本日に入り、新燃岳付近で低周波地震の増加がみられています。
 火山性微動の振幅は、次第に小さくなっていますが、依然継続しています


 本日実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あ
たり500トンと昨日(15日、1日あたり11000トン)と比べて急減
しています。
 なお、九州大学より、新燃岳の南西側斜面の数箇所で新たな噴気が上がっ
ているのを確認したとの情報提供がありましたが、本日は天候不良のため、
確認できませんでした。 
 
 地殻変動観測では、新燃岳の明瞭な山体膨張を示す傾斜変動は認められま
せん。

 また、硫黄山の南西3km付近で、10月6日以降、地震が時々増加して
おり、13日の16時から22時にかけて一時的に多い状態となりました。
その後は少ない状態で経過しています。
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20171016165938.html

ガス放出急減てどういうこと