えだと今の自衛隊の数じゃあ足りないように思えるのですが、まさか徴兵制でも復活させるおつもりで?」
のび太「wフフッwいや〜それはないですよ〜w」
コメンテーター「それではどうされるつもりで?」
のび太「・・・・・・えっと、この考えは今の所僕の想像でしかないのでちょっと何も言わずに最後まで聞いてもらっていいですか?」
コメンテーター「構いません、是非聞いてみたいものです」
のび太「僕はですね、高校の授業に軍事訓練をいれればいいと思うんですよ」
コメンテーター「えっ!?」
のび太「体育とは別に作っちゃえば自然と徴兵制なんかにしなくても兵士としての訓練が皆できるじゃないですか」
のび太「それで授業の出来によって学校を移動させちゃうんですよ」
コメンテーター「そんな・・・いや・・続けてください」
のび太「まだしっかりまとめていないので大雑把なんですが・・・」
のび太「例えば1年の時に勉強・スポーツ・そして訓練の成績を見て生徒の適正を判断する」
のび太「2年になる際に先生から生徒に優れている分野の専攻をすすめる」
のび太「そして2年はその専攻にそった教育を受けていく」
のび太「そして3年で最終確認、スポーツに優れスポーツ専攻する人はプロを目指すなり実業団を探すなり大学で続けるなりの進路を目指していく」
のび太「勉強に強い人はなるべく良い大学にいける環境で勉強をさせる」
のび太「そして訓練で良い成績を残したものには本人に確認をした上で訓練に重きを置いた教育をしていく」
のび太「そして希望者には卒業後に自衛隊への入隊を斡旋する、これスムーズだと思いません?」
コメンテーター「いや・・・しかし・・・・・確かに理にかなってはいますが・・・ちょっとあまりに現在とかけ離れていて・・・」
のび太「それくらいぶっ飛ばないと変わりませんよ現状なんてものは」
のび太「そして最終的に自衛隊への入隊を希望した者には2年の契約で自衛隊での訓練を受けてもらう」
のび太「2年たったらそのまま残るのか、それとも別に就職をするのかを選んでもらう」
のび太「もちろんしっかりと2年訓練を受けた人には国から仕事の斡旋を行ってもらえるように制度を整える・・・」
のび太「まあ、いまの所はこんな感じですね」
コメンテーター「・・・あまりに突拍子も無い・・・でも確かに理にかなっています・・・いままでそんな考えの人は見たことが無い・・・・」
のび太「色々問題がありすぎてまだまだ実現にはほど遠い夢物語なんですけどねw」
コメンテーター「いや・・・これは驚いた・・そ・・・それでは今の経済をどう思いますか??この不景気を脱出するための、のび太さんの考えはありますか?」 のび太「さすがに僕に今の不景気を打開するような方法は思い浮かばないですよw」
のび太「でもね・・・今の政治がどれだけ馬鹿げているかは僕にだってわかりますよ」
のび太「今の段階は増税じゃないんですよ、政府内のリストラを行うのが先決です」
コメンテーター「つまり議員数や公務員・官僚を減らすと?」
のび太「ほら、これがマスコミのいけないところだ」
コメンテーター「えっ??」
のび太「リストラの意味は人員削減じゃない、再構築だ」
のび太「宣言のときににも言ったのですが今の政府は自分達をあまりに特別扱いしすぎなんですよ」
コメンテーター「と言いますと??」
のび太「はっきり言ってしまえば税金なんてどんどん使ってしまえって思ってるんですよね」
のび太「国は税収をあげるばっかりで自分達の給料や福利厚生、通勤手段等々そんなところに全く目をむけていないんですよ」
のび太「例えば赤字続きで負債を背負った会社があるとしますよね」
のび太「そこの社員が何十万もするようなスーツを着て皆ハイヤーで出勤して、料亭で会議なんてしていたら周りはなんていいます?」
コメンテーター「・・・・」
のび太「お前達そんな事してる場合じゃないだろ、借金返せよと言われるでしょう」
のび太「その忠告を無視してそれを続ければもちろん倒産するでしょう」
のび太「でも国は倒産しない・・・・先に国民が追い詰められる」
のび太「今の日本は国民に多大な借金をしています、それなのに誰一人自分達の給料をカットしようなどとは言わないのです」
のび太「企業のリストラの初期は賃金カットです、それすらしない国になぜ増税などと言う選択肢が選べるのか・・・・」
のび太「僕には理解できません」
のび太「さらに、平気で1時間とか待たせるような市区役所の遅い仕事」
