アスカ「……シンジあんたどうしちゃったの?」 [無断転載禁止]©2ch.net
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シンジ「チンフェやんけ!」
アスカ「さっきからそればっか。頭大丈夫?」
シンジ「チンフェはなんJの神だよ。アスカも知った方がいい。」
アスカ「はあ?どうでもいいしあんた頭おかしくなったのね。もうあんたとは話しないから」
シンジ「チンフェー!チンフェ!チンフェ!」
シンジ「チンフェ〜チンフェ!」
アスカ「しつっこい!うるっさいわボケ!」
バキャッ!
シンジ「うああ…金たま蹴るなんて鬼だ…鬼女だ…」
バキャッ!
シンジ「あうう!」
アスカ「…潰れたかな?」 >>3
何も面白くない
クソスレにクソレスが着いただけ アスカの特製ガム付ペン欲しいです
金的くらいたいです アスカの攻撃を食らうと、かなりのダメージを受けるぞ。
ノーマルの防具でアスカの剣の攻撃を食らった時、ハートが12個ほど減る大ダメージを受けたしな…。 最悪が始まろうとしていた、その時、カシウスの槍が初号機を貫いた。
すんでのところでサードインパクトは回避された。。。。それから4年。
―――――――――
―――――――
―――――
とある日曜の夕飯時、コンフォート17の一室での出来事。
アスカ「・・・な・・・なによ。これ」
シンジ「ハンバーグ。好きだろ、アスカ」
アスカ「・・・いやいやいや。そりゃ好きだけどアンタ何考えてんのよ」
シンジ「え。。。いいだろ。アスカ、好きなんだから」
アスカ「はぁ、好きかキライじゃなくて。アンタ、今週3回目よ、ハンバーグ。いくら何でもおかしいでしょ!」
アスカ「・・・・」ジッと睨む
シンジ「・・・・」プイッと顔を左にそらす
アスカ(アッ、顔そらした。コイツ、何か隠してる。特に左にそらしたときは、右目でこっちの様子伺い。まだ、腹が決まってないときの癖。何年一緒に暮らしてると思ってるのよ。バレバレよ、バカシンジ)
因みに、普段優柔不断のシンジが頑固になったときには、俯きながら右手をグー・パー、握々する。癖とは、なかなか隠しようがないモンである。 シンジ「商店街のお肉屋のオジサンが、安くしてくれるって、だから一杯買ったんだ」
アスカ「ウソよね」
シンジ「本当だよ」
アスカ「アンタねぇ、アタシが見抜けないとでも思ってるわけ?」
シンジ「何にも隠し事なんかしてないよ、アスカに。それより冷えちゃうよ、早く食べよう」
アスカ「フン。分かったわ。じゃ食べながら、じっくり聞こうじゃないの」ジッ
シンジ「何だよ。何もないよ。ブツブツ」プイッ
アスカ「男なら、ハッキリ言いなさいよ」
シンジ「だから何度も「言ってない!」」
ワァーワァー・ギャァギャァ・・・・
ま、いつも通りと言えばいつも通りなんだが、アスカは、本能的に違和感を感じてた。 Prrrr Prrrr
喧噪の中、電話が鳴った。
アスカ「アンタでなさいよ」
シンジ「分かったよ」(アスカの方が近いんだから出てくれてもイイじゃないか。。。)
シンジ「はい、葛城です。あ、ミサトさん。はい。はい。良かったですね。分かりました。アスカですか。いつも通りです。w。はい。じゃ」
アスカ「何だって、ミサト?アンタ、何がいつも通りよ!年頃の女の子を笑いモンにするんじゃないわよ」 5年ぶりに書くと、ツラいな。。。最後まで行けるかどうか。w ところで>>1
このまま書いてイイ?
ダメなら止める >>20
なんか微妙ですね。。。
それに下書き無しで突発的に書いちゃったんでアラが目立つね。 >>20
>>22
ありがと!
じゃ、ちょっと加筆修正を加えて、最初から。。。。
スレタイの「………シンジあんたどうしちゃったの?」は、中盤か最後の方で書けたらイイかな。
では、5年ぶりのリハビリで。。。 あの忌まわしい惨劇が始まろうとしていた。その時、天空から凄まじい勢いでカシウスの槍が飛来し初号機を貫いた。
すんでのところでサードインパクトは回避された。一部では甚大な被害もあったが。。。それから4年半。
シンジは大学が決まり、すでにドイツで大学を卒業しているアスカは、リツコの元でネルフの研究員として働き始めていた。
―――――――――
―――――――
―――――
とある日曜の夕飯時、コンフォート17の一室での出来事。
アスカ「・・・な・・・なによ。これ」
シンジ「ハンバーグ。好きだろ、アスカ」
アスカ「・・・いやいやいや。そりゃ好きだけどアンタ何考えてんのよ」
シンジ「え。。。だったら、いいだろ。アスカ、好きなんだから」
アスカ「はぁ、好きかキライじゃなくて。アンタ、今週3回目よ、ハンバーグ。いくら何でもおかしいでしょ!」
アスカ「・・・・」ジッと睨む
シンジ「・・・・」プイッと顔を左にそらす
アスカ(アッ、顔そらした。コイツ、何か隠してる。特に左にそらしたときは、右目でこっちの様子伺い。まだ、腹が決まってないときの癖。何年一緒に暮らしてると思ってるのよ。バレバレよ、バカシンジ)
因みに、観念して吐露するときには、「あのさ…」から始まり、右あご、厳密に言うと口元の右端から右斜め下に約4cm、右耳たぶから左斜め下に約5cmの所に
あるちぃちゃな黒い点、黒子とは呼べないぐらいちぃちゃな黒い点、多分世界中でアスカしか知らないシンジの顔にあるちぃちゃな黒い点、
そこを右手人差し指でかきながらしゃべり始めるのである。(何故アスカがそこにちぃちゃな黒い点があるのを知っているのかは別の機会に)
それと、普段優柔不断のシンジが頑固にと言うか、心に決めたときは、俯きながら右手をグー・パー、二度ほど握々する。癖とは、なかなか隠しようがないモンである。 シンジ「商店街のお肉屋のオジサンが、ひき肉を安くしてくれるって、だから多めに買ったんだ」
