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【没ネタ】未完成作品の墓場【殴りがき】 Part2
0166創る名無しに見る名無し
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2014/01/23(木) 15:24:07.94ID:J5soXYYD
〜〜鷹狩場〜〜

ガサガサ……。

家来A「お〜い!茂みを出てそちらへ行くぞ!」

兎「ピョンピョン」

家来B「山の斜面を下ってゆきますぞ!」

家来C「向こうへ追い込めっ!」ササッ

兎「ピョンピョン」



傅役「若……好機でござりまするぞ」

若殿「……ようし!今じゃゆけい!」バッ!

鷹「ピエーッ!」

ヒュウウウン……
0167創る名無しに見る名無し
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2014/01/23(木) 15:27:47.28ID:J5soXYYD
鷹「ピエーピエーッ」バサバサ

兎「ェ……」ピクピク

若殿「おお!ようやったぞ!」

傅役「う〜む、これは見事な兎ですな!」

傅役「ところで若、お体の調子はいかがでござりまする」

若殿「あぁ、ちと喉が渇いたのう!」

傅役「おい!若の水筒をこれへ持てい!」

中間「……ありゃりゃ?」

傅役「いかがいたした?」

中間「水筒が……見当たりません」
0168創る名無しに見る名無し
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2014/01/23(木) 15:28:43.21ID:J5soXYYD
傅役「見当たらんってお主……」

傅役「さっきまで持っておったではないか」

傅役「いったい何処へ置いてきたのじゃ」

中間「はて……見当も付きません」

傅役「こ、このたわけ者めがッ!」

中間「あっしの瓢箪で良ければ代わりに……」

傅役「飲みかけではないであろうな」

中間「いえ、飲みました」

傅役「そんな不浄なものを若様に飲ませるわけにはいかぬわっ!」

中間「ひ〜〜っ!ご容赦を〜〜っ!」
0169創る名無しに見る名無し
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2014/01/23(木) 15:30:39.52ID:J5soXYYD
若殿「これ爺や、もうよかろう」

若殿「そのあたりで許してやれ」

傅役「はっ?」

若殿「たかが水筒くらいのことでそう叱ることもあるまい」

傅役「いえ、お言葉ですが若……」

傅役「このような手合いはビシッと叱らねば……」

若殿「よいと申すにッ!」

傅役「はは〜〜っ……!」

中間「くくく……」

傅役「ええい!笑うな!」

傅役「元はといえばお主の不始末じゃぞっ!」
0170創る名無しに見る名無し
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2014/01/23(木) 16:00:10.01ID:J5soXYYD
かかる次第でありまして、

若殿様は僅かな御供の者を引き連れて

喉の渇きを癒すために

鷹狩場の付近にある村へと

向かっていったのでございます。

その道中のこと……。

ひっそりと静まり返った地に

薄汚れた屋敷がありました。



それは、方々の木々で

あまたの蝉がやかましく鳴く

夏の日のことでありました。
0172創る名無しに見る名無し
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2014/02/18(火) 21:00:19.47ID:aMv4aLjm
両津「ソチ五輪の裏で…!?の巻」



ガラリ!

大原「おはよう」

寺井「おはようございます部長!」

大原「おや……?」

大原「両津の奴はどうしたんだ?」

寺井「奥でソチ五輪を見てます」

大原「まったくあいつめ!」

大原「勤務中だというのに何を考えとるんだ!」
0173創る名無しに見る名無し
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2014/02/18(火) 21:01:57.78ID:aMv4aLjm
〜〜奥の部屋〜〜

テレビ「いよいよ日本の選手団の入場です!」

両津「いよっ!待ってました〜〜っ!」

大原「両津君」ゴホン

大原「勤務時間に何をやっているのかね?」

両津「げげっ!ぶ、部長!」

大原「バッカモーー……おっ!?」

大原「いま入場してるのは日本人か!」

両津「はい!」

大原「ま、まあ少しだけなら良いだろう!」

大原「わしもちょっとだけ見せてもらおう……!」
01751/4
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2014/05/19(月) 16:44:37.81ID:WWHByfOI
男二人が並んでいるだけで、一瞬耽美なものを感じてしまうのは、いやそもそも
僕が男である前提だけど、何だかよくわからなくなるほど、ちょっと
かっこいいと思ってしまったのは、異常なのか。それすらも忘れてしまった。

              ♪

今日はよく声をかけられる日だと思う。

「犬上先輩……あの、今日の放課後、中庭に来てください。話したいことが
 あるんです」

「犬上ィ、あんたさーチョコ食べる?え?別に余ってただけだし。変な
 勘違いしないでよね。クラスメート同士ならこんくらい普通でしょ」

「犬上っ、委員の雑用終わんなくてさ……明日ケーキ奢るから!ね!
 お願い!犬上しか頼れる人いないんだって!」

ただし、女子からだけど。

自分の顔はとくにイケメンでも渋い顔でもない、と思う。至って平均的な、
普通のような(普通ってなんだ?)、そこら辺の通行人Aのような。
違うところと言えば、周りから言われるくらいの「文学少年」くらいだ。
女子と積極的に絡んだり、かといって同級生の男子と馬鹿騒ぎするほど
でもない。
……何か、ずば抜けてやることがあったっけ。
読書くらいだな。

              ♪

浮ついた話がなくても、日課があるとすれば頻繁に図書室へ通うことが
楽しみだったりするのだ。
開けてみるまでわからないパンドラの箱がたくさん並べられているような、
もしくは樹海に落とされたような、そんな気分で本棚の前を歩く。
きっとこれは誰にもわからないだろうな。

まあだからといって、宝が見つかるかと言えばそうではなかったりするのだ。
今日の収穫はゼロ。おまけに呼び出しをくらった女の子は、なんと言えば
いいのか、僕よりもひどくおとなしそうで、つついただけで破裂してしまう
ような緊張状態で話もろくにできなかった。
路面電車の停留所で降りると、きらと光るものが視界をかすめる。