のび太「面倒くさそうにたらい回しにされた人も沢山いるでしょう・・・あれを飲食業と置き換えてください」
のび太「客を1時間待たせたあと、ああこれはあっちの席ですこっちの席ですいやあっちです・・・」
のび太「こんな事を平気でするお店が残っていけると思いますか?」
のび太「国民は日本に投資する株主でもありお金をはらうお客でもある・・・それを忘れてはいけないんですよ・・・」 コメンテーター「つまり貴方達ならそれができると?」
のび太「僕達だからそれができるんでしょう」
のび太「今の議員・公務員・官僚なんて癒着がはげしくてもう身動きがとれないんですよ」
のび太「だから最初からやれる、やり直せる僕達だから改革が起こせると信じています」
コメンテーター「いや・・・大した自信だ、その自信はどこから??」
のび太「自信なんて無い・・・でもね」
のび太「動き始めなきゃ何もはじまらないんですよ・・・」
のび太「そして何かを始めようとすることは誰にだってできる・・・・それを僕は国民のみなさんに一番伝えたい・・・」
のび太「僕達は一人ひとり色々な人生があるから、何がどう正しいのかなんてアドバイスはできないんですけど、それでも始めようとしなければ何もはじまらないんですよ」
のび太「今まで政治に興味の無かった人が選挙に行く事で政治に興味を持ちはじめること・・・・・」
のび太「いままで仕事でなんとなくやっていたことを30分早く出勤してより頑張り始めること・・・」
のび太「一歩も出ない部屋からジュースを買いにコンビニに行ってみること・・・」
のび太「そのどれもが何かを始めること・・・・誰にでも出来るけどとても勇気がいるんですよね」
コメンテーター「・・・・」
のび太「だから僕達は国を作り始めた・・・・・国を変え始めた・・・・動き始めたんですよ・・・それを証明するためにね・・・」 コメンテーター「・・・・それでは最後の質問とさせていただきます、貴方は建国を宣言しましたがこれからはどのような活動をされるのですか?」
のび太「そうですね、建国を宣言しましたが今はまだまだ国と呼ぶには程遠いですからね」
のび太「まずは僕達の事を知ってもらうこと、これが大事です」
のび太「僕達の考えや主張を理解した上でなら批判だろうとなんだろうと受けますよ、ただ今の国民は本当に表面だけで判断する方が多い」
のび太「新聞の数行を見て、週刊誌の見出しを見て、ネットでの書き込みを見て、そしてテレビのコメンテーターの発言を見て」
のび太「どれも真実じゃない・・・・とは言いませんが、大方脚色が強い情報ですよね・・・」
のび太「捻じ曲げられた僕達の姿を批判され、それを見た国民が僕達を批判する・・・・そんな事にならないように僕はできるだけ生の声でこれからも情報を発信します」
のび太「その生の声での考えや主張を聞いたうえで共感できる方々、そういった人々を一人でも多く集めたいです」
コメンテーター「つまり・・・選挙活動のようなものですかね?」
のび太「そうです、そんなイメージです」
のび太「僕達が建国を宣言したからといって目の前に新しい土地が現れるわけじゃないですからねw」
のび太「発言から共感を得て、そして発言を実行して信頼を得る・・・そうして信頼しあった時初めて団結が生まれます」
のび太「団結をより大きくしていけば自ずと僕達の道も見えてくるでしょう、今はここまでしか言えません」
コメンテーター「僕は君達を過激なテロリストか何かと勘違いしていました・・・」
コメンテーター「そういったことなら我々も冷静に貴方達を見つめていかなければなりませんね」
コメンテーター「捻じ曲げられた・・・そう言われないよう我々も努力したいと思います」
のび太「そちらにも色々と事情があるとは思いますが・・・・お互い頑張っていきましょう」
コメンテーター「まさか貴方に励まされるとは思ってもいませんでしたw、それでも・・・・そうですね、お互い頑張りましょう」
最後は二人の握手で締めくくられた
過激な発言が人気のコメンテーターが穏やかに対談を終え最後は笑顔で握手をしている
このことは国民にも大きな印象を与えた・・・
まるで大きな湖に一石を投じたかのように・・・・
のび太達の存在は波紋のごとく日本全土へと広がって行った
第二部「波紋」 完 家事頑張ってる間にキテタ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!!