アスカ「ウソよね」
シンジ「本当だよ」
アスカ「アンタねぇ、アタシが見抜けないとでも思ってるわけ?」
シンジ「何にも隠し事なんかしてないよ、アスカに。それより冷めちゃうよ、早く食べよ」
アスカ「フン。分かったわ。じゃ食べながら、じっくり聞こうじゃないの」ジッ
シンジ「何だよ。何もないよ。ブツブツ」プイッ
アスカ「男なら、ハッキリ言いなさいよ」
シンジ「だから何度も「言ってない!」」
ワァーワァー・ギャァギャァ・・・・
ま、いつも通りと言えばいつも通りなんだが、アスカは、本能的に違和感を感じてた訳で。。。 Prrrr Prrrr
喧噪の中、電話が鳴った。
アスカ「アンタでなさいよ」
シンジ「分かったよ」(アスカの方が近いんだから出てくれてもイイじゃないか。。。)
シンジ「はい、葛城です。あ、ミサトさん。はい。はい。良かった。良かったですね。分かりました。アスカですか。いつも通りです。w。はい。じゃ」
アスカ「何だって、ミサト?アンタ、何がいつも通りよ!年頃の女の子を笑いモンにするんじゃないわよ」
シンジ「アスカ、加持さんが、加持さんが、来週ぐらいに退院できそうなんだって」
アスカ「えっ、本当に!先週行ったお見舞いが効いてるのね。////」ポッ
シンジ「アスカ!!」
アスカ「分かってるわよ。退院自体はうれしいことだけど、それにしたって、あれから4年も経って、何故。。。」
4年前に葛城家の電話にメッセージを残したまま行方不明となった加持リョウジ。それが何を差すのかを察したミサトは、その日一生分の涙を流した。
それが、3ヶ月前に真鶴の岬の岩場に全身傷だらけでしかも記憶を失った状態で発見された。そして現在入院中だが、記憶に関しては、まだすべてが戻っているわけではないらしい。
アスカ「で、シンジの方で何か分かったの?」
シンジ「う、うん。でもミサトさんに聞いても『んっなことは、ど〜だっていいのよ。加持が帰ってきさえすればね』の一点張り」
アスカ「やっぱりね。こっちもリツコにカマかけて聞いてはみたけど『ミサトの愛情が戻したんじゃないかしら。w』だって。あのマッドサイエンティストがよ。ぜ〜ったいに言わないセリフを吐いたわ」
シンジ・アスカ「「あやしすぎる(わ)」」
とシンジは同調して見せたものの、アスカに比べると何やら少しだけ気付いている?感じていると言った方が正しいのかもしれない。加持リョウジが、再び自分たちの前に姿を見せるまでに4年間という時間は必要だったことに・・・ アスカ「で、それはそうとさ、この夕食の件は片づいていないわよね。週3ハンバーグについて納得できる説明をしてもらおうじゃないの」ジッ
シンジ「う、う〜ん。そうだ、食べ終えたから片付けなきゃ・・・ね」ニコッ
アスカ(コイツ、笑って取り繕うとしてる)##イラッ。ヒクヒクッ
シンジ「ア、アスカ。ねっ、グーは止めよう。イタいし危ないしね。そうだ、せめてパーだよね。うん、パーぐらいなら、なんとかフィジカル的にも耐えられそうだし・・・」脇汗タラーッ
アスカ「アラ、アンタ、何考えてるのかしら?何かやましいことでもあるのかしら、ネッ!それと、いま思い出したんだけど、昨日ネルフで見たくないものも見ちゃったんだけど、ネッ」ジッ
シンジ「あ、あるわけないじゃないか、やましいことなんて。それにアスカに隠し事なんかしたことないし。そりゃちょっとアスカに教えるのが遅れたことはあるけど・・・」(アスカって妙に鋭いところがあるんだよなぁ)ハァ・・・
アスカ「分かったわ。そのかわり話したいことがあったら深夜だろうが、構わないから話しに来なさい」ジッ(今日は妙に手強いわね)
シンジ「ハ、ハハハ」ハァァ(それって今晩中に話せって事だよね)
入浴も済ませ、ボーッとTVを見て無言の二人。やがてアスカが立ち上がる。
シンジ「アスカ、寝るの?」
アスカ「フン。何かご用でも。それともあの日の夜のようにアグレッシブなシンジ様が、いらっしゃるのかしら」#ピキッ
シンジ「ウッ。な、な、なんだよ////」
時刻は、午前1時半を過ぎていた。シンジはアスカの部屋の前に立っていた。『逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ…』とつぶやきながらではあるがシンジも19歳。立派な青年である。
アスカと出会った頃の14歳の少年からは成長もしている。内罰的な仕草も少なくなり、時にはアスカに対しても積極的に振る舞うことも見せ始めたのである。 そしてアスカもまた、感情にまかせたままの少女の時代のそれとは違い年齢相応の立ち振る舞いも身に付け始めていた。
もちろん、どんなことにも正面から向かい合うアスカならではの行動や、
とても素直とは言い切れないけれど強がった態度に隠されたとてもナイーブな優しさは、シンジの心を捉えて放さなかった。。。
それに近頃はあの理不尽な不機嫌さも影を潜めていた。
シンジ(ふぅぅぅと大きく一息。そして『ヨシッ』と呟く)
シンジ「アスカ、起きてる?」
アスカ「ん、随分と時間かかったわね。入りなさい」
アスカはベッドから起き上がり、ベッドに座り直した。そして自分のすぐ横をポンポンと叩いた。つまり横に座れと言うことだ。
シンジは、アスカと出会った頃を思わず思い出した。
あの頃なら、シンジは隣に座ることなど許されず、床に正座で、まるで主従関係そのものだった。
そう思うと、横に座れと態度で示されるのは、ほぼほぼ対等な立場になった証であろう。シンジは、少しうれしくなっていた。
(世間一般的に見ると、男として、いかがなモンかとは思うが、それがシンジがシンジたる所以なんだろう)
シンジ「あのさ・・・」右あご下周辺をポリポリと掻き始めた
アスカ(ん、右あご掻いた。やっと話す気になったか、男なんだからもっとシッカリしてくれなきゃ困るのよ!)