目を上げてどきっとしてしまった。
何なのだ、今日は。

「よお!ヒカルくーん」
「…あ、ああ。淺川さん」
01762/4
垢版 |
2014/05/19(月) 16:45:22.67ID:WWHByfOI
素直に驚いた。西日に当たり輝いていたのは、淺川のおかしな髪の毛だった。
女性ならともかく、男性相手に心臓を動かしてしまうとは。
僕は「普通」のはずだ。

「ヒカル君?」
「ヒカル君だよ」
「ヒカル君、です…」

思わずオウム返しをしてしまった。なかなかコントのようで、口の中で
ふきだしてしまった。
淺川さんの隣に居たのは、これまた長い黒髪が艶やかで、それと同じ毛色が
まるでビロードのようにつやつやな犬の男性だった。淺川さんよりだいぶ
背が高い。
二人並んでいると、まるで自分が檻に閉じ込められているような錯覚に陥る。

「こいつは花岡。ここら辺の地元を拠点にしてバンド組んでライヴやってんの」
「犬上ヒカルです」
「花岡さんと呼んでくれたまえ」

変なの。


「で、さ……やっぱ若い子に托そうぜ」
「ええー……いいけどさあ、俺ぜってー責任もてないって」
「だからだよ。本には旅をさせろというだろ」
「それだいぶ違うよな」

二人が何かこそこそと話しているが、犬耳の僕は「本」という単語を聞き逃しは
しなかった。何せ文学少年だ。

「ヒカルくーん……この本、タダで上げると言ったらもらってくれる?」

もらって『くれる』?

「中身は別に至って普通の本だぜ」

『普通』の本?

「ただまあ……呪われた本だって、ジンクスがあるんだけど」

変なの。

「呪われたって……あのう、殺されたりとかそういう…」
「いやいや、そんなんではないんだ。ぜんぜんね。だけど呪われてる」
「もらう前に呪われてるなんて言われて欲しがる奴はいないんだけどな」

二人ですすめているくせに、手をひっこめるような言い方をする。
きっと商売人レベルが高いに違いない。くすぐられるような話し方をして、
爪をたてないわけがない。

「…それ、もらっていいんですか?」
「お!いくかー?いっちゃうかー?どうぞ!ヒカル君にあげよう!」
「要らなくなったら遠慮なく売り払うなり寄贈するなり…煮るなり焼くなり
 していいから」

捨てていいから、と言わなかった辺り、この花岡という人も本好きなんだなと
かんじた。
でも、煮たり焼いたりって……
やはり本当に呪いが。
01773/4
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2014/05/19(月) 16:46:13.41ID:WWHByfOI
「その本ねえ、俺が海外で仕事中に見つけて買ったんだけど……ちょっとね」
「俺も興味本位で淺川から本もらったんだけどね。なんつーかよう……
 うん、まあ、若い子ならちょうどいいくらいだと思うし」

一体なにが…とは聞かなかった。だって猫箱もパンドラの箱も、先に答えを
聞いてしまったら絶望しか残らない。

              ♪

二人を見送り、足早に自宅へと戻る。
ありとあらゆるものを終わらせ、そして至福の時間へ浸る。読書タイムだ。
もらった本のタイトルは「思慕」だ。別に痛さも、恥ずかしさも、呪われそうだ
とかもない。やはり「普通」だ。
中身も。後書きも。

でもおかしいな。

作者のプロフィールが破られていた。

              ♪


「犬上先輩……あのっ…ごめんなさい!!!」

夜更かしの頭によく響く、透き通った声だった。いや、叫び声に近いか。
昨日、呼び出しを注文した1個下の後輩だ。
朝の登校時、しかも校門前。いまだかつてこんなに注目されたことはあったか。

「私…一晩考えて……わかったんです。先輩のこと、好きだと思ってたけど
 ただの憧れで、私にとっての特別ではないんだって……
 呼び出しなんかしてごめんなさい!」

叫び声と共に走り去る少女。短いスカートを翻し、可愛らしい足音が鳴っていた。
でも、なぜ、いま。
01784/4
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2014/05/19(月) 16:47:22.18ID:WWHByfOI
「犬上ィー。昨日のチョコさあ……感想来ると思って超待ってたんですけど」
「へ?」
「だーかーら!!家庭科の時に時間余ってたから皆と作ったやつだったの!
 私ってば料理スキル高くねーの!そんで無差別に配ってさー感想求めていた
 わけ!でもあんた、受け身なだけで感想とかめっちゃスルーじゃん。
 ほんと、サイアクなんですけど」
「ご、ごめん」

なぜ、いま。

「犬上……昨日手伝ってもらった雑用あるじゃん…私、あんたと二人っきり
 だったせいで……せいで……このっ!よく、わかんないけど、もう、
 ばか!!」

なにが。いま。なにがおこって。

怒涛の女性の表情フルパターンをくらって呆然と校門で立っていると、後ろから
げらげらと笑い声がかかってくる。

「何だよ今のーー。ひー、うける」
「犬上も一丁前に女子をフることのできる年齢になったか」
「意外だよねー」

塚本が僕の頭を鷲づかみにし、来栖が背中を叩いてくる。鎌田は僕と目を
合わせないで笑う。

僕は「普通」のはずなのに。

あ。
そういえば昨日、淺川さんと花岡さんが言っていた。「呪い」って?
若い子には何をさせろと?

