アミューズメントカジノ
アミューズメントカジノ人口が意外と多いことはあまり知られていない。 チップって、もっと軽いものかと思ったけど
本物はズッシリと重いのな そうよ。チップをまとめて卓にバシっと叩きつけると気持ちいいんよ 連れて行くと、みんな面白いと言うね
ルーレットとかブラックジャックが人気がある 金は賭けてないから終始和やかな雰囲気でホンモノのカジノよりも上品かな ディーラーさんは
日本カジノスクール卒の人がけっこう多い 確かに。彼女のテンションがやたら上がって、コイツやばいと思った。 アミューズメントカジノの女の客って、やたらおめかししてね?
カジノを何か誤解してるよな。まぁいいけどさ ぶっちゃけポーカープレイヤーの強さ的にレベル高いとこってどこなんだろ? 渋谷でカッキーとシンゴと合流する
二人とはマカオのカジノで知り合ったが
この二人のつきあいは大学時代からの親友でつきあいは長い
カッキーがシンゴの一個上だ
奴らは見た目も頭が良くてシャベリのノリのいいオリラジみたいな感じ
カッキーはポーカーが強いが、バカラも好きだ
シンゴはブラックジャックプレイヤーだが、ポーカーにも興味がある
バカラはやらない
俺は彼らとはだいぶ年も違うし、やることと言ったらバカラとルーレットぐらい
それでもカジノの楽しい経験を共にした者同士の、ポジティブな絆がある
今はコロナでカジノに行けないので
カジノゲーセンで遊んでいる。ポーカーは腕試し。なかなか強いメンバーがいるらしい
ブラックジャックのシンゴはもちろん、カウンティングの練習だ
さて俺は、というと、バカラやルーレットを楽しんでいる
そんな運試しのゲームに金も賭けずに意味あんの? と思うだろうが
もちろん、意味はある
おそらく、金を賭けずにゲームしている人たちは何も考えずに賭けているだろう 俺は違うのである。ルーレットを始めて10年ぐらいになる
最初の5年はさんざんだった
丁半博打に対する理解が浅かったから仕方ない
おそらくあの頃は、縦ツラ切りのマーチンゲールしか
見えてなかったのではないだろうか
単純であるがゆえに、丁半博打の奥の深さが見えなかったのだ
オンラインカジノについては20年ぐらい前に
職場でちょっと一時的なブームがあったが、全員が負けたので
これ、何かイカサマしてるよな、という結論に至り
じゃあ、本物のカジノに行こうぜ、ということになり
マカオ遠征が決まったというわけだ
まぁランドカジノでも多くは負けで終わったが
俺は思う所があり、ルーレットに集中して20万円ほど勝つことが出来た
まぁ、ビギナーズラックである
地雷を踏む前に、逆張りで勝ち逃げ出来たというわけだ
イカサマのオンラインカジノと言っても、20年前のシロモノは
それはもう、あからさまでひどいものだった
でも、ひどいからこそ、本当にこんな出目なんか出るのか?と
俺は疑問に思ったわけだ
それで、それを検証するために、わざわざ中古のルーレット盤を買ったんだ
今なら、バカラでやるんだけど、当時はバカラは知らなかった
それで、中古ルーレット盤を回して、色々とベットして気づいたことがあり
運が良ければ、短期勝ち逃げは可能かもしれないと思う
その方法をもって、マカオでトライした。慎重に。酒も飲まなかった
ある意味、ビギナーズラックは、勝つべくして勝ったと言える だが、それは先にも述べたように拙い手法だから
その先に、全然進めない。壁があって、どうにもブレイクスルーできなかった
今のように、情報もなかったから仕方ないのだけれど
というわけで、オンラインカジノもやらない、外国のカジノもそうそう行けない俺は
カジノゲーセンによく行くようになった
家では、嫌になるほど練習しているが、まぁ練習の成果を見るためでもある
俺が、長い停滞期から光が見えてきた最初のきっかけは2015年で
縦ツラを切るよりも、横ツラや二目で伸びる横ツラを切る方が安全かな?