待ってたよーありがとーー ●●●ケネディ大統領は何故、死なねばならなかったのか?●●●
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¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥ 第三部 闇
「フフフ・・・君は本当に臆病だな、別に今日は何かしようってわけじゃない君とゆっくり話をしたかっただけさ」
その男は突然目の前に現れた
ここは男にとって敵地
それなのに堂々とまるでその空間を支配しているような威圧感すら感じた
スネ夫はただただ怯え
その男に恐怖を抱きながら疑問を投げつけることが精一杯だった
スネ夫「ど・・・どうしてお前がここに!空間を移動するときは出来杉にその痕跡がキャッチされるはずじゃ!!」
セワシ「別に驚くようなことじゃないさ状況さえ整えればlこれくらいのこと、それにしても凄い・・・ここは・・・地下かな?」
キョロキョロと驚くように辺りを見回すセワシ
外見だけで言えばのび太の面影がある
それなのにこの男はのび太の命を狙っている
自分の先祖であるのび太を・・・・
スネ夫には理解できなかった、いやしたくなかった
なぜ自分の家族同様の人を狙うのか・・・
なぜ争うのか・・・なぜ?スネ夫の心はおおきく乱れていた
セワシ「あ!そうそう今日は君と話をしに来たんだった!あまりに立派なトンネルにびっくりして忘れていたよ」
スネ夫「お・・・おまえとはな」
セワシ「あ、君が喋るときは僕が君に答えを求めた時だけにしてもらえるかな?」
スネ夫の言葉を遮り喋るセワシ
何気ないやり取りだったがスネ夫にはわかった
こいつは・・・支配することしか考えていない・・・
僕とは対極の人間だ・・・
スネ夫は生まれてきてからずっと支配に憧れていた
家に財力はある
ただ子供には財力など関係なかった
純粋な力
スネ夫はいつしか強い人間のそばでその権力の傘の下権力を振るう快感を覚えていた
のび太のくせに生意気だ
こんな理不尽なセリフを堂々と吐ける
別にのび太は生意気ではない
でも自分は堂々とこんな理不尽を貫き通せる
快感だった
状況はあっという間に一変していた
あんなに頼りのない、ドジでノロまでグズなのび太は突然変わっていた・・・
いや突然じゃないだろう
自分がジャイアンの下でぬるま湯の快感に浸っているあいだにのび太は途方もない努力をしたんだろう
自分にもわかる
スネ夫には力が無い、あるのは要領の良さと生まれながらの狡猾さ
従ったようで従っていない
いつかお前なんか・・・・
スネ夫はいつもそう思いながら決してそれを悟られないよう生きてきた
目の前にいる男は間違いなくスネ夫の下になどつかない
支配する人間の目をしていた セワシ「単刀直入に言うよ、君に僕の手伝いをして欲しいんだ」
なんて事を言うんだろうと思った、何故僕に?何故今?何故ここで??