「あ、そういえばよう」

待って。聞きたくない。

「バイク屋の…何だっけ、杉本ねーちゃん?おめえがパンクしたチャリ
 取りにくんの忘れてるって、ツノ生えてたぜえ」

これはどういう「呪い」なのか、確かめる余裕すら、わいてこなかった。
0183創る名無しに見る名無し
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2015/01/13(火) 14:02:01.98ID:xkEWnqPx
魔王「最近の魔王界はたるんどる」
魔王「勇者と馴れ合ったり、高い志を持っておったり」
魔王「魔王に必要なのは、絶対的な恐怖の筈だ」
魔王「人間界に媚売って、平和ボケする魔王どもを、成敗してくれるわ」

俺にはネタが思い浮かばんからこんな感じで誰か描いてくれんかな
0184創る名無しに見る名無し
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2015/08/06(木) 19:03:41.08ID:NrlvB0hC
ゲールはガードレールをベリーロールで飛び越えながら、デジタル迷彩柄のジャケット(上下セットの紳士服なのですさまじくダサいが、一周回ってファッション業界ではアリなのかもしれない。
しかし都市部では異様に目立つため、目立つための迷彩、というアグレッシブなものになってしまっていた)の懐からB-52マグナムを取り出す。
が、ジャケットの裏地に銃身がひっかかり、それ以上抜き出すことが出来なかった。スティーヴン・ハンターの小説を読んでいないがために、
コインを複数まとめてテープで止めたやつをポケットに入れておく習慣がこの世にあることをゲールはまだ知らないのだ。なので窮余の策を取った。
よく中学生や小学生がやる遊戯として、長袖の学校指定ジャージから片腕を抜き、抜いた袖をもう片方の腕の袖と合体させ、その繋いだ袖を上下させながら、
抜いた腕を腹からバインバインと何度も突き出させる(ゲールの学校ではフェイスハガーの出産に準えて、「エイリアン」、と呼ばれる行為だった)というものがある。
書いていて思ったが、こういうのを異化効果っていうんだなと思う。まったく伝えられる自信が無い。
ゲールは「エイリアン」さながらに、ジャケットに引っかかったままのマグナムを発射した。
引き金を引くと同時に、撃針?が銃弾の尻の部分――なんというんだったか?――を叩き、薬室で炸薬が爆裂してガスを充満させるんだったか?
その圧縮されたエネルギーが解放を求めて、銃弾の先端の発射させる部分――名称がわからない――が運動エネルギーに変換されてスポーンと飛んで行く。
薬莢が排莢され、ってこれ赤い赤毛だよな、硝煙がふわふわと――しゅーっとか?――立ち昇る。
今、銃口に触れたら熱いのだろうか? やけどしてしまうだろうか? ゲールの好奇心は想像をやめなかった。
確かグロック?とかいう拳銃は金属が使われず、樹脂のみで構成されているはずだった。
いや、金属を全く用いずに作製された拳銃なんて危なくて使用にたえないのでは? シグとかだったか? でも3Dプリンタで銃作った奴もいたしなー、とゲールは思った。
ゲールの放った銃弾、いや違う、B-52マグナムの放った銃弾は3.77mmのホローポイント炸裂弾で、当たった人間は死ぬ。
ホローポイント炸裂弾は命中対象を貫通せず、衝突したエネルギーが――ゲールの知識ではそれ以上うまく想像することができない。
ターミネータ2(森博嗣)でショットガンで顔面を撃たれたT-2000の傷跡みたくなるんじゃないか、とゲールはわかりやすく考えてみた。
そういえばあの傷跡は――裂けた人間の頭部なるビジュアルは、「いったい何を参考にした」のだろうか、とゲールは思う。
0185創る名無しに見る名無し
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2015/08/06(木) 19:04:31.18ID:NrlvB0hC
アメリカには恐ろしいグロ画像の元ネタが腐るくらい転がっているに違いない、とゲールは思った。そういえば自分はどの人種でいったいここはなんという国だったのかとゲールは考える。
敵の武器は小銃だった。小銃とはライフルのことだ。そしてそれはボルトアクションではなかった。ボルトアクションでなければそれはいったい何なのだろうか。
他にどんな種類が存在するというか。フルオートとかセミオートとかそういうのか。まったくわからない。
そもそも、なぜその物体に、小銃とライフルという2つの名称がついていることを自分は知っているのだろうかとゲールは思った。自分はなんという国の人間なのだろうか?
その疑問を完全に無視し、「それはいったいなんという小銃なのですか」とゲールは敵に問いかけてみた。
全てが会話から始まるわけではないが、銃撃戦のさなかに相手に言葉をかけてみるのも、時には悪くない試みかもしれない。おしゃれ、という言葉が似合うような、女性的なアプローチだ。
「これはモシン・ナガンとAK-47のいいとこどりをしたハイブリッドの俺オリジナルのライフルだ」と敵は率直に答えた。「エルゴノミクスももちろん取り入れてあるし、
左右対称となっており、左利きの人間でも右利きの人間でも扱える。もちろんユニバーサルデザインなので、片手を負傷していても安定した射撃姿勢を取れるようになっている」
「モシン・ナガンの長所とはなんですか?」
「イギリスのロックバンドだったと思うが、確か自宅の暖炉を破壊して、そこから古い木材を取り出し、
それでギターを作ったやつがいたよな」と敵は言った。「そういうことが、あったよな?」。強く、威圧するような眼差しで言った。
そんなことを言われても困る、とゲールは思った。だが彼持ち前の負けん気の強さがこう言わせた。「ああ。あったね。あったあった」