と、ふと思ったのが初めだ
2016年には、それをアレンジした方法を考案して心をときめかせたが…
そこからが長かった
2017年には、バカラやルーレットのソーシャルゲームも数多く登場していたから
それでも随分試してみたが、それでもなかなか安定しない
そして2018年の8月に、これはかなり、イケるだろうという手法にたどりつく
その手法は今でも時々は使うけれど、それだけでは、やはり勝てないことに気づいた
さすがに、これはショックだった
なぜなら、「この黄金メソッド」でマカオ大金勝負を画策していたからだ
それが、おじゃんになってしまった
でもショックということは、何か新しい発見のきっかけともなる
手痛い経験をして、そこから学んでいくのがギャンブラーだ
(まぁ俺の場合は、ほぼほぼ素振りの毎日だったけれど) 2019年は小さな発見がたくさんあった年だった
アミューズメントカジノにも、頻繁に通って、それなりの手ごたえを感じていたが
同年は俺の本業であるホームトレードの成績が芳しくなく
ようやく回復した今では、今度はコロナの影響で、どこのカジノにも行けない
ステイホームでソシャゲーのバカラばかりやっていて
鬱屈してた時に、シンゴから、お誘いがあったというわけだ
まぁ次のマカオ遠征の計画も兼ねて、久しぶりに会おうということになった
カッキーもシンゴも都会っ子でお金持ちの息子たちだ
いい学校を出ている。本来なら、有名企業とかで働いているような子たちだが
まぁ人はそれぞれ
カッキーはラウンダーズという映画にかぶれていたから尚更
シンゴはブラックジャックは滅法強いが、ポーカーにも取り組んでいるから
トレーニングに余念がない
まぁ、俺と彼らの共通点と言えば無職であると言うのとカジノゲーム好きというだけだ
俺はシンゴとはやってるゲーム種が違うので、ゲームの話題は出来ないが
それ以外の、世間話とかでは話が合う
カッキーはイカすポーカー野郎だが、俺はポーカーはやらないから
俺に気をつかって、カッキーはポーカーの話はしない
もっぱら、バカラやルーレットの話となる
カッキーはパターンに張っていくタイプのギャンブラーである
縦なら縦、横なら横、ニコイチならニコイチ、リャンコならリャンコと賭けていく
まぁ正攻法だよね
いいと思う。でもね、正攻法に落ち着いてしまうと「ゲリラ戦法」が思いつかない
これはもう、戦い方のスタンスが180度違うのだから仕方ない
米軍とベトコンぐらい違うのだから バカラのゲリラ戦と言うのは、例えば、平均ほぼ4連敗以下で収束するツラを
1-1-1-3-7とか 2-1-1-1-5とかで、取る手法だ
縦横ツラでも、損切りをすれば、それはやれなくはないけれど
縦ツラも横ツラも、結構頻繁に走るから、ゲリラ戦には不向きである
色々と、どこを攻めていくかの情報交換をカッキーとはしている
ただ、カッキーはやはり、ツラには逆らわないトレンドベッターだから
カウンターベッターの俺の戦法には懐疑的である
しかしだ。俺も縦横のツラはひたすらツラに乗せていくだけだけど
それ以外のツラなんか、そうそうは続かないのである
とにかく1/2のギャンブルは、狙いがはずれたら、守りに入って
はずれた凹みを慎重にリカバリーするしかない
慎重にとは慎重に小さく賭けるという意味ではない
慎重にリスクテイクするということだ
負けたから、さらに小さな手を続けていけば、ほぼジリジリと負けていくだろう
決めるべきポイントで決めていくしかないのである
だが、テキサスホールデムとかブラックジャックは「農業」であって「狩り」ではない
どうしても農業の発想で、やるから、バカラというハンティングなゲームで
カッキーは葛藤してしまうのだった 俺はバカラは狩りだと思っているが、カッキーは作物を育て収穫しようとしている
仕上げようとしているわけだ。けど、そうそう仕上げられるような品のいいゲームではない
丁半博打は鉄火場なのだ。慎重でなければならないが、冷静で理論的なだけでも勝てない
最後は獲物を仕留める狩りの本能ということになる
そんな話はカッキーたちとはしない
俺はもっぱら聞き役だ。こういうのはどうだろう、という質問に対して
そういうやり方だと、おそらく、こういう結果になるだろうね、と俺は答える
シンゴとはもっぱら、多目的トイレについて語り合う
シンゴとは冗談が絶えない。根っからの楽天家だ
カッキーのようなストイックなシャープさはないが
博打打ちは、このぐらいで丁度いいのではないか
アミューズメントカジノで俺たちはバイインしてずっしりと重いチップを手に
それぞれのテーブルに散っていく
カッキーはポーカー職人だから、まずはポーカーだ
俺は後でカッキーとバカラで合流するから、まずはルーレットを楽しむ
ルーレットディーラーがかわいいから、というのも少しあるが