アスカ「まぁ、いいわ。とりあえずキスしなさい」
シンジ「・・・へっ?な、なんなんだよ」 アスカ「儀式よ。アンタが落ち着いて正直に話ができるためのよ。ほらッ。それとも儀式じゃなくて一戦交えたいわけ?ま、それでも構わないけど、その時には若干注意事項があるけど・・・」
シンジ「儀式でお願いします!」キッパリ
ーーーkissーーー
アスカ「そっ」(この、根性無しが!)
シンジ「じゃ、言うね。ボクは、ここを出ていこうと思ってる。ハンバーグを週3出だしたのも、別にアスカの機嫌を取るためじゃなく、
あ、それも少しあるけど、何より落ち着いて聞いて欲しかったからなんだ。アスカ、ハンバーグ食べるとこころ穏やかになるでしょ」
アスカ「アンタ、まさかとは思うけど、それでファーストと」
シンジ「ウーンとね。話す順番どうしようかな。うん。」(右手をグー・パー、ニギニギ)
シンジ「何度も言ってるよね。いい加減これは、信用してよ。綾波のことは、アスカが思っているようなことは何もないよ!」
アスカ「でも、ファースト、頬が赤くなってた」
シンジ「それは、大したことじゃないよ。それより今話さなきゃならないことを順を追って話すよ。いいね」ジッ
アスカ「あ、は、はい///」(ツーか、何なのよシンジ。アタシをリードしようとしてる。。。ンンン〜ン???) シンジ「ミサトさんとリツコさんにボクの考えていること、考えた結果を話してみたんだ。相談みたいにしちゃうと、ほらボクの場合流されちゃうことがあるから。それと、アスカにとってイヤな感じかもしれないけど綾波のこともリツコさんから言われた」
アスカ「・・・・・・・・・・」(さっきファーストのことは大した事じゃないって言ってたくせに)こめかみに#ピキッ
シンジ「まずミサトさんからは、ボクの考えを聞いて『シンちゃん、いいこと。アレコレ考えながら出した計画や目的や理想と自分の気持ちや相手への想いの
どちらかを選択するんだったら、後者にしなさい。もう、お姉さんが、シンちゃんに教えられるのはそれぐらいよ』って言われた」
シンジ「リツコさんからは『問題ないわ。だけど一つだけ質問というかお願いを聞いてくれる』って言われたんだ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リツコの研究室で
リツコ『シンジ君、むしろ遅すぎるぐらいよね、独立を考えるのは。いつまでもミサトと一緒に暮らしてる訳にもいかないのは、その通りよ。
それとは別に、レイのことも考えてくれないかしら。レイは、とっても良い娘よ』
シンジ『ええ。ボクも綾波のことは好きです。だから真剣に考えました。ボクと綾波が暮らしたらどうなるかを。
綾波は、とてもいい娘で、いつもボクにこう言ってくれるんです。「碇くんは、どうしたいの」『碇くんは。それでいいの」
きっとボクのヒトとしての欠けた心を補完してくれるんじゃないかと。
綾波は優しいから、僕たちが一緒になれば欠けた部分が無くなり完全体になれる気がするんです。
どこまでも、まっすぐ走れるような気がするんです。例えるならパチンコ玉みたいなキレイな球体かな。。。。ハハハ』(綾波コーティングで完璧///)
シンジ『アスカはと言うと、最初っから補完しあうなんて無いです。昔からどうしたってぶつかり合うんです。まぁ、だいたいはボクが負けちゃうんですけど。
だからお互いが欠けたままだけど、お互いに出っ張った部分もあるんで、一緒になったってお互いの元のカタチが分かんなくなっちゃうぐらいに変形するんだと思うんです。
綾波となら完全体のパチンコ玉だけど、アスカとだったら、凸凹した金平糖かな。まっすぐなんて走れないどころかどこに行くかすら分からない。ハハハハ』 シンジ『ボクは、こう思うんです。父さんたちが行っていた人類補完計画。補完することを目的にして、その後の事についてあまり深く考えていなかったんじゃないのかなって。
あとは神さま任せみたいな感じで、少し無責任のようにボクは感じていたんです。
生意気ですよね、こんな言い方。だから、補完を目的とした生き方は選択できない、したくない』
シンジ『最初は、凸凹でもいい。それでもキズつきながらでも、長い時間をかけて少しずつ凸凹が削れてきて、アッチに転び、コッチにゴロゴロ転がりながら、
沢山寄り道しながら暮らして行きたいと思ってます。綾波は、優しくて頭が良くてお淑やかで何より綺麗で、
だからきっと彼女に相応しい人がいるはずです』(ちょっと羨ましくはあるけど)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー シンジ「それがミサトさんとリツコさんに聞いてもらったこと」
アスカ「・・・・・・・・・・ウッ」(言葉が、言葉が出ない。出せない・・・アタシ・・・)
淡々とではあるが、何の淀みもなく、何ひとつ隠すことなくシンジは、ミサトとリツコに話したことをアスカに伝えた。そして、さらに・・・・
シンジ「あ、それとあと2つ。綾波は、リツコさんの養女になるんだ。それでもしもだけど、父さんとリツコさんがヨリを戻し(?)たら、ひょっとすると碇レイになっちゃう。頬を赤くして、それをボクに話したんだ」