疑問に思えば思うほどわからない・・・
セワシ「僕はね、訳あってのび太くんを消さなきゃいけないんだでも・・・これがなかなか難しい」
セワシ「あんなにドジだったのび太くんが・・・君も見ただろう?あんなに賢く、強くなってしまった・・・」
セワシ「しかもジャイアンといい出来杉といいのび太に惚れ込んじゃってるよあれは、まー本当に厄介極まりない」
セワシ「スネ夫君さ・・・・悔しいだろ???」
セワシの顔がぐにゃりと歪んだ
それは一般的には笑顔というものだろう
でもスネ夫にはその笑顔は笑顔にはみえなかった
どす黒い・・・・ありとあらゆる汚れたようなオーラがその笑顔にへばりついて見えたのだ
悪魔・・・幼稚な表現かもしれない、でもその表現がぴったりの表情だった
スネ夫「べ!別にくやしくなんかない!ぼ・・・僕はのび太やジャイアンといっしょにこの国を変えて・・・」
セワシ「変えてどうするんだい・・・」
スネ夫「!!!」
スネ夫は何も言えなかった
国を変えて??どうする???ジャイアンやのび太と一緒に???変えれる???どうやって???
セワシ「一つ聞こう・・・・君は、この国を変えたいのかい???」
ドクン!とスネ夫の心臓が揺れた
見透かされている・・・
「本当は何も変えたくなんかないんだろ」
自分の声が頭の中で響いた スネ夫は変わりたくなかった
変わって欲しくなかった
あのぬるま湯にずっと浸かっていたかった
時が来れば自分が上に立つ
だから・・・・変わるのが怖かった・・・のび太が怖かった
セワシ「フフフ、君はわかりやすい実に僕に似ている」
セワシ「君はね、本当に賢いんだ実に!賢い者っていうのはね臆病なんだよ!臆病だから失敗をしない、臆病はね・・・武器なんだ・・・」
セワシ「おや、もうこんなにも時間が経ってしまったか・・・あまり長居はできないんでね」
そう言うとセワシはおもむろにポケットから何かを出してそれをスネ夫に向かって投げた
スネ夫「!!」
セワシ「それをね、ここにみんながいる時に押して欲しいんだよ」
セワシ「君はこれが何かなんて知らない、ただ押せばいい・・・のび太やジャイアンが一緒にここに居るときにね・・・」
セワシ「まあ押すも押さないも君次第・・・でもね、僕は君を(信じている)よフフフ」
スネ夫「ま!まてセワ・・・」
スネ夫が叫ぶ前にセワシは姿を消していた
スネ夫は一人で地下トンネルに立っていた
まるで現実じゃなかったようなさっきの状況・・・
スネ夫は迷っていた・・・一体どうするべきか・・・・
スネ夫はわかっていなかった
その迷いこそが「闇」なのだと・・・・・
第三部 「闇」 ↑ 完 がぬけてまった・・・・
長い間更新なくて申し訳ない
年末年始と節分と忙しい日が続いて気づけばこんなにも間があいてしまいました・・
自分ハンター×ハンター好きなんで作者が休載するとホント腹が立つんですが
忙しいときはしょうがないんですねwっていう言い訳・・・
間が空いてなかなか自分でも話のつながり等を出して行くのが難しくなっていますが時間がかかっても
必ず完結はさせるつもりですのでどうぞ今しばらくお許しを・・・・ 【iPS】【進歩】【所得保障】
Pixivで大好評!