「モシン・ナガンは木でできている。風水には木火土金水という概念があり、これは三すくみのようにパワーバランスが存在している。
木火土金水のうち、木の性質を備えた銃、それがモシン・ナガンだ」
 風水という言葉を聞いた瞬間、逃げたな、という直感がゲールの脳内に浮かんだ。だが何から逃げたというのか?
ゲールはなぜかそのことについて自分が考え続ける未来を想像できず、腹から力が抜けた。仕方なく、地道に相手の話に付き合うことにした。
木火土金水とはなんだろう、どうでもいいけれど、とゲールは思った。水金地火木土天冥海のようなものか。いや海冥だったか、どうでもいいけれど。
そもそも冥王星は惑星扱いされなくなったのではなかったか。困った末にゲールは言った。「月曜日と日曜日はどこへ行ったのですか?」
期せずしてアメリカン・ジョークが飛び出した。段落をまたいでいるのでものすごくわかりづらいジョークだ。
いや、というか別にアメリカに限ったジョークではないのか? そしてこの場合はチャイニーズ・ジョークとなるのか?
0186創る名無しに見る名無し
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2015/08/06(木) 19:05:10.82ID:NrlvB0hC
幸い、敵はゲールの話をまったく聞いていなかった。「モシン・ナガンには双子の兄弟がいた。それが、シモ・ヘイヘだ」
「待ってください。ライフルに兄弟がいるのですか? それは製造番号が1つずれているとか、そういう話題を――つまり擬人法っていうやつですか?」
ゲールの脳内に、中学時代に国語の授業を受けた記憶が「エイリアン」とともに蘇る。いや授業を受けたのは小学生の頃だったかもしれない。
「AK-47のいいところは、木でできているところだ」と敵は言った。ゲールの問いは無視される運命にあった。
無視されることが何よりも子どもの心を傷つけることを、ゲールは知らなかったが故に、いま己の心中に生じているダメージを、
世界のどこかに存在している不特定多数の「かわいそうな子ども」の想像上の痛みとして変換、還元することが出来ず、従って全身でその衝撃を受け止めることとなった。
敵は構わずに続ける。「木は、世界中に生えている。世界中で、AK-47が生産されており、それはその国の気候や風土に基づいた樹木の種類によって多種多様な性格を持つ。
ヒノキで作られたAK-47はいい匂いがするし、示現流で用いられる樫の木だったか? あれには粘りがある。狙撃には粘りが必要なんだ。
人間なんてものは心臓に雑多な夾雑物がまとわりついたものなんだから、粘ってれば粘ってるほど心臓と体組織との繋がりが強くなり、より強い狙撃姿勢が保てるんだ。そうだろう?」
「マッテクダサイ」。ほうほうの体でそう言ったため非人間じみた言い方となり、その近未来感/ロボット感がかえってプログレッシブな印象を生み出したが、
当のゲールはそのことに気付かないままだった。「マッテ…クダサイ。モシン・ナガンとAK-47のいいとこどりをしたんですよね?
そして両者のいいところとは、木で作られているところだとあなたは言いました。だったらそれは2つのライフルのいいとこどりではなく、単に木という一つの、単一の特性しか有していないことになりませんか?」
 その瞬間、ゲールがさっき放った4.72mmセミホローグレインポイント弾が今、敵の右こめかみ辺りに着弾し、今劇的な運動エネルギーが解放され、今敵の脳漿を撒き散らした。
 今この瞬間、ガードレールを飛び越える最中だったゲールは、着地した。(完)
0188創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/03/25(金) 14:46:02.22ID:/pyeCC9a
i
0190創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/08/31(水) 04:42:20.42ID:cOHXDcjI
a
0192創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/29(木) 17:44:15.98ID:WMWKueMi
ヘッドライトの先に黒い塊が俺はスピードを落とした
可愛そうに狐が轢かれたようだ
車を降り近づくともう冷たくなっていた
そっと抱えて端に寄せると手を合わせた
こんな獣でも待っている家族がいるかもしれない
もともとはこいつらの山なのに
車に戻ろうとすると何か聞こえた気がした俺は辺りを見回したが
何もいない空耳か
「助けてくれ」俺の足元にはいつの間にか子猫がいた
猫が喋った?まさかしかしこんな所にいたら車に轢かれてしまう
俺は、保護することにした
しかしどうやっても触ることが出来ない
又声がした
「お前と話す為にこんな姿で現れたが本当の姿ではないだからおどろかないでくれ」
「助けて欲しいのか?」
「そうだやっと話の出来る人間を見つけた」
「どういうことだ、説明してくれ」
0193創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/29(木) 17:45:32.17ID:WMWKueMi
「私は、他の星から来た今からお前達の時間で100年前だしかし船が故障してしまった
私はパートナーと船を修理するための部品を探しに出かけたしかしパートナーは
人間に見つかり捕まってしまったその時の私にはどうすることも出来なかった修理する為の
部品もその時代のテクノロジイーでは出来ないと分かった私はテクノロジイーの進歩と協力して
くれる人間を待っていた」
「俺がそうなのか?」
「そうだ、テクノロジイーはどうなんだ?」
「それは、まだ分からない」
「分かった役にたつか分からないが協力しよう、どうすればいい」
「まずパートナーがどうなったのか知りたい」
そういう事は取り敢えずググってみるか