シンジ「あと、これ重要なんだけど、アスカさぁ、ドイツ支部から毎年、帰還要請が来てたよね。さすがに二号機は、あんな状態だから諦めたみたいだけど。
ミサトさんも言ってたんだけど、ノラリクラリかわしてたけど、アスカも一応ネルフ本部職員扱いだし、
今年は、ネルフ同士だから遠慮無しに帰還命令が出るかもしれないって。そうなると強制的にドイツへ帰らなきゃならなくなるよね。
アスカも分かってたんだろ」
アスカ「・・・・・知ってたんだ」(ありがと!シンジ。アンタ、やっぱりアタシのことを)
シンジ「そりゃ、そうだよ」 アスカは、いまシンジに話すべき言葉を見つけられずにいた。いや、話すべき事が多すぎて、何から話せばいいか戸惑っていた。それにひと言でも声を出せば、
誰に構うことなく泣いちゃう自分を知っていたから。
シンジ「アスカ、男らしく言ったことなんか一度も無かった。これからも多分、滅多に無いと思う。そしてね。ここまで話ししたんけど、実はアスカにお願いしたいことなんか無いんだよ」
アスカ「・・・ヘッ・・・何で、ウソ」(・・・・シンジあんたアタシをどうしちゃいたいのよ)
シンジ「生涯、最初で最後。アスカに命令!」『一緒にここを出よう。ついて来い!」右手ニギニギ
予想だにしなかったシンジの言葉にアスカは、動くことも、息すらできなくなっていた。アスカの人生で初めてのインパクト。
アスカ「・・・ウッ・・・・グッ・・・ゴッ・・・・ンッ・・・ハッ・・・・」嗚咽が部屋に響く。
アスカは俯くと、そのまま頭をシンジの喉元に擦り付けた。そしてシンジのシャツの胸元を握りしめウッウッと言葉にならない声と共にむせび泣いた。
やがて1時間が過ぎた頃、アスカは、顔を上げ、今までに誰にも見せたことがない笑顔でシンジと向かい合った。
アスカ「・・・アタシ、ワガママなんだぞ。アタシ、優しくなんてないんだぞ。アタシ、料理できないんだぞ。・・・アタシ、返品不可なんだから・・・」
シンジ「当たり前だろ」
アスカ「・・・チョッ。もっとムードのある返しができないの、バカシンジぃぃぃ、アッ・・・・注意、注意事項がぁぁぁ」
空に輝く月。ふたりは、その月の光の届かない闇の中で、ひとつに融けた。 あと、ちょっとお付き合いください。
(すんません、エッチなシーンは、少しはしょってます。足りないところは皆さんの脳内補完でお願いします。w) >>37を古いまま載せちゃった。w
ま、あまり変わりは無いけど、最後の行は↓
アスカ「・・・ちょっと。もっとムードのある返しができないの、バカシンジぃぃぃ。。。ア、アッ、ア〜ン・・・・注意、注意事項がぁぁぁ」
ガシッ、ギュゥゥゥ。アグ、アグレッシブゥゥ・・・・・・
空に輝く月。ふたりは、その月の光の届かない闇の中で、ひとつに融けた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから3日後
アスカ「コラッ、いつまで寝てんのよ!とっとと起きなさいよ」
シンジ「朝ゴハンは、ちゃんと作るからさ。まだ時間あるだろ。もう少し寝かせてよ」
アスカ『ダメよ。今週中にすべて済ませるんだから。今日中にマンション決めるって言ったじゃない。ほら、昨日貰ったパンフレット、もう一度見てよ。ほ〜ら。ってか、いい加減起きろ!」バシッ
シンジ「イタっ・・・分かったよ。起きればいいんだろ。なんだよ、夜と昼とじゃまるで別人じゃないか。。。」
アスカ「ぁによ。何か言った?はい、コーヒー」ニコ〜////
シンジ「ん。ありがと、アスカ。/// で、昨日、一昨日と見て保留にしたのが3軒と、それで今日は何軒見るんだっけ?」
アスカ「今日は少ないわよ。3軒ぐらいかな。それにしてもネルフ不動産も、もっと真剣に探して欲しいわよね。いいのが見つからなかったら、
いっその事、ミサト追い出してここでいいかな」 シンジ「ちょちょっと待った。加持さん、ここに来るんだから。それにミサトさん、勘が良いから起きて来ちゃうよ」
アスカ「分かってるわよ。それにしてもコレって言うマンションが見つからないわよね」
シンジ「そりゃアスカが、ここは狭い、角部屋じゃ無きゃイヤだ、広めのベランダが欲しいだの注文付けすぎだよ」
アスカ「そうだけどさ。譲れないのよね、将来を考えると・・・」
シンジ「将来って・・・あまり急がなくたって。僕らのペースで行こうよ」
アスカ「ま、そうね。住むとこ決めたら、すぐに市役所に行ってと・・・」ニブシンジなんだから・・・
シンジ「そうだね。とにかく早くアスカを日本国籍にしなきゃね。そうすれば任意はあるかもしれないけれど強制帰還命令もなくなるし」
アスカ「碇アスカになるんだぁ。ホントにいいのかなぁ?////」ポッ
シンジ(ア、アスカ。。。母さん、ありがとう。ボク、生まれてきて良かった)ポーッ///
アスカ(ン、ン?アレっ?ちょっと待って、何か抜けてない?式は、落ち着いてからだしぃ、指輪だって一緒に選びに行くって約束したしぃ、あれがシンジのせいっぱいのプロポーズだろうし・・・) >>42
ありがと!