知的障害者の人体実験参加を解禁して
『日本系日本人』限定で
国民所得月間保障額を20万円/1人にするため、参議院から議員立法する
「VoteForGod'sChild」
**URL**
乙武洋匡に出馬要請するClub
**URL** 1942年(昭和17年)2月、ジャワ島北方のスラバヤ沖で日本帝国海軍は英米蘭の連合艦隊と交戦、戦艦15隻のうち11隻を撃沈した。
救命ボートにつかまり、一昼夜漂流していた英海軍の乗組員を発見した駆逐艦「雷」(いかずち)の工藤俊作館長は、
422人の命を救った。
そのうちの1人、英国駆逐艦「エンカウンター」の砲撃仕官だったサムエル・フォール卿(きょう)が2008年12月に来日した。
当時スバラヤ海域は敵潜水艦の魚雷攻撃を受ける危険が高かった。
そんな海域で工藤艦長は「最後の1人まで見逃すな」と命じ、「雷」の乗組員150名の総力を挙げて救助にあたった。
フォール卿と武士道: http://daitoua.edoblog.net/Entry/11/ 当然努力して頑張りましょう
無論根性見せろよ
確かに情熱を出せよ
もっと更に根気を発揮しろよ スレタイを見てタイムスリップものかと思ったらw
スネ夫ならママーを人質にすれば効果的な気もする… オトコの副業ナンバーワン!?
イケメン&トーク上手ならOK
安心の業界最大手です★
メーンズ ガーーデン
って検索してみてください♪
まずはサイトを見てみてくださいね!
※正しいサイト名は英語です。 のび太「試食会とは来客がいなくても、水筒に夢うつつに微睡みの現代的なシーンで始まり」 のび太はクリアできない
あやとりが必殺技だから、情報誌にちらし寿司が紹介しているだけでも、
生唾が出て建造物のチューリップに過って生年月日を訊いたから
おかしいよ 今日このスレ見つけたけど面白い
>>1応援してます( ゚∀゚)o彡° あれから4年近くが過ぎた
僕は毎月、この地を訪れている
この裏山には様々なものが詰まっている
皆で遊び回った思い出
そしてジャイアン、出来杉、のび太の夢…
僕は本当にこれでよかったのだろうか?
この選択で正しかったのだろうか? のび太はあの後、僕に恐ろしい予測を教えてくれた
のび太「世界の主要国は今後、世界再分割を加速させていく」
のび太「そしてやがて世界は資本主義の『特異点』を迎えるんだよ」
のび太「市場経済の行き詰まりを迎えた未来の世界は、帝国主義的な活動の対象を過去へと向けはじめる」
のび太「未来による過去の搾取が始まるんだよ」
出来杉の計算によれば『特異点』の訪れはちょうどセワシの時代だった
だから未来の人間は、のび太を危険視したのだ
躍起になって始末しようとしたのだ のび太の予測では、既にある程度の未来人がこの世界の上層に侵入しているらしい
それをいち早く看破したのび太は、未来にとって脅威であったのだ
未来人達は、のび太を恐れたのだ
…けれども…
ボクはあまりにも、のび太を恐れすぎた すべてセワシの言う通りだ
僕はジャイアンが怖かった
出来杉が怖かった
のび太が、怖かった
いつまでも変わらないと信じていた日常が、いともたやすく崩れていくことが、怖かった
ボクには、耐えられなかった 僕はのび太達に関わっていたが、始末されることはなかった
一つはのび太達を始末した功労が認められたこと
二つ目は僕のパパにも未来人の息がかかっていたからだった
今度パパは21世紀日本関東地区の総督に就任するらしい
もちろんそれは、未来側からの呼称だ パパが総督となるということで、僕も未来への行き来が自由にできるようになった
既に何度か見学に行っているので、未来都市の概要は把握している