俺は、スマホを取り出しキーワードを入れた
100年ほど昔この辺りで不思議な生き物が捕獲されたそれはしばらく
見世物にされていたがすぐに死んでしまった。その死体はミイラのようなったので
ある寺に納められているらしい
「残念だったな」
「すぐにミイラになって残っているんだな」
「まだ、助かるかもしれないそこに連れて行ってくれ」
俺は情報をカーナビに転送した
0194創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/29(木) 17:46:38.88ID:WMWKueMi
道中彼は色々説明してくれた
彼はある力で人間の意識にアクセス出来るそれで俺と会話が出来るそうだ
ただその力はあるレベルまでにならないと使えないこと最近やっとそのレベルに到達
したそこに俺が現れた寿命は人間で例えると2000年もあるそうだまた
危険に遭遇するとミイラのようになって身を守ることが出来るただ余り長い時間だと
復活できなくなる100年近く経っているので残された時間は少ないそうだ
明け方にその寺に着いた寺の入口の案内看板にはご神体として祀られていて
年に1度しか御開帳しないと書かれている
「どうする、外からわからないか?」
「だめだ、セーフモードに入っているとテレパシーで交信できない」
「どうする」
「もう1ランクレベルを上げればしかし...」
「どうすれば、レベルが上がるんだ」
「君に寄生すれば、しかし...」
「やれよ、協力する約束だ」
彼は、俺に寄生した
「どうだ、レベルは上がったか?」
「成功だ、それにもう声にださなくても会話できる」
俺は、寺の中に入って行った
住職はまだ寝ていた
「坊主のくせにいつまで寝てるんだ」
驚いて飛び起きた坊主オイオイ頭の中煩悩だらけだ
レベルアップした力は相手を服従させる力だ
命令すると呆気なく鍵を開けた
「良かったまだ間に合うしかし船を直さないと復活できない」
今度の調べ物は、スマホでは能力不足だ、高性能のパソコンがあれば
あるじゃん全く今時の坊主は良いパソコン持っていやがるしかも光回線だ
俺は少しの間彼に体を預けた
0195創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/29(木) 17:49:40.94ID:WMWKueMi
もの凄いスピードで彼は、ネットを検索しデーターをスマホに転送した
高性能の3Dプリンターを使えばある程度まで修理できそうだ
パートナーも元に戻せる
さらに都合がいいことに俺の地元の近くの研究所にすべてそろっている
俺は、再び車に乗るとアクセルを踏んだ
森の中にその研究所はあった。守衛を服従させると中にいる者を集めさせた全員を服従させ
船の修理の為のパーツの制作にあたらせた
いくら最新で高性能でも複雑なパーツは時間が掛かってしまう
データーをすべて入力するだけでも時間が掛かった
少し休むよ彼は体を俺に返した寄生されるとその力は俺にも使うことができた
俺は、暇つぶしに偶々近くにいた女性研究員の意識の中を覗いてしまった
人間誰しも何かしらの悩みはある彼女はいつも片思いで寂しい思いをしているようだ
何か力になってやりたい俺は、彼女に声をかけた
「コーヒーあるかな」
「休憩室に案内します。」
「君もどう」
普段の俺なら絶対しないけど彼女の意識は嫌がってはいないようだ
「あの聞いても良いですか}
「なに」
「あれは、何の部品なんですか」
「君の3サイズ教えてくれたら答えるよ」
「いやですエッチなこと聞かないでください}
「ゴメン、実は国家機密並みで教えられないんだ」
「でも、怒った顔も可愛いね」
「揶揄ないでください」
「本当だよもっと自分に自信をもって」
「いつも、そう言って口説いているんですか?」
「まさか、猫にしか言ったことないよ」
「私は、猫じゃありません」
「いつも、猫にそんなこと言っているんですか?」
「そうだよ、可愛いね・綺麗だよ・愛してる・もう放したくないてね」
「可哀そうな人なんですね」
「そう、だから君は俺みたいになるなよ」
少しは、役に立てただろうか
「さあそろそろかな」
出来上がったパーツを持って
山に急いだもう残された時間は少ない
後を付けている車に気が付かないほど
焦っていた
0196創る名無しに見る名無し
垢版 |
2016/12/29(木) 17:50:12.49ID:WMWKueMi
船につくとすぐに修理に取り掛かった
だが簡単ではない意識は2人だが体は1つなかなか
パーツが入らない固定するものを探そうとした時
後ろに彼女が立っていた
「私、手伝います」
「ありがとう」
「ごめんなさい私どうしても知りたかったの」
「いいから、時間が」
パーツを嵌めるとカプセルを開けパートナーを入れてスイッチを入れた
カプセルが液体でみたされた
「間に合った」
「良かった、でもここって」
俺は、彼女に事情を説明した
「寄生て、もとの体に戻れるの?」
「最初の狐の死体てまさか」
「君は、頭が良いねそうでもレベルアップの為には仕方なかった」
「この人も死ぬの?」
「こいつは、死を望んでいた。君に俺みたいになるなて言ってたのはこいつは好きな相手に
告白出来なくて結局誰とも結ばれなかった孤独な人生を悔やんでいただから君に忠告したのさ」
「しかし秘密を見られたからは、君も」
「オイ俺は、確かに死を望んでいただから死んでも構わないしかし彼女はみのがしてくれ」
「それは出来ない修理はまだ完全ではない地球のテクノロジイーの進歩では、あと100年かかるかも
しれない、それまでここにいるしかないんだ」
「それにもうすぐパートナーが復活する俺と同じレベルになるにはこの女に寄生する必要がある」
「俺を殺せ今ならまだ何とかこいつを抑えられるそのドライバーで俺を刺すんだ」
「出来るかな彼女の意識がお前にも分かるだろ」
「そんなまさか」