で、一つミスしました。読み直したら、発見。かなり重要です。(なるべくミス無くしますんで、でも、これからもあるかもしれませんw)
>>39で訂正したんだけど、コピペで最後の行(スレタイ)が抜けてた。orz
アスカ「・・・ちょっと。もっとムードのある返しができないの、バカシンジぃぃぃ。。。ア、アッ、ア〜ン・・・・注意、注意事項がぁぁぁ」
ガシッ、ギュゥゥゥ。アグ、アグレッシブゥゥ・・・・・・
空に輝く月。ふたりは、その月の光の届かない闇の中で、ひとつに融けた。
アスカ「‥‥‥シンジあんたどうしちゃったの?」
>>1
スマン!スレタイを活かして書くってたのに、ホントにスマン。
つーことで、続きを。。。 アスカ「アーッ!!!!!シンジ、あんた肝心なこと忘れてない?!」
シンジ「ン?どうしたの?」
アスカ「ほら、アンタ、アタシのことを。。。」
シンジ「好きだ」
アスカ「中学生じゃないんだから。ほら」ポッ////
シンジ「幸せにするよ」
アスカ「それは昨晩何度も聞いたわよ」カァー////
シンジ「あ、ベーコン切らしちゃったから、朝ごはんはハムエッグね」
ガシッ、ゲシッ、パァーン
アスカ「ぁに考えてんのよ、ワザとじゃないでしょうネッ。だ・ん・な・様」両こめかみ##ピキピキッ
シンジ「いったぁ〜。何なんだよぉぉって。ん。ダンナ様?あ、あぁ、そうか。そうだね、アスカ」
シンジ「ごめん。気付かなくて。じゃ、えっと、うん。待たせたね、アスカ。愛してる。ボ、ボクのお嫁さんになって…くだぁ…くだ…くれ……なれ!」(これだよね)
アスカ「・・・・はい・・・・」ほっ(そうよ。やっと気付いたかニブシンジ。お嫁さん。その言葉が欲しかったの///) 朝から周囲をピンク色に染めるふたり。毎日、些細なことでケンカばかりしていたはずなのに。。。
それでも14歳という年齢で使徒と闘い、いつも死と隣り合わせ。普通に暮らしていれば85歳ぐらいまでは生きられるのに、
過酷な運命を背負った彼らには1日、いや1時間だって他の人とは比べものにならないくらい濃密だったはず。
それを考えれば、やっと人並みの生活を手に入れた今、誰もこのイチャつきを責めることはできない。彼らは、間違いなく世界を救ったのだから。しかし、その夢の終わりとともに現実は訪れる。
ガラッ。ファァァ〜。ジロッ
ミサト「ンもぉ、朝っぱらから見せつけてくれるわねぇ。アンタたち。夜は夜で何やら不思議な音が聞こえてくるし。こっちは、寝てる間に茹だっちゃうわよ」
シンジ「す、すいません・・・・」
アスカ「ミサトだって分かるでしょ、大事なことなの。お嫁さんってシンジ、一度も言ってくれなかったんだから・・・」カァー////
ミサト「あ、そ。ふーん、ところでさ、アスカ、シンちゃんに大事なこと、話したの?」(悪いけど寝起きは理性が働かないから、喋っちゃうかもよ)ジロッ
アスカ「ウッ。・・・・」(エッ、アンタ、まさか気付いてた?まだ誰にも言ってないのにぃぃ)
シンジ「ミサトさん、何ですか?それ。アスカ、何か隠してる?」
ミサト「アンタ、わたしが気付かないとでも思った。甘いわよ。まだまだね。フッ」
シンジ「エッ、エッ。なに、なに、何なんだよぉぉ」オロオロ
アスカ「チッ・・・・」
ミサト「シンちゃん、ここのところアスカを見ててなにも気付かなかったの?」
シンジ「エッ?特に何も。。。あ、でもここのところアスカ、スゴク優しくなった気がします。ポカポカします」(あ、ヤバっ。このセリフ使っちゃマズイよなぁぁ。あ、睨んでるよ)
アスカ「バッバカシンジぃぃぃ!!!」##ブチッ ミサト「シンちゃん、ヒントよ、大魔王。毎月苦労したでしょ。。。」
シンジ「大魔王って。。。あ、あの理不尽大魔王。毎月痛みのヒドイ日に、それを紛らわすためにだけの理不尽な要求や暴力。。。言われてみれば、暫く見てない。えっ、ひょっとして。。。ア、アス、アスカぁぁ」
アスカ「ちょっと、アンタどれだけ被害妄想してんのよ!ああ、もう。ホント妙に鋭いんだから、ミサトは。全部済んでから話したかったんだけどなぁ」
ミサト「ダメよ。女の子にとって大事なことなんだから」ジッ
アスカ「ま、そ言うことよ。3ヶ月になったばかりよ。だから、この間も注意事項があるって言ったのに、強引なんだから。/// ダンナ様って呼ばれるのは、半年ちょいかな。パパ。もう逃げられないわよ」
シンジ「エエエッ−!!!!アスカぁぁ。。。わッわぁぁぁ。ミサトさん。。。おめ、おめでとうございます。いや、違う。あり、あり、ありがとう!うれしいよぉぉ!母さん。。。。。」
アスカ「アンタが、うろたえてどうすんのよ!しっかりなさい!」パシッ
ミサト「アスカ、シンちゃん。おめでとう。因みにだけど、多分リツコやマヤも気付いてるかもよ」
シンジ・アスカ「「あ、ありがとうございます」」 シンジ「それにしても何で、黙ってたんだよ。ハンバーグの件でボクが喋らなかったら、どうしてたんだよ。そんなのないよ!」
アスカ「もちろん、生むわよ。知らんぷりだったら、ドイツに帰ってたわ。そしてこう言うの。「パパはね、とんでもない鬼畜なの。だからもし貴方が日本に行くことがあったら、必ずママの仇を取ってね」って」
シンジ「バッバカぁ。アスカ、子供の頃に「ワタシを見て」って言ってたよね。ボクは、初めて会った時からずっとアスカを見てる。だからアスカもボクを見て。ボクを信じて」
アスカ「わ、分かってるわよ!子供のダダみたいなこと言わないでよ。リツコには、あんな大人びた話をしたくせに、もう。ったく冗談が通じない男は、嫌われるわよ」
ミサト「でも冗談しか言わない男だと苦労が絶えないわよ。フゥ〜」
シンジ「今日はボクが不動産屋さんに行ってくる。そしてアスカが安心できるとこを探してくるよ。だから、アスカはここにいていいよ」
アスカ「ダメよ!一緒に見つけるの。一緒じゃなきゃイヤなの。ワガママ言ってるんじゃないわ。そして決めて、市役所に行くの!」
