【組討探偵(くみうちたんてい)】
パワードアーマーが一般に普及した近未来。軍用アーマーの横流し品や
労働用やスポーツ用を軍用並に強化した改造アーマーを使ったアーマー犯罪が
社会問題になっていた。労働用やスポーツ用しか持たない一般市民では
これら違法アーマーには太刀打ち出来ず警察のアーマー機動隊が頼みの綱。
そんな現状にあって労働用やスポーツ用どころか全くの生身で違法アーマーに
立ち向かう一人の探偵がいた。その名は柳生治五郎。人呼んで「組討探偵」。
柳生心眼流甲冑組討(やぎゅうしんがんりゅうかっちゅうくみうち)の使い手で
強力な違法アーマーをも組討の技で投げ壊せる程の達人である!

注:甲冑組討とは日本の古武道の一つで鎧兜を身に着けた状態で行う実戦柔術である。
   戦国時代、実際に戦場で使われていた技で現代の柔道や合気道の源流と言える。