先日、秋葉原の大型家電量販店でAirPods Proを見た時に思わず苦笑いをしてしまった。
今から約10年前、会社の同僚が有望な外国株を買うと言うので、音響機器好きであった私にも購入したらどうかと言ってきた。
それはアップル株だった。
当時、彼は先を見越してアップルを中心に有望な米国株を大量に購入していったが、私は国内の優待株のみで米国株には否定的な考えだったので購入しなかった。
そして10年後のいま、元同僚は仕事を早期にリタイヤし、テスラと高層マンションを買い、趣味のプロ野球チームの応援で全国の球場を旅しながら悠々自適に暮らしている。
一方買わなかった私は相変わらず辛酸をなめた日々を過ごすしがないサラリーマン。株の購入するしないでこうも人生が左右されることになるとは思いもしなかった。
私の先見の明のなさに後悔するばかりである。