ミサト「そうよ、シンちゃん。何でも一人で決めればイイと言うモンじゃないわ。ユニゾンよ、アスカと。だから二人でガンバんなさい。よし、あなた達。今日中に市役所まで行って届け出だしてきなさい!そして今晩は、ネルフ女子会よ!」 そして、午後5時半を過ぎた頃・・・
ミサトのやや強引とも言える命令(?)に従い、シンジとアスカは、何とか新居を決め、その足で市役所に行き婚姻届を出してきた。
二人にとって人生で一番慌ただしい一日に違いなかったが、一番充実した一日とも言えなくはなかった。
しかし、まだこれから始まるであろう集会、残酷な天使も怯える親切な悪魔たちが催す宴会に備えなければならなかった。
シンジ・アスカ「「ただいまぁぁ」」
アスカ「お疲れさま。とりあえずお茶入れようか」
シンジ「ありがと。一息ついたら買い物行ってくるね」
アスカ「あ、じゃ、一緒に行く」
シンジ「いいよ。慣れてるから、一人で行ってくるよ。いっぱい歩いたし、慣れないことも沢山したし、アスカ、疲れただろ。身体、休めてよ」
アスカ「平気よ!アタシを誰だと思ってるのよ!」
シンジ「碇アスカ」
アスカ「・・・・・・・」////
シンジ「ふふふっ。アスカ、お腹すいたって人がいるかもしれないから、ゴハン炊いといてよ。じゃ、行ってくるね」
アスカ「うん。行ってらっしゃ〜い」chu /// ダイニングの椅子に座り、ハァ〜と一息ついてからテーブルに俯せて、朝からの行動を思い出した。
ネルフ不動産に行ったら、いきなり驚かされた。新居を決めるどころか、すでに新居が用意されていたのである。
シンジの父。司令が、数年前にシンジのために購入していたのだ。それもここコンフォート17がら歩いて10〜15分ぐらいの近くに。
あの強面のひげ面だけど、やっぱり親だったんだと思い知らされた。シンジは、複雑な顔をしてたけど。。。
ミサトとリツコが婚姻届の証人になってくれたけど、よくよく考えるとあの行かず後家たちに頼んで大丈夫だったんだろうか。。。
と、思い出していると、プッシュー、カッチャ。扉が開いて、ペンペンが出てきた。
アスカ「あ、ペンペン。こっちへいらっしゃい。聞いてよ、ペンペン。アタシ、碇アスカになったのよ!ペンペン、分かる?」
ペンペンがそれを理解したのかしてないのか分からないが「ク、ク、グワー」って鳴いた。(多分、腹減った、メシと言ったのだと思う)
アスカは、ペンペンに言い聞かせるように話しながら、一番最初の報告がペンペンってのも、と自問自答していたが、「あ、忘れてた」と呟くと
親友のヒカリに電話した。
アスカ「ヒカリ、あのね、アタシ、さっき碇アスカになったの」
ヒカリ「えっ!ホント!やっとよね。でも良かったじゃない、うんうん。心配してたんだから。。。それで碇くんは?」
アスカ「ありがと!シンジは、今、買い物に行ってるの、今晩の宴会のために。。。そ、それでねヒカリも来て」
ヒカリ「行くわ!絶対行く!何時から?」
アスカ「時間は決めてないけど、ネルフの仕事が終わり次第というか、あの調子だと無理矢理終わらせて押しかけてくるかも。。。あ、今晩は女子会だから、鈴原はダメよ。ごめんね。」
ヒカリ「分かった。それじゃ碇くん、大変ね」 アスカ「うん。シンジもそれを予想して、キッチンに籠城するから、あとはヨロシクって言ってた」
ヒカリ「ウフッ。それが正解ね。じゃ、わたしも早く行って碇くんを手伝ってあげようかな」
アスカ「うん。ありがと。おねがいします。それとね、どうせみんなから聞かせられると思うから言っちゃうけど、アタシ、ママになるの」
ヒカリ「エエエエッ。ホントに!うっわぁぁ。やるわねぇ。でも早くそうなるんじゃ無いかと思ってたよ。じゃ、これからそっちに向かうから」
アスカ「うん。いつもいつもお世話になります。ありがとう、ヒカリ」
シンジ「たっだいまぁ〜。アスカ、帰ったよ」
アスカ「は〜い。お・つ・か・れ・っ」ギュッ
シンジ「あっ、何か新婚さんみたい////」
アスカ「イヤァ?」
シンジ「そ・そんなことないよ。てか、ゆ、夢みたい」
ま、入籍初日とは言え、ここまでなるンかい!ってツッコミの一つも入れたくなるような会話を玄関開けっ放しでしているふたりを
溜め息交じりに眺めているしかなかった少女がひとり。待つこと約10分 ヒカリ「あのぉー、そろそろいいかな?」
シンジ・アスカ「「ヒャッい」」
アスカ「あ、ヒカリ。。。ごめん」
シンジ「洞木さん、ど〜も。ごめん」
ヒカリ「おめでと!アスカ、碇くん。でもね、イチャつくなら、せめて玄関のドア締めてからの方が良いわよ。
気付いてないかもしれないけど、さっきランドセル背負った小学生が物珍しそうに見てたから・・・とりあえず、家に入れて」
シンジ・アスカ「「あ、ごめん」」
ヒカリ「ところで碇くん、何つくるの?そろそろみんな来ちゃうってアスカが言ってたんだけど、時間ないよね」
シンジ「うん。女子会だし、簡単ヘルシーで、いろんなトッピングが楽しめる豆腐料理をメインに、サラダを3.4種類と、ボリュームが欲しいヒト向けに唐揚げを予定してるんだ」
ヒカリ「それだったら、時間的にも大丈夫そうね。どれからつくるか、碇くん、教えて」 キッチンに、リビングに宴の準備を3人で済ませつつある頃、あの親切な悪魔軍団がやってきた。。。。
ミサト「たっだいまぁ〜。バカップル、用意できたぁ?あ、洞木さんも来てくれたんだ、ありがとうね」
ミサトを先頭にリツコ、マヤ、レイが続いた。それから暫くして日向と青葉が来た。
一同「おめでとう!。よかったわね」
シンジ「あれ?女子会なのに、日向さんと青葉さんも来てくれたんですか?」
ミサト「ちょっちね。私らじゃ手に余るモノがあったんでね」ふふっ
シンジ「じゃ、料理と飲み物出しますね。アスカ、手伝って」
アスカ「はぁ〜い」