to be continued
0197創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/01/06(金) 10:51:16.47ID:ziRd2PCk
なぜ君は、パートナーとの寄生をのぞんでいる?」 

「償いなの、100年前にパートナーを捕まえ見世物にしたのは、私の先祖なのでもそれからみんなオカシク
なって、自ら命を絶っていったわ幻聴がずっと聞こえていたそうよ残された者は祟りと思ってミイラをお寺に
寄進したのでも幾ら隠しても分かるのねあの家は祟られている結婚も就職もそのせいで影響があったそうよ
でもそれは、祟りじゃなくテレパシーで助けを求めていたのね」

「俺もパートナーもあの時のレベルでは君たちに理解できる言葉に出来なかった」
「パートナーを見た時もしやと思って後をつけてきたのだから償いをさせてその結果命をおとしても悔いはないは」
「2人とも勘違いしないでくれ一度寄生すると解除できるのはホストが死ぬ間際だけだ、だから寄生する時躊躇いがあった
簡単にホストは変えられないから本当にこいつでいいのか,しかし余裕はなかった」
「だから俺は,あと数十年はこいつから離れられない君はこいつのことどう思う?パートナーと寄生すればやはり長い間寄生は
解除できない必然的にこいつと死ぬまで一緒にいることになる」

「それが、宿命なら従うまでよ」
0198創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 10:52:40.11ID:ziRd2PCk
彼女はパートナーとの寄生を受け入れた。
「どう大丈夫?」
俺の時と違いパートナーは始めての寄生なので、共生が完了するまでに時間が掛かった。
「大丈夫じゃないかも幻覚が見える」
「どんな?」
「私の部屋で鍋パーティーしてる」
「それなら、成功だパートナーはレベルアップするとわずか数時間先だが未来が見える」
そういえば、ここ数日ろくに食事してなかった。
「そうだな、今はここにいても何も出来ない食事にするか」
俺たちは、船を出ると彼女の部屋へ行くことにした
「でも、どうして今まで、見つからずにすんだんだ?」
「お前たちは、いま俺とパートナーが寄生しているだから見えるの、さっきは慌てたのでドアを閉めなかっただから
彼女が入れたんだ普段は見えないように偽装されている」
「そうか、でも此れからは十分注意しないとな」
「そうだな」
「そういえば、君の名前聞いてなかった」
「私は、大谷 美春 貴方は、?」
「俺は、星野 新一」
「そういえば、お前名前あったっけ?」
「俺か、実は無いパートナーから見れば俺がパートナーなんだ」
「それは、この先面倒だな地球での名前をつけよう」
「そうね、カールとエリーなんてどう?」
「どこかで聞いたようなまあ呼びやすくていいか」
「俺もパートナーも異存はないよ」
「それじゃお鍋パーティーに行こうお腹がペコペコだ」

「おいしい、美春、料理上手いね」
「水炊き失敗する人いませんよ」
「そうか、今までで一番美味いよ」
「お腹がすいているせいですよ、でもうれしいです」
0199創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 10:54:03.81ID:ziRd2PCk
「それでは、お腹も一杯になったので今後についての作戦会議を開催したいと思います。」
「カール実際のところ船の修理の見通しはどうなんだ」
「メインエンジンが起動できない壊れたパーツは地球の物質では作れない」
「その物質はどこならあるんだ他の星ではごくありふれた物なんだが」
「隕石とかには含まれていないのか?」
「可能性はあるがほとんどは燃え尽きてしまうからごく小量でいいんだが」
「それなら、まずその可能性にかけよう」
「ところで、エリーの声は聞こえないけど喋れないのか?」
「美春には、聞こえる?」
「私にも聞こえないわ」
「それには、時間が掛かる俺は、100年色々な生物に寄生を繰り返してやっと人間と
コンタクト出来るようになった。だから俺が通訳するよ」
「次は、美春何かある?」
「あの、言いにくいんだけど3Dプリンターの料金は払えないわよね」
「踏み倒したら悪いよね美春にも迷惑かけるしこれからの活動資金も必要だし」
「エリーの未来が見える力で馬券でも買うか」
「それは、ズルくないです?」
「じゃあ踏み倒す?」
「買いましょう馬券それにロトくじも」 

「それでは、今夜はこの位で寝るか」
「美春、顔赤いけど大丈夫?」
「大丈夫です、お風呂先にどうぞ」
「それじぁお先に」
「服、洗濯しときますね」
シャツのサイズは2L・パンツも2L・ウエストは80ね今度買っておかなくちゃ
0200創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 10:55:28.96ID:ziRd2PCk
「カール、風呂は大丈夫かシャワーにしょうか?」
「大丈夫だそれに見えないだろお前の体の中にいるからさ、それよりよく洗えよ」
「俺は、昔からカラスの行水だ」
「それでも、今日はよく洗え、美春の為に」
「美春の為?あーそれで美春、顔が赤かったのか」
「俺とエリーは朝まで寝るから頑張れよ」

「お風呂ありがとう、お湯入れ替えておいたから」
「ありがとう、出しておいた着替えはサイズ大丈夫?」
「少し小さいけど着れたよ」
「でも、よく男物があったね」
「女の一人暮らしは危ないから洗濯物干す時は男物を一緒に干せて母が用意してくれたの」
「そうなのか、どこの親も心配症だね」
「お風呂冷めないうちに」

美春が風呂に入っている間に俺は、食器を洗い部屋をかたずけた
こんな状況で一緒にいるしかなくなったとしても美春を抱いていいのか、俺には
迷いがあった。でも美春は未来を見たから顔が赤くなった。カールもエリーから
伝わったから美春の為によく洗えなんて言ったのだろう。こういう時プロの独身は
途方にくれる

「ありがとう、洗い物してくれたのね」
パジャマ姿で現れた美春を見て思わず固まる俺
「スッピンだと判らなかった?」
「いや、可愛いよ」
「私は、猫じゃないですよ」
「これから、どんな困難があるかもしれないでも君と一緒なら乗り越えられる
船で君が手伝ってくれた時、俺の想いは愛に変った。君を守りたい支えてあげたい
愛している」

「私も、あなたを支えます死が二人を分かつまで私も愛しています。」

俺たちは、誓いの口づけをかわした
そして.......

