そうは言いながら、やっつけ仕事だろうが何だろうが
直す必要のあるところは直してきちゃうマクラーレンの総力戦みたいなところは何か凄かった。
だからこそ古臭く見えても基本的には変なところが壊れてレースを失うとかいうことは
思いのほか少なかったし。

〜MP4/5の三角折り紙+垂直置きダンパー式プルロッドから
MP4/6でようやく進行方向縦置きプッシュロッドに移行、
そこからMP4/7で三次曲面成型雌型モノコックに移行してMP4/8でようやく完全外皮一体型、と
基本構造のところで最新のトレンドに追従するのがえらい遅いなという疑問はあったけど、
その分はセナに払ってたから無かったって話か。

ただしウィリアムズはマンセルが乗ってる時にやたらハブナットが緩むとか
今なおセナの事故の第一原因として疑われるあのステアリングシャフト周りの雑な作業とか
ジャックとフレンツェンが組んでた時に、
新型のエアロパーツがきっちり2台分しか無かったもんで、ジャックがコースアウトして壊したら
フレンツェンのクルマに付いてたやつを剥ぎ取って持ってかれたとか割と初歩的な手落ちがね。

アレは待てよ何でTカー込み3台分とか、さらにもう1セットくらい無いんだと思ったw