一同「おおおぉぉぉ!なんだ、、なんか目からLCLが出てきた。。。。こんな日が来るなんて。ううううぅぅ」 ミサト「みんな飲み物、行き渡った?それじゃ、みなさん、本日、碇シンジ、アスカの両君が、入籍しました。保護者としても、これほど嬉しいことはありません。ぜひ、みなさんで、祝ってあげてください」
「「「「「「おめでとう!カンパァーイ」」」」」」
シンジ・アスカ「「ありがとうございます」」
シンジ「じゃ、みなさん、寛いでください。ボクは料理つくりますので。。。」
キッチンに逃げ込もうとした矢先に
ミサト「こら、主役は、逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ」
シンジ「いや、そのセリフは、ちょっと。。。」
ミサト「日向くん、青葉くん、出して」
日向・青葉「「はい。よっこらしょっと」」
どこかで借りてきた金屏風と、あまり大きくはないが丁寧につくられたウェディングケーキが。。。
ミサト「急だったんで、コレしかできないけどガマンしてね。それからマヤ。アスカをお願い」
マヤ「アスカちゃん、こっち」
アスカ「ん?アタシ?」
日向「シンジくんも、こっち」
シンジ「はぁ・・・」 青葉「屏風、ここら辺でいいですかね」
ミサト「グッ!OK!じゃ、みんなこれを」ポイ、ポイ、ポイ
ミサト「マヤ、日向くん、できた?」
マヤ・日向「「OKです」」
ミサト「じゃ、出てらっしゃい。保護者の目を盗んでこんなになっちゃったバカップル」
スーツ姿のシンジとウェディングドレスに身を包んだアスカがそれぞれの部屋から出てきた。
一同「「「「「「「ウォォォ!綺麗!ホォォォ」」」」」」
シンジ・アスカ「「・・・・あ、ありがとうございます・・・・」」///
パァーン、パァーン。鳴り響くクラッカー ミサト「まぁ、正式に結婚式は挙げるにしても、どうしても今日見たかったの。みんなも多分同じ気持ち。それでね、入籍して初めてのユニゾンを見せてくれる」
ふたりは、ダイニングテーブルに置かれたシンプルながら可愛らしいウェディングケーキの前に立った。
シンジ・アスカ「「それでは」」サクッ
シンジ「アスカ、キレイだよ。そしてありがと」
アスカ「シンジ、ありがと。ずっと一緒よ」
―――kiss―――
一同「「「「「「「ウォォォ!」」」」」」
ミサト「それじゃ、飲むわよ!みんな」 リツコ「それにしてもシンジくん、頑張ったわよねぇ。。。ミサトは、いつから知ってたの?」
ミサト「あのふたり、中学の時は、わたしに見つからないようにコッソリ手をつないだりキスしてたりしてたみたいだけど、
一緒に暮らしてたら、そりゃ気付くわよ。高校になったら、だんだん大胆になってきてキスなんて、しょっちゅうよ!
ネルフじゃケンカしてるフリしてたけど、家に帰ればデレデレ。わたしにとっちゃ地獄よ、地獄!」
マヤ・ヒカリ「「ふっ不潔!」」
ミサト「一応保護者だから、あまり表沙汰にならないように注意してたけど。あ、それとアスカの身体の件、気付いてたでしょ?」
リツコ「それとなくね。でも『シンジとは、絶対イヤ!』って言いながらチラチラ見てたからアヤシいとは思ってたけどね」
ヒカリ「学校でも、夫婦だとか、みんなにからかわれていたけど。。。でも一度だけ屋上でアスカが碇くんに壁ドンしたのを見た時、あぁぁ決まったなって。ふふふっ」
それにしてもと呟きながら、ミサトとリツコは、アスカに先を越されたことだけじゃなく、婚姻届の証人にサインをしたことを、今さらながら悔いていた。
そんなこんなで女子一同が、はぁぁ〜と溜め息をつき項垂れていた時、赤眼の少女が、キッチンに立っていた。 レイ「碇くん、それでいいの」何故か額に#が出ていて、口元をヒクヒクさせて、その右手には缶チューが握られていた。
シンジ「あ、綾波。えっ、それ、飲んじゃったの・・・・」
レイ『問題ないわ。わたしは2本目だから。ヒック。碇くん、大丈夫なの、弐号機パイロットで」
シンジ「いやいやいや。それ違うだろ。それに問題あるだろ、綾波」(誰だよ、飲ませちゃったの)
レイ「赤城博士から聞いたわ。碇くんが、わたしのこと、どう思ってるか。ヒック」
シンジ「そっか。ごめん。綾波は優しいから、きっとボクはキミに守られたままで満足しちゃう。。。それじゃダメなんだ」
アスカ「あああっ。ぁにやってんのよ、ファースト!ちょっと、シンジも」
レイ「弐号機パイロット!おかわりっ!」缶チューをグイッと出す
アスカ「あ、はい」
プシュッ。グイッ。。。
シンジ「ダメだよ、アスカ。出しちゃ。あ〜あ、綾波、目が据わっちゃったよ」
レイ「わたしは、3本目だからぁぁぁ」ドサッ
シンジ「あわわわ・・・どうしよ?アスカ」
アスカ「しょうがないわね。アタシのベッドにでも寝かしとくかぁ。シンジ、腕持って、アタシ足持つから」
そんな一悶着もありながら宴は、深夜まで続いた。。。。 翌朝
シンジ「はぁ〜。これっていいのかなぁ。。。はぁ〜」
布団の中で2度目の溜め息をついた時、シンジの胸に蹲って寝ていたアスカが目を覚ました。
アスカ「うぅっう〜ん。どうしたの、シンジ。溜め息ついてた?もう後悔してる?やっぱりアタシじゃ。。。」
美しいブルーの瞳に涙を溜め肩をふるわせて、縋るように嗚咽するアスカを、ギュッと抱きかかえたシンジ。
シンジ「そんなんじゃないよ。後悔なんかするモンか!」
アスカ「じゃ、なに?」
シンジ「父さんが用意してくれていたマンションの件。使っていいのかなって。
ボクはまだ学生だし、アスカには申し訳ないけどホントはこぢんまりしたアパートでも良いんじゃないかと思ってたんだ」
シンジ「でも、赤ちゃんがいるとなると、そんなこと言ってられないよね」
アスカ「ごめんね、シンジ。ワガママ言っちゃって。シンジがイヤだと思うんだったら、そうすればいい。アタシは、それに付いてくんだから」
シンジ「ありがと、アスカ。うれしいよ。昨晩、まだミサトさんがまだあまり酔ってない時に、少しその話をしたんだ。