窓の外では小鳥の囀りが聞こえる俺は、目を開けるのが怖かった夢ならさめないでくれ
でも腕の中に感じる温もり微かに聞こえる寝息が俺に勇気をくれた
カーテンの隙間から差し込む朝の日差しは、美春の寝顔を美しく映す 

「おい、最初から激し過ぎるんじゃないか?おかげで寝不足だよ」
「カール朝まで、寝てるんじゃなかったか」
「寝てたよ、お前が起きてから思い出すからそれを感じたのさ」
「それは、失礼したでも、お前のお陰で美春とめぐり逢えたありがとう」
「いいさ、それより今日から頼むよ」
「わかった、でも、もう少しこのままで、美春が目覚めるまで」
0201創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 10:57:17.02ID:ziRd2PCk
俺達は、エリーの力を使って資金を確保した。3Dプリンターの使用料を払い美春は研究所を辞めた
船の周りの山林を買ってトレーラハウスを置いた。これで船の近くにいても怪しまれない

後は隕石の可能性と数年後に帰ってくる惑星探査機に希望を託した。
「どうすれば、その物質と判るんだ?」
「資源探査機が船に有るはずだ」
「有るはず?」
「通販で宇宙探検セットを買って積み込んだんだがアウトレットだったから...」
「通販で、アウトレットマジか...」
「まさか船は」
「中古だ、現状渡し保障なし」
「なんやそれ、フラッグ立ちまくりやんけ よう地球まで来れたもんや」
「なんで、関西弁やね」
「すまん、怒るとつい」
「先ず探査機の確認をしようどこ?」
「トランク」
「トランクてどこ?」
「船の後ろ側」
俺は船の後ろに回った
「その右の扉」
あけるとボックスが幾つか入っている
それをトレーラハウスに運んで調べることにした
「これか?」
「そうだが、やっぱり入っていない」
念の為他のボックスも調べたがない
「結局これらは、何なんだ?」
「地球で言うところのレクレーションセット着いた星に何も無かった時の
暇つぶし用品」
「絶望だな」
「だな」
「エリーに言えない」
「俺も、美春に言えない」
0202創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 10:59:20.50ID:ziRd2PCk
美春が、美容院に行っていて良かった。ボックスを元のトランクに戻した
「計画変更だ、今のは忘れよう」
「カール他の計画は?」
「おーい、頭の中で体育座りして落ち込んでるな」
「こっちの扉はなにが?」
「そっちは、最初から開かなかったから何も入っていないはず」
「そうか、ん開くぞ」
「うあー 一杯だ」
「え!!まさか 」
「どうした?」
「今度は、船の中に運んでくれ一つ残らずしかも慎重に」
「分かったよ」

俺は、すべてのボックスを船に運びいれた
たぶん詰め込みすぎて崩れた荷物で扉が開かなくなっていたのが
不時着時に傾いたせいで開くようになったんだろう
「ただいま」
「美春」
「なに?」
「いや、綺麗だ惚れ直した」
俺達が、熱い抱擁をしている間にカールとエリーも何かテレパシーで
話あっていたようだ
「すいません」
「後にして」
「でも、もう30分もキスしてますよ続きは、夜に」
「そう、しょうがないな」
「それで」
「二人とも暫く体を我々に預けてもらいたい」
「ごめんね、又続きは今夜」
「今夜...」
0203創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 11:00:00.20ID:ziRd2PCk
俺と美春は体をカールとエリーに預けた
カールとエリーは船の中に運んだボックスを調べては何か話していたが
彼らの言語での会話は、俺には理解出来なかった
しかし感情は伝わってくる、喜び・怒り・悲しみそれが意味することは
判らないただ、失望は感じなかったのが救いだった
深夜になって、やっとカールとエリーは体を返してくれた
「すまない遅くなって、でも君たちに話がある」
「それは、いい話なのか?」
「いい話だ」
「実は、前の船の持ち主が、俺達と違って慎重なやつで予備のパーツを積んでいた
だから船は、すでに修理できた」
「良かったじゃないか、でも...」
「お前の心配は、わかる最後まで聞いてくれ」
「前にも話したが、俺たちの寿命は、地球の時間で2000年だ、しかし地球にたどり着くのに
500年掛かっている旅立つ時にはもう200歳だったから今は700歳ということになる
100年前にすぐ寄生していれば今頃は、帰路の途中のはずだった。しかし予定は変わってしまった
このまま、君達が死ぬまで寄生を続けた場合、帰ることは出来るが、それでは我々の生殖可能な歳を過ぎて
しまう、我々は、母星でないと生殖行為が出来ないんだ、だから君達が死ななくても済む方法を調べていた」
「有ったのか?」
「ああ」
「これも、前の船の持ち主のおかげだが、彼らは、成功したその方法が航海日誌に残っていたよ」
「そして、そのために必要な物も」
「ただ、それは副作用がある」
「それは、どんな副作用だ」
「力が残ってしまう君は人の考えが読めてしまう、美春は未来が見えてしまう」
「時にその力は君たちを苦しめるかもしれない」
「誰も信用出来なくなったり、知っているのに救えないことに苦しむかも知れない」
「それでも、いいさ俺には美春がいる美春が苦しんだら俺が支える」
「美春どんなことがあっても君えの愛は変わらない」
「私も、貴方を支えるは、嫌なことがあったら私を見て」
「すまない」
「なぜ、謝る俺も美春も望んで寄生を受け入れた」
「やってくれ」
「痛みはないが暫く意識は無くなる」
カールとエリーは寄生を解除した
「どうだ」
「大丈夫だ美春は?」
「私も大丈夫よ」
「さあ故郷へ」
「ありがとう君たちは最高のホストだったよ」

船は青い光になって空の彼方へ消えていった

「無事帰れると良いですね」
「帰れるさ」
「これからどうする?」
「途中でしたよ」
「そうだったね」
 完
0204創る名無しに見る名無し
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2017/01/06(金) 18:22:27.12ID:ziRd2PCk
700歳ではなく800歳だった。まあ誰も読んでないからいいか
これで、ゴミ捨て終り。
0205創る名無しに見る名無し
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2017/06/04(日) 07:20:12.76ID:jvgp967t
.
0206創る名無しに見る名無し
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2017/06/04(日) 21:51:12.44ID:UDgXy5Z+
おーぷん2ちゃんねるのオカルト板に行って
意味不明って検索してから260番のレス見てみ。