今度もパパと一緒に、未来銀行の会長に謁見することになった
彼は実質的に未来経済を支配している
当然その魔の手は、現代にも及んでいる のび太は様々なことを僕に語ってくれた
僕はつい先日、それをすべてノートに書き終えた
このノートは世界中にいるのび太の協力者に渡してある
僕がいなくなったとしても、のび太の思想と革命の潮流が途絶えることはないだろう ノートは協力者の手によって世界中に出版されることになっている
だから安心して眠ってくれ
ジャイアン
出来杉
のび太
僕にはまだやらないといけないことがある もう僕は、恐れない
僕自身で、全てをひっくり返してみせる
もう僕は、変化を恐れない スネ夫はまだしばらく物思いにふけると、裏山を下りて行った それから数日後のことだ
スネ夫が彼の父と未来へ出発する日が来た
のび太はスネ夫に、あるものを遺していた
のび太「出来杉が作ったんだ。役に立つときがあるだろう」
スネ夫は彼が渡してくれた物を、お守りとして肌身離さず持ち歩いていた
スネ夫(まさかこんな形で使う日が来るとはな)
スネ夫はのび太がここまでも見透かしていたのではないかと思うと、苦笑を禁じ得なかった 未来銀行のガードはさすがに厚く、何重ものボディーチェックの上、荷物を持ってはいることは許されなかった
しかしのび太の形見が咎められることはなかった
スネ夫会長室までの長い廊下の間、かつての友達のことを思い出していた
出来杉、ジャイアン、ドラえもん、のび太…
しずかちゃんも、あの事件の後に何者かによって殺されてしまったのだ
スネ夫は彼らと色々なことをした
恐竜時代へ行ったり、ジャングルをさまよったり…
スネ夫(…本当に色々なことがあった…)
そして彼は、現代へも思いを馳せた
今頃は革命が始まった頃だろうか、と
気がつくと会長室のドアは目の前だった
彼は極度の緊張にいつもの如く小便を漏らしそうになったが、のび太が見ていると思うと何とか堪えた
スネ夫(のび太も良く漏らしていたな)
そしてここに至ってこのようなことを考えている自分がおかしく、スネ夫は再び苦笑を漏らした いよいよ扉が開かれた
扉の向こうには、皮張りの椅子に座る恰幅のよい人間が座っていた
その顔は朗らかな笑みで満ちていたが、その目は抜け目のない鋭い眼光を放っていた
スネ夫は思わず身震いしたが、のび太達のことが脳裏に浮かび、それは彼の心を鼓舞した
会長は「少し内密に話がしたい」といって秘書も皆追い出してしまった
人払いをした会長がこちらを向くのを見て、スネ夫は走り出した
懐から、形見を取り出す
出来杉の開発したステルス手榴弾だ
警備員も秘書もいない三人だけの空間、スネ夫を止められるものはいなかった
会長の恐怖に歪んだ顔が見えた、絶望の叫びが聞こえた
しかしスネ夫はもう恐れない
スネ夫は無防備な会長に体当たりし、手榴弾のピンを抜き、叫んだ ハッケヨイ「ここ良さそうでごわすね」
目の眼マン「しばらくここに居るとするか」 そして日本 ガス爆発で消失したところから舞台はスタート しかし間違えて大豆とプロテイン専門店のソイアンドプロテインランドに来てしまった ハッケヨイはベンチプレス500キロを上げるとプロテインバーに向かった ◆どうした。
◆れいの アレは
はっけん できたのか!
◆まだ はっけん できてないのか?!
◆われわれいがいの しんにゅうしゃ
というのは?
◆ろうじんと
くらいかんじの おとこ?!
◆れいの あいつか?!
◆かみがちゃいろくて くらいかんじの
ちょっと こうしゅうのある
びんぼうくさい おとこか!
◆で やつらは どこにいる?
◆さいじょうかいに
むかっているだと?!
◆ぶぁっかもぬぉぐぁああ!