そうしたら『シンちゃんは、まだ初号機パイロットとして登録されている身よ。つまりどこに住んだって警護対象。アスカだって、そう。
アパートになればそれだけ警備費用が嵩むのよ。明日、もう一回話をしましょ』って」 アスカ「そっかぁ。自由になったようで、案外そうでもないのね。さてと、コーヒーでも淹れましょうか、ダンナ様」うふっ
シンジ「うん。ありがと。一緒に淹れよ」
アスカ「シンジ、子供の頃、なんでも『ごめん』って言ってた。近頃は、『ありがと』が癖になってる。何だかアタシ、うれしいなぁ」///
なんて感じで、デレデレ平常運転のふたりが、シンジの部屋を出ると、そこに広がっていたのは使徒が来襲したかのような惨状。
何故か日向の眼鏡と青葉が持参したギターが突き刺さっている金屏風
シンジ「これ、借り物だよねぇ。。。大丈夫かなぁ」
アスカ「うっわぁぁ〜。なにこれ?リツコのパンストじゃない」
シンジ・アスカ「「はぁ〜。なんなんだよ(のよ)」」
入籍後初日で一番年齢の若ふたりが、一番大人であり、こんなにも多くの反面教師に恵まれたことに、神を呪った。 アスカ『はい、ブラック」ニコッ
シンジ「アスカは、砂糖2つね。洞木さん、早めに帰して正解だったね」
コーヒーの香ばしい香りが部屋に漂い始めると、ムクリと日向と、青葉が起きてきた。
日向「や、やぁ。シンジ君、アスカ。お、おはよう・・・」
青葉「おはよっ。つか、やっちまったな、相変わらず・・・」
シンジ「おはようございます。コーヒー、いかがですか」
日向・青葉「「ありがとう。ふぅぅ〜」」
シンジ『アスカ、ミサトさんの部屋覗いてきてよ」
アスカ「エッ、イヤだなぁ。仕方ないかぁぁぁ」
シンジ「どぉ?」
アスカ「3人とも、何とか息はしてるようね。ほっときゃそのうち起きてくるでしょ。ったく」
日向「あ、そうだ。まだ見てないだろ、昨日の写真?ほら」
日向は、そう言ってスマホで撮った写真を見せてくれた。そこには、満面の笑顔のアスカとシンジが写っていた。
青葉『時々頼まれて式場で演奏したりするけど、こんなに幸せそうな顔は、初めてだな。良かったな、シンジ君、アスカ」
シンジ・アスカ「「えへへ」」カァー///
日向から転送して貰った写真をシンジとアスカはスマホの待ち受け画面に設定し、思わず顔を赤くした。
そしてほどなくしてコーヒーを飲み終えた日向と青葉が、金屏風を抱えて、帰って行った。 アスカの部屋を覗くと、レイがバツ悪そうに項垂れていた。
アスカは、レイのために紅茶を入れ、無言で差し出した。すると
レイ「弐号機パイロット、碇くんを幸せにしなさいよ!」涙声で、言葉を発した。
アスカ「まかせなさい!」その一言を言い残し、静かに部屋を出た。
シンジは、胸が詰まるような思いで、アスカとレイを見ていた。
シンジ(綾波、ありがとう!アスカ、ありがとう!)
たった1枚の紙ッ切れだけど、たった1日のことだけど、一気に大人になっちゃたんだね、アスカ。
おしまい。
シンジ「………アスカきみどうしちゃったの?」 お粗末さまでした。
後半は、なんだか駆け足になっちゃって、読みづらかったかもしれませんね。
でも、何とか、完走できました、w(けっこう無理矢理終わらせた感じもあるけど。。。)
5年ぶりなモンで、大目に見てください。
それから>>1
スレかしてくれて、ありがと!
駄文、読んでくれた人たち、ありがと!
また、どこで読んでください。 >>63
ありがとうです。
加持のことや、シンジ・アスカの癖のことや、結婚式などのイベントのこと、
シンジが積極的になった理由や
アスカが「アンタ、バカぁ?」「・・・感謝しなさい」などを言わなくなった理由など
いろいろとネタ元になることを放り込んでいたんだけど、こちらの時間的都合で書けなくなってしまいました。。。
そこらは、また書く機会があった時にチェレンジしてみようと思います。(また5年後だったりして) クイーン オブ プリケツのアスカ
さ、アスカちゃん撫で回してあげるからお尻こっちに向けてね…♪ アスカちゃーん俺様とキスしようぜ〜w
思いっきりベロチューなw
むしろその先までやっちゃおうぜーw
…アスカちゃん腕力では絶対に男には勝てないよねw 実際シンジも情けないよな
されるがままじゃなくたまにはやりかえせよ
シンジ「オラッ!!このメンヘラが!!」ボゴォ
アスカ「ヒィ!!お許しくださいィ!!!!」(土下座) タイマンはろうぜ〜
エヴァの女キャラみてるとどいつもこいつもはっ倒したくなるわ
所詮腕力では劣るのに何イキがってんの?という具合に
ミサトとかもそう あんな攻撃的な皮肉屋俺なら毒吐いた瞬間にボコボコにしてるね
顔面にグー入れちゃうね まずは、アスカのシナリオで行きます。
アスカのメインカラーは赤なので、マリオっぽく行きましょうかね?
まず、マリオっぽく、回生の祠を出て、頑張りゲージをフルに使って走っていきまして、
思いっきり崖から飛び降りてみます。
♪スーパーマリオブラザーズの地上面の音楽を口ずさむ♪
式波・アスカ・ラングレー
「ヒューン!! ドンッ! んぐっ!きゃぁ〜〜〜!」
GAME OVER ♪ジャ〜ン チャンチャ〜ン♪←ブレス オブ ザ・ワイルドのゲームオーバーの音楽
流石に、アスカだってあんな所から落ちれば一発で死にましたね…。 ミサトさんなんであんなに強かったの?
TVじゃ普通の人だったよね アスカちゃんが優しくないのが悪いんだよ
シンジに迫られたらちゃんと体も心も許しなさい 始まりのシーカースカイツリーの降り方すらわからず、立ちすくみそうになるアスカ。
勇気を振り絞って縁から飛び降りた!
ああ〜〜〜!!
アスカが落ちる〜っ!!
ヒューン!! ドンッ!
ああ、もうだめだ!アスカが高い所から落ちて死んじゃった!
地面に叩きつけられ、ぐったりとなって力尽きるアスカの悲惨な姿を見て、
がっかりするリンクであった。
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