きっと必要なことが書いてある。
0207創る名無しに見る名無し
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2017/12/09(土) 12:25:37.59ID:RknbcelA
あるところに桃太郎がいた。
「ここはどこなんだ?」
周囲は粘液が満ち満ちていた。
やがて桃太郎の体が溶け始めた。
「そうか、ここは巨大生物の胃の中か!」
桃太郎は溶け出す前に、日本刀を振りかざした。
桃太郎はやっとのことで巨肉の地獄から抜け出した。
だが、外界に出たとたん、桃太郎は放射能を浴びて死んだ。
桃太郎の墓は金太郎が立てたという
0208創る名無しに見る名無し
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2017/12/27(水) 12:04:51.65ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

PVIEMEIQCC
0209創る名無しに見る名無し
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2018/01/06(土) 00:00:07.38ID:BNGUv03x
民法・刑法にもっと詳しくて漫画描けたなら描いたプロット?案?
思い付いたので投げ棄て

献花両性:男女どちらでもイケる仲裁屋リーダー(中性的なイモリ顔)
条道達:仲裁屋の新米男性(元検事)
:仲裁屋の事務兼探偵。157,B,60,80スパッツ愛用
:最初の依頼者である元鞘再婚(第一〜二話解決後)者の娘。
解決後も時々仲裁屋に入り浸る

悪徳弁護士の蔓延る羽毛市で、物事に白黒つけすぎられてギスギスした空気になってるのを、和解・仲裁させて修復させるのが仕事の仲裁屋。

:警察署長。どんな軽微な犯罪も見逃さない。敵にも味方にもなる。
:地域安全課婦警。婚期に焦る28歳162,D,62,90

『人と人の関りには完全な正解は無い。お互い違うことを受け入れるしかない』を
信条に依頼者の周辺を更にややこしくして解決とも取れないほど混乱させる。
裁判の判決まで出終わって依頼者の想いが届かないパターンと、
依頼者の望みが何らかの形で叶って終わるパターンの比率は2:8位で。

城玄津蹴:最高裁判事。厳粛な判決を地裁以下にも求める
:弁護士。条道の元同僚。頑固一徹の判例主義
0210創る名無しに見る名無し
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2018/01/11(木) 23:54:07.18ID:FrtZqsJi
『それでは、本日の仕事内容ですが、芝生用種の発芽有無検査をして頂きます。
種袋に裏面より白色光を照射すると、発芽率の高い種袋は黒く濃い影が多数浮かびますが、
発芽率の低く繁らない種袋の場合は薄い影しか出来ません。
上部から流れてくる種を、全て繁るものと繁らないものとに分けて下さい。』

初めの内は種がサンプル同様に影を作っていたが、途中から何かおかしい。
完全に半透明の乾燥剤のようなシルエットが浮かび上がったり、
顔を分け与えるヒーローの影と総理を狙う国会議員のシルエットが交互に流れたり、
農業新聞を愛読するタレントや日焼けサロン歌手のシルエットも、
輪郭の似たり寄ったりな著名人のシルエットとともに流れてくる。
おまけに間違えると『ブブーッ!!』と不快な不正解音まで響く始末だ。

疲労困憊しウトウトとしてしまった時、夢うつつのなかで
枕元に立った隻腕の偉大な漫画家が指差す百鬼夜行へ混じって踊っていると、
『いつまで寝てんだ!バカやろー!』と強面のシンガー・ソングライターに叩き起こされた。

見渡すと当たり一面人面芝の敷き詰められたサッカーグラウンドで、
私はどうやらヘディングと同時にゴールへ頭をぶつけていたため、
ベンチへとふらつきながら歩き、座り込んで交替した。
0211創る名無しに見る名無し
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2018/02/27(火) 14:00:02.91ID:ECWqEmo7
女将の狼さん
後継者不足に悩む山奥の老舗旅館を突然やって来て継いだ女性は、
前番台の助けた狼女だった?!
森の仲間もやってくるようになった旅館を舞台に、
満月の夜はちょっとイライラしがちな女将が奮闘するホラーコメディ
0212創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/05/21(月) 06:39:50.92ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

DRSCW
0213創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/07/03(火) 21:10:50.31ID:f1dClnnX
DMR
0214創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/10/17(水) 16:12:31.78ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

TEZ
0215竹石敏規
垢版 |
2021/03/22(月) 17:57:04.20ID:fTym3xll
 【何もしない人=年がら年中授業中寝るか漫画を読んだりして遊び呆ける事しか能がなく
肝心のテストの時等は全て人に尻拭いさせても平気な人間のクズ
筆記用具すら持ってこない小学生レベルの学力の池沼の分際で
さらに不正がバレて高卒の資格を剥奪された"自称一生芸大志望"(笑)とぬかす
自分のケツもろくに拭けない所詮は口先だけの身の程知らずの出来損ないwwwwwwwwww
けんまするのは大歓迎!!www鎌倉由比ヶ浜在住『大場雄太』ほど批評家になる】

 自分がバカにされないことに意識を集中する。
 これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」なのです。
 部下の行動、妻の言動、何かのコラムに批評することで
「自分の方が偉いんだ!凄いんだ!」と自分で確認しなければ、気がおさまらない。
 だから、良いところより、批判することにのみ、すぐに意識が向く。

 なぜ、人を誉めること、よい所を認めることにこれほど、ある人は抵抗感を持つのか。
 誉めないまでも、一つの考え方としてとらえる事ができないのでしょう。

 演劇や舞台の批評文ばかりを見て、あの舞台はキャスティングミスさ、
台本の流れが問題さと、退屈と苛立ちにアグラをかいて、人を批判するより、
一生懸命作っている演出家や出演者の方が人生を楽しんでいるし、心からの友達も多いはず。

 何もしない人ほど批判精神ばかりを育てて、人生を孤独にする傾向があるのです。
 批判ばかりがクセになると、自分の小さな行動に対しても「くだらない」「意味がない」
と自分にも批判精神は向いてしまい、自分の前向きなエネルギーまでもが枯渇します♥
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