まぁそれはどうでもよい。話をするわけでもないしな
ただ「自分でカジノで遊ぶことはあるんですか」だけは聞くことはあるね
客は様々な理由で遊びに来ている
雰囲気を楽しむために来ている人たちは多いが
俺たちのように、このやり方は通用するのか、という確認を兼ねて
来ている人たちもいる
そこにはもちろん、鍛錬して技を人に見せたいという小さな虚栄心があることは言うまでもない ポーカープレイヤーは基本的にポーカーフェイスだが
無表情というよりも、表情を演じている
無表情の中に、喜怒哀楽を滲ませる。それはもちろんフェイクだ
カッキーはもちろんポーカーフェイスだが
そういうものから解放された時はハジける
俺は逆だ。ゲームから解放されたら放心状態になる。テンションは下がる
俺とカッチーはランドカジノではいいコンビだ
俺はカッチーのトーナメントに合わせて旅行スケジュールを立てる
カッチーの日程が合わない時は、俺は前乗りして先にバカラを打っている バカラの稼ぎを、カッチーのトーナメント代に投資する
最初、カッチーは嫌がった
だから俺は言った
「俺はスポーツブック好きだから、誰かの勝ちに賭けることに慣れている」
「それにバカラの勝ちの分しか賭けない」
「勝った時は儲けは減るが、減った儲けなど笑い話。でも、負けた時に減った損は旅費ぐらいになるだろ」と
それでカッチーは納得した。俺にとってもゲン担ぎになっている
カッチーが負けたら厄落としだ。逆にカッチーが勝ったら、その後の俺は少し、アクセルを緩める
とにかく、カッチーに賭けられるのは幸先がいいということだ シンゴはブラックジャックプレイヤーだが強いポーカープレイヤーに憧れている
だから、カッキーの勝負を熱心にギャラリーしている。自分でポーカーをやる時はキャッシュプレーのみ
負けることも多いが、その資金はブラックジャックから調達するのがシンゴのイケメンなところだ
さて、俺はどうしたって、カッキーやシンゴのような華はないのだが
地道に泥臭く勝つのが俺には合っているのだ
500万円持って行って、1日50万円(10%)、4日で200万円というところ
カッキーはトーナメントで勝つ時は一桁違うし、シンゴはカウンターだから出禁の問題や
ブラインドシューボックスの問題で、わざと下げざる得ない事情があるが、それでもかなりの額を勝つ
しかも短い時間で。スマートだと思う。俺は、休み休みの長丁場だ。2%勝ちの5セットで、やっと一息つく
カッキーはバカラもやる。もちろん、ポーカーで勝った時だけだ
ポーカーの時と同一人物とは思えないほど楽しんで打っている
俺もカッキーがバカラを打っている時は、小さく張る。知人と同じテーブルでやると気が散るから カッキーからバカラの話をよくされる。俺も嫌いじゃない
俺はね、バカラは1/2の確率で当たるから、連敗するのはある意味、不運だけでなく
打ち方が悪いと思っている。もっと言えば、連敗時にベットアップして大きく資金を減らすのは人災である
バカラとは阿吽の呼吸であると俺は思っている。シューは語りかける
「これ何度も何度も経験した展開だろ」「取り戻しベットしてんじゃねぇよ」
「ここで押さなくていつ押すんだ」「ビビるな」「慎重に行け」とまぁ、シューは口うるさいw
何かね、あれを思い出すね。ネバーエンディングストーリーの大岩
何で一人なのにWEと言うの?とアトレイユが聞くと大岩は
「何万年もそこにいて自分と話しているうちにWEになった」というくだり どこに賭けるか、どこで損切りするか、いくらベットするかなどは、基本形はあるとしても
やはりその都度判断していくしかない。どれくらい勝ちリードがあるかどうかで、取れるリスクも変わって来る
バカラをやってると、これアカンやつや、と分かっていても、やってしまうことがある
これを「バカラの逢魔時」と呼んでいる。これを回避するために
勝ち負けの切りの良さも大事だが、少しでも一息つけたら、時間で区切る
そして、非常に悪い流れの時に、続けるか、止めるかの判断を正しくやることだ
もしも、少しでもプラスで終われるのなら、その回は終了だ
一時的に勝った蜃気楼を守ろうとすれば、魔が忍び込む。魔が差す
負けた後には勝ちがあり、勝ちの後には負けがある。勝ち続けることも負け続けることもない
カッキーはこうした曖昧模糊とした話もじっと聞いてくれる
バカラがファジーな世界であることは、もはや、疑う余地もない事実だからだ
話は変わるが、amazonプライムのスコセッシの「ヴァイナル(ビニール。素材からLPの意味)」を見た
レコード会社社長で追い詰められたコカイン中毒の主人公が、会社のプライベートジェットを売却して得た大金を
ルーレットの18に全額オールインして負けるところでファーストシーズンが終わる
製作にはミックジャガーが参加している。これは、馬鹿らしい話だと思うだろう?