◆ぜったいに だしぬかれるな! バビル2世「くだらん茶番は終わりにして朝マック行くぞ!」
スネ夫「おう!」 と書かれた看板を掲げた市民団体に包囲されているマックにはアリ一匹進入することは出来ないので問題無い 中国系反米市民団体の歴戦のアルバイター達によりマクドナルドは閉店に追い込まれた 代わりに中国系肉まんチェーン店まっくろナルドがオープンしてマックに成りかわった スネ夫「この店の肉まんうんこの味がするなあ」
出木杉「どうしてうんこの味ってわかるんだい?」 マクドナルドは無くなったが、杉下が烏龍茶の苦情を言ったり、バズーカを持って押し寄せた地上げ屋やボケ老人のプリウスをバビルがなんとかするいつもの日常が帰ってきた マックのパチモンはケンタに負けて日本から撤退してしまった ハッケヨイ「早く殺人鬼スネ夫の新しいスレ立てて欲しいでごわす」 そういいながらハッケヨイは重複放置されているF自スレを次の目標に定めて侵略しに行った ハッケヨイ「せっかくだからおいどんの大日本帝国をつくるでごわす」
ハッケヨイは手始めに野比家を襲った。
ハッケヨイ「どすこーい!」
ハッケヨイはのびパパ、のび太を殺害しドラえもんを破壊し四次元ポケットを奪った。
そしてタイムふろしきでのびママを若返らせた。
ハッケヨイ「殺されたくなかったら裸になるでゴワス」 全裸になったハッケヨイは野比ママから奪った眼鏡をかけて夜の帳に駆け出した ハッケヨイ「違うでごわす!」
帝はハッケヨイにボッシュートされ、ズブズブと日本海溝に沈んで行った 別世界のスネ夫「ハッケヨイと帝って誰だよ、原作にいたか?」 出木杉「出てるかどうかは原作を全巻読んで確かめろ」
別世界のスネ夫はドラえもんを1巻から読み始めた。 別世界のスネ夫「ええとハッケヨイはオリキャラね、帝はパソコンゲームのキャラか」
グーグルで調べている 目の眼マン「ハハハ、全然無名だなハッケヨイなんて」 次の瞬間、オリキャラ扱いされてぶちギレた目の眼マンはスネ夫に殴りかかった 25歳看護師です、女性の友達がほしいのですが。暇の方連絡まってます。good-par.shiina@docomo.ne.jp千葉県八街市八街ほ973-13椎名 教泰043-442-1501、090-3202-8219 などと側面に書かれた白いポルシェが夜の首都高を颯爽と駆け抜けた スネ夫はポルシェの上に乗った。そして運転席めがけて
糞をひり出した ドイツはアメリカから空中給油を繰り返して飛んで来た一式陸攻やB-17によって燃やし尽くされ世界に平和が訪れた しかしスネ夫はちょび髭を生やしドイツ政界にデビューした >>162
〜〜一式陸攻機内〜〜
ハッケヨイ「爆弾槽開くでごわすッ!目標は地上のアメリカ軍機甲部隊でごわすッ!」
目の眼マン「今だ!爆弾投下ッ!!」
ジャイアン「俺様のお手製爆弾を味わってみろよな!」
ハッケヨイ達の乗る一式陸攻から爆弾が投下された。 こうしてスネ夫は連合軍にとらえられハッケヨイと共に全裸磔にされた。
ふたりのいちもつは全国にTV放映された。 >>162
アメリカ軍「地獄へいけおらああああああ!!!!!!!」
日本軍「それはこっちのセリフだオイオラアアアアアアアアアア!!!!!!!!YO!!!!!!」 日本軍はアメリカ西海岸の乾燥した空気に触れた瞬間溶け出したので問題無い 家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"
FDNL3EZ40I 知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』
RVJPU 中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
D82 市民?「今日は終戦記念日だ。これがあの戦争の真実であり、現実だ。そのことを日本などの旧枢軸国も、アメリカなどの連合国も、忘れてはいけない。」といい、
こういう歌を歌った。
↓
最悪の夏・終(ハッピーバースデートゥーユーhttps://nico.ms/nm4477953の替え歌)
1
最悪の夏
最悪の夏
毎日10万人死んだ夏
あの戦争の夏
2
最悪の夏
最悪の夏
二度と繰り返してはいけない夏
過ちの夏
3
最悪の夏
最悪の夏
忘れてはいけない夏
日が落ちた夏
4
最悪の夏
最悪の夏
1945年の夏
終焉の夏 >>1が失踪したのが本当に惜しいなこのスレ
9年も前に書かれた>>16,17が現実に外国人実習生や観光客流入政策、そしてヘイト規制に舵を切った現在に重なる
ハッケヨイに乗っ取られて駄スレになってしまった…