サファリラリーの現場でメンテナンスするからとかプライベーターにも供給する
(そこまで前提にしないと事実上は一般客の需要を見込めない車を200台も作れない)
とかいうことまで考えた結果、「自然吸気でキャブレター」という仕様で作ったといわれてるけど
流石にちょっと発想が古すぎたんじゃないか感が。

実際には燃料噴射だから現場のメカニックが弄れないってもんでもないし
(セッティング弄る余地が必要だっていうなら電子制御じゃなく機械式の方にする手はあるし)、
ルノー5ターボやセリカターボはもちろん、メカニカルスーパーチャージャーの037ラリーだって
それが原因で壊れるってもんでもないってのは結果的に証明されちゃったし。

4駆にするしない論は、当時の日本メーカーの体力だとまだシリーズ全体にワークス参戦とはいかなくて
主にアフリカラウンド専用機として使われるという点では、ライバルの動向
(ランチアもデルタS4が出てきてからもサファリでは037使ってた)からいうと
サファリや象牙海岸で4駆使う必要性ってのは不思議と高くなかったようだし。