でも、これに似た経験を見たことがある
ルーレットの0と36をはずして100ドルずつ賭けて、5回勝ったら止めると言った
そして、1回目に36が出た。ギャンブラーの魔のさし方は人それぞれだ アミューズメントカジノでポーカーの練習している人は多いよね
俺はルーレットやバカラしかやらないけど
彼らはちょっとカッコいいよね
だからと言って、スタッドポーカーの勉強しようとは思わない
彼らと俺は人種が違うと思う シンゴが、ベトナムのカジノに行くために一計を案じている
会社を作ってビジネスビザで行くというのだ
確かに、観光ビザを取得できるのはだいぶ先になるそうだが…
カッキーは、完全に巣ごもり状態である
カッキーはポーカーの稽古に余念がないが、どうしてもバカラの稽古は手薄になる
「バカラも稽古必要だと」と何気なく言った俺の一言が、気にかかっていたらしい
とにかく、バカラの札引きルールを覚えて、毎日稽古しているらしい
バカラはご承知の通り、8デッキだが、すぐにカードが切れるから
練習用には20デッキとか30デッキを使った方がいい。シャッフルの時間を節約できる
8デッキに慣れておく必要はあるけれど、それは、残り少なくなれば、気をつければいいことだしな
それに、シャッフルしても、そのまま接続してもいいかもしれん、と最近は思うようになった
あくまで私見で、違うかもしれないのだけれど カッキーはシンゴより資金力は一桁多い
シンゴはこれから資金を増やそうとしているからどうしても前のめりだ
カッキーは「まぁ資金力でぼちぼちやればバカラは勝てるけどね」と俺の言葉に影響されている
久しぶりに、再開した都心のアミューズメントカジノに行ってきた
ディーラーさんは、古い知り合いで、マカオでも何度かお会いしている
ここはレンジが1-500だから、マカオモードで練習といえども気合が入る
「相変わらず上手いですね」と褒められて悪くない俺
隣ではカッキーがガン見している
「いやいや、ハンドは一つ一つは当てようがないんだよ。バカラは全体像だから」
そう言ってもカッキーはガン見している。勉強熱心な奴だ
カッキーには言わないが(別に意地悪ではない)カッキーはツラを切らない
それはいいことだが、俺はツラは時には切ることもある。俺のやり方は、若干リスキーだ リスクテイクは柔軟にレベルを変えていくべきなのは当然と思う
勝っている時はリスクテイクしてもいいけれど、そうでない時は慎重に行くべきだから
アクセルの踏み込みの幅を自覚できればいいのだと思う
カッキーにはツラの基本的な種類を教えてはいるが
ツラを知るだけで勝てるわけでもない。ツラを知るのは連敗を回避する材料として見ているだけだ
簡単な例では縦横のツラが走っている時に、ビギナーは逆張りダブルアップしがち。これは最低限回避しないとな
ツラと共に考えねばならないのは、連敗の概念だ
負ける確率は1/2、また負ける確率は1/4、またまた負ける確率は1/8
この連敗確率と、独立事象の1/2という確率を、フレキシブルに受け止めることだと思う
それは、追う確信と追わない確信に偏らないということだ
連敗はとりあえず、一度は見送った方がいい。しかし、引き下がれない局面はある
博打だから。その時に、独立事象1/2に縛られていたら、ビビって何も出来なくなってしまう 逃げてばかりいてもバカラは勝てないのである
逃げないこと、負けることをあまり恐れないこと、その上で慎重であること
欲と恐怖がバカラの勝利を邪魔する。無理はせず恐怖には屈しないということだ
そういうコントロールの感覚を徹底的にアミューズメントでやりこむといい
いや、バカラは相手はいらないから、家でも出来る事だけどね
それでもアミューズメントの経験は大事だ。家だと過度にリラックスしすぎるから
カジノは騒がしく気が散ることも多い。それに慣れることも大事だ
席を立つタイミングとか、やはりアミューズメントでないと勘がつかめないだろう
カッキーは勝っている。博才がある奴はセンスがいいよな。これはもう生まれつきのもの
だけど俺は思うんだ。スタッドポーカーはともかく、バカラやルーレットは
何かを持っているから勝てるのではなく、弱点を克服することだと思う
こうだと思い込んで疑わない石頭の人っているよな。それはそれで一つの能力だがバカラには向かない
バカラは疑わないことには話にならない
疑いつつも割り切って突入するしかないゲームなのである
ある想定内に、何でもありの状況が起きるのがランダム。確証の中の不確証と言うべきか
確証はあるから追ってもいいのだけれど
不確証のある部分は追ってはならないということだ
それが、延々と反復されているのがバカラというゲームなのである 実は俺はいくつかのアミューズメントカジノの社長さんと知り合いだ
ほとんどが、カジノで知り合った方々である
ただ、儲けだけ考えたら、ゲーセンとかカラオケ屋とかパチンコ屋を経営した方がいい
まぁ、それらも飽和気味ではあるけれど
だって、アミューズメントカジノなんて特殊な業態だから
客が来るかどうかなんて、不確かだろ? それでもやってみたいと思うわけだから
アミューズメントカジノの経営者は、ちょっとしたカジノの好事家なわけよ
ディーラーを目指す人たちのパトロンみたいなものと言えなくもないよな
カジノの面白さを日本国内のカジノを知らない人たちにも知らせたいという
モチベーションを持っているわけだな
もちろん、他に固い商売を持っているから、出来れるわけなんだけどね
貸しビルとかさ。趣味でやれるほどアミューズメントカジノの経営も楽じゃないけど
様々な社長さんたちとカジノで知り合うことは、珍しくない
すっかり気に入られて、浜ちゃんみたいに、うちでは働けよみたいに言われるが
まぁ俺は、カジノ以外では役立たずのプロギャンブラーだから
ポーカーやBJに強い奴は、ビジネスでも有能な人は多いけどね。バカラのプロなんかはてんで駄目 カッキーがヨーロッパが渡航解除されるらしいという話を持ってきた
けど、俺はカッキーみたいにトナメなんか出ないから、ヨーロッパに行く気はない
小説のモデルになったルーレッテンベルグこと、ドイツのヴィースバーデンには一度行ってみたいけどな
シンゴは珍しくバイトを始めた。隔離覚悟で突入する気らしい。費用がかかるから軍資金を貯めている
そんな暇があるなら稽古しろよ、と思わないでもないが、口には出さない。大人ですから
バカラやルーレットの面白いとこは、スキルであってスキルではない、というところだ
スキルは存在しないと、俺はいつも建前として言う。その方が、信用されるからね
でも、バカラは完全にスキル。スキルというのは、相手を打ち負かす能力と言う意味だ
バカラは、客が負ける方に、ハウスが賭けるゲームだ
つまり、客が下手であればあるほど、有利なゲームではあるのだけれど
ハウスが優秀であるために客が負ける、ということはない
カジノが雇っているポーカーのハウスプレイヤーとはそこが違う
ディーラーはスキルなんかない。ただルール通り、札を配り、勝ち金をつけるだけだ
ハウスが客を打ち負かすことは出来ない。どうやったって出来ない
ハウスは客が自滅するのを待つだけだ。そして、客はしっかり自滅してくれる
それは単純にハウスエッジがハウスに有利だからではない 客はとにかく資金もないのに急いで勝とうとするのだ。滞在時間やプレー時間に制約があるのと
カジノで賭ける以上は、大金を稼ぎたいと思っているからだ。カジノの思う壺というわけ
マーチンゲールやノールックのフラットベットなど、客はしっかり期待に応えて破産してくれる
勝ちたければ、カジノの同じ方法を取ればいい。余裕資金で小さく勝負に応じる事
そして、負けをダブルアップで取り返そうとはしない
相手が負けるのを待つ。もたれ攻めというやつだ。こちらは無理をせず、負ける時は負けてやる
それを続けていくことだ。勝負を仕掛けないのが勝つ秘訣ということだろう
勝っている時に倍パーレーを仕掛けて、トコトン、ハウスを追い込むのは、つまりハウスがマーチンしてるも同然
そこまで行くと相当な上級者だが、俺はそんなトップ級の上級者は目指さない
あがりは小さくたっていい。ちょぼちょぼ勝てればそれでいいんだ
その代わり、稽古には余念がない。実弾でしかプレーしない人がいる。金持ちならそれもいいだろう
だけど、それじゃ金がいくらあっても足りない。失敗から学ぶのに、いちいち金を賭ける必要があるか?
練習で勝てないうちは、本番で継続的に勝てるようにはならないのだ
そうなるまでは、アミューズメントカジノなり、自宅なりで、トレーニングを積めばいい
俺はね、誰かに教えるために、何なら、バカラに勝つための教科書を作るつもりで稽古した方がいいと思う
ノートもつける。ビギナーがどう勝てるようになるか、説明できる道筋を組み立てていく 人に教えるためとか、実際に本を出すためじゃない。そうした方が、確実に整理されるからである
自分さえ分かればいいと、何もノートやメモを取らなければ、積み重ねてきた大事なことを
捨ててしまうことがあるからだ。何て、偉そうに言っているが、俺はもう、ノート取りはやめてしまった
それでも、新しい発見はあるから、それは覚えておくことにはしている。そのうち、まとめて記しておこうとは思っている
発見と思ったことが間違っていたこともある。それはそれで、これはいかにる理由で間違ったか
記録しておくことも意味がある。それに、バカラには様々なアプローチの仕方があるから
守りの時と攻めの時では、取れるリスク幅も違うので、賭け方は当然変わって来る
どこに賭けるか、という問題よりも、どこにどう厚く張るか、薄く張るかというマネーマネジメントだ
バカラは、最後の最後は、1/2という確率を信じて、マネーマネジメントを成功させることだ
1/2で負けると思ったら、そこからは手を引くとか
1/2で勝てるから、決して手を引かずに押すとか、そういうことだ
ミスはする。ミスというよりも、運が悪い時はどうしようもない。そこで判断をミスしないことだ
運が悪い時に、どういう選択をするのかを、あらかじめ準備しておくしかない
準備するだけでなく、実行しなくてはならない
準備はしているとか、分かってはいるけど、実行できない人は多い。だけで、やるしかないから、やるしかない
だけど、それをやれるのは、挽回する自信があるからであり、無ければ、実行できないのは仕方ないのだ
バカラは勝つ根拠の薄いゲームだが、そういうゲームだからこそカジノが採用している
ファジーな部分をしのいでいくのが、バカラというゲームの核心部分だ
バカラの最終的な目標は、プレーを安定させることである。運に左右される要素を極力小さくさせる
連敗は逃げるが勝ちだ。バカラは常に立ち向かってはいけない。逃げられるなら逃げる。でも、時には一歩も引かない蛮勇こそがバカラの神髄だ ディーラーがかわいいお店に遊びに行きたいものだが
新型コロナで東京界隈は壊滅してんのかなあ 東京のアミューズメントカジノがゴージャスで好きなんだけど今はちょっと行けないな
地元の千葉にもいくつかあるんだけど、ショぼいんだよね。気分が出ない よく行くアミューズメントカジノで最近、ヨコサワをよく見かける。 正直、アミューズメントカジノで勝つと自信になるね
オンカジはイカサマと分かっていても負けるとやっぱり自信が揺らぐからね 安いとこで3000円台もあるが平均、5000円前後かな
1万円ぐらい取る高級店もある 最近アミューズメントカジノでポーカーするんだけど、やたらと目につくディーラーがいる。
ネットで調べても、悪い事が書かれてるのはプレイヤー側ばっかで、ディーラーの事書かれてる事が少ない。
目につく点としては
・エクスポーズしても謝らない
・他の人との話に夢中になっていてプレイヤーのアクションを無視している
・他の人との話に夢中になっていて、プレイヤーのアクションを発声しない
・そもそもディーリング技術が低い というか、日本のアミューズメントカジノはお金に換金できないくせに高